FFT
アラズラムが「デュライ白書」を元に書いたもの。
読めば獅子戦争の謎を解き明かすことができるはず、とは言われている。
この書物でアラズラムはラムザの名誉回復を主張している。
ゲームシステムとしてはいわゆる「レポート」。
そして上記の通り、ラムザの時代のものではなく客観的に見る場所である。
- 記録:「イベント」
ストーリーなど一度見たものが保存され、タイトルを選べば再生できる。 - 人物:「人物事典」
Chapterが進むごとに内容が変わっていき、イベントなどで登場人物が増える。
一部の人物には年齢も表記してあり、月が進む度に歳を取ったり享年が書いてある。
更に固定ユニットがどうなったのかの追記も加わり、戦死・解雇・逃亡・失踪ですべて文章が異なる。 - 仕事:「儲け話の話」
結果報告の際に聞ける話や設定などが記載されている。
きちんとクリアできたものしか載らない上に、全種保存される訳でもない。 - 秘境:「見つけた秘境」
儲け話の「報酬」の一つとして見つかる秘境一覧。 - 財宝:「見つけた財宝」
儲け話の「報酬」の一つとして見つかる財宝一覧。
サウンドノベルを入手した際は、ここから選んでプレイできる。
財宝でないゲルモニーク聖典や聖石もここにある。
後は「殺害数」や「戦死者数」もブレイブストーリーを開いただけで確認できる。
いずれも、クリスタルか宝箱になった段階でカウントされる。
じっくり見ると思ったより時間がかかるのは、他シリーズのレポートと同じ。
好きなイベントを繰り返し見たりサウンドノベルばかりやったりと、なかなか楽しい。
仕事・秘境・財宝は全て揃うと横に☆がつく。
- 記録:イベントのシーン再現は、ロード時間がちょいとかかるのが難点。
ストーリー上で「死んだ」と思わせたキャラが人物事典では普通に歳をとっており、
「実は生きていた」という先の展開のネタバレにもなったりする。
典型的な例はエルムドア。
実は「記録」に劇中で使われていないムービーシーンがある。『聖石に群がる者ども』がそれ。
ある意味、タクティクスオウガから継承した一番の遺産*1。
これによってTでポッと出だったイヴァリース世界に骨太な設定が肉付けされ、以後のイヴァリース大陸作品の骨格を成した。
FFT(PSP版)
追加キャラ・イベントも当然掲載されるのだが、何故かバルフレア絡みの項目は妙な位置での改行が多い。
共同戦線に「ブレイブストーリー」というミッションがある。
10連戦という長丁場の戦いであり、多くの固有キャラが敵として登場する。
最終戦で待ち受けるのはディリータ(ホーリーナイト)とバルマウフラ(ソーサラー)。
3戦目にたまねぎ剣士5体が登場するが、彼らはアビリティをセットしている。
味方でもその仕様で良かっただろうに、と思う人もいるかもしれない。
敵構成
- 一戦目
黄チョコボ×3・黒チョコボ×3・赤チョコボ×2・クラウド・ルッソ - 二戦目
アイテム士×4・話術士×4・ムスタディオ・バルフレア - 三戦目(たまねぎファイブ)
セクレト×2・コカトリス×2・プレイグ・上記のたまねぎ剣士(ただし、それぞれ戦技・ジャンプ・アイテム・引き出す・踊るのアビリティ持ち) - 四戦目
ナイト(アンデッド)×3・モルボルグレート×5・キュクレイン・サーペンタリウス - 五戦目(北天騎士団)
竜騎士×6・アルガス・ガフガリオン・ザルバッグ・ダイスダーグ - 六戦目
時魔道士×2・陰陽士・オルランドゥ・アグリアス・アルマ・オヴェリア・マラーク・ラファ・オーラン - 七戦目
アルケオデーモン×6・エルムドア・セリア・レディ・ザルバッグ(転生) - 八戦目(ライオネル聖印騎士団)
ヒュドラ×2・ハイドラ×2・ティアマット×2・ブレモンダ・アーレス・ベイオウーフ・レーゼ・ - 九戦目(神殿騎士団)
時魔道士×2・ヴォルマルフ・ローファル・ウィーグラフ・クレティアン・バルク・イズルード・メリアドール・ザルモゥ - 十戦目
暗黒騎士♀×8・バルマウフラ・ディリータ