作曲家、サウンドクリエイター。
FFT、FFTA、FF12、FFTA2を手がける。
FFTの「BGMききたい」でドン引いた人もいたりいなかったり。
12の中ではパンネロをかなり気に入っているらしくパーティ必須メンバーにしているとか。
もちろん予約特典のカードでダウンロードできる楽曲の中にも…。
- ちなみにTではデバッグ他もやらされていたらしい。
- 作曲だけに留まらず、サウンドプログラマー、サウンドドライバの開発者などとしても活躍している。
以前はクエストという会社(現在はゲームソフト開発事業から撤退)で、
岩田氏と共に名作「オウガ」シリーズの音楽を担当しており、
一筋縄ではいかない重厚なストーリーを支えていた。
キャッチーと言うよりはいぶし銀のオーケストラサウンドに定評があり、ファンの信頼を集めている。
原作者である松野氏の移籍に伴い旧スクウェアに入社した。
「BGMききたい」における暴走はクエスト時代、既にサウンドトラックのライナーノーツで始まっていた。
ちなみに、よく名字の表記を間違えられる。
- タクティクスオウガやFFTのサウンドテストでのハジケっぷりや、インタビュー等での言動をみると、
重厚なサウンドとは裏腹に、当人はお茶目で遊び心ある人物のようだ。 - 12のインタビューでは良く「パンネロたん」と言っている。
ベイグラントストーリー制作後に退職。
有限会社ベイシスケイプを設立し、ゲームからアニメまで幅広く、音楽製作全般に関わり続けている。
「タクティクスオウガ」だけで無理矢理比較すると
重厚さとテンポの岩田氏、宗教色と盛り上げの崎元氏といったところか?
12のOPデモに於けるファイナルファンタジーのアレンジが高く評価されている。
何気にDQ6、SFC版DQ3の編曲なども手掛けている。
どちらもサウンドプログラマーとして打ち込んでおり、そのためか両方ともSFCにしてはクオリティが高い。
DQとFFという、2大国民的RPG両方に開発スタッフとして関わった事のある数少ない人物である。
仕事の幅が非常に広く、RPGの他にもシューティング等も多く手掛けており、
「レイディアントシルバーガン」のサウンドなどが名高い。
- FFやオウガ、シルバーガン、戦ヴァルといったような有名作品から、
一般にはあまり認知されてないようなマイナー作品、果てはエロゲー・BLゲーまで、とにかく幅が広い。 - 2007年より「ロミオ×ジュリエット」や「ドルアーガの塔」などのテレビアニメのBGMも手がけている。
- 一時期2chで大流行となったオプーナのサウンドを出がけたのは彼(とベイシスケイプの作曲家達)である。
- STGといえば蒼穹紅蓮隊も評価が高いね。突撃秋嵩君!
松野氏がいうには「(崎元氏の)趣味が乗馬というのは出来過ぎ」らしいのだがどういう意味なんだろうか。
- 「彼の曲から想像される人物像と、合致しすぎている」ってことじゃ。
管とかオケを多様するとことか、クラシカルだし。 - 崎元氏のTwitterを見ればその意味が分かるはず。
光田康典氏とは友人の間柄で、両者の曲調は結構似たりよったりしたものがあり
似てるどころかそっくりなメロディの曲もあったり……。
- そんなに似てるかな?
崎元氏の荘厳な曲調と光田氏の幻想的な曲調は方向性としてはかなり異なるように思えるが。- 光田さんが全BGM担当したゲームに『ソーマブリンガー』というものがあるんだが、
そっちのほうの曲名は避けるけど、その曲と崎元さんの(FF12の)ラバナスタの曲がよく似てるのよ。 - 補足するとこの二人は過去に共演していて、結構溶け合っていた。
- 同じゲームでは溶け合って当然では?
植松・浜渦・仲野の三氏合作のFF10も溶け合ってたし。
特に植松氏と浜渦氏の作風は大きく異なるにも関わらず。 - 漫画家等の物を作る仕事の人間の間では
「アイディアは電波で宇宙から受信する」という都市伝説があるらしい。
- 光田さんが全BGM担当したゲームに『ソーマブリンガー』というものがあるんだが、
デビュー作は88年に発売された同人シューティングゲーム「REVOLTER」で、岩田匡治氏との共作。
崎元氏自らサウンドドライバの開発まで行い、同人レベルを遥かに超えたクオリティで岩田氏と共に注目された。
本人曰く明るい曲の方が得意だとのこと。
- 好きに作るとダークな方向に行ってしまうらしい。
曲名は適当に付けており(病名辞典で開いて見たものとか)、実際にそのまま使われて驚いたらしい。
ダジャレも海外ではそのまま訳されてしまっていたりしたので、
最近はディレクター等に曲名を任せているようだ。
植松氏同様大のテクノサウンド好き。
YMO(イエローマジックオーケストラ)のファンであり、かつては「YmoH.S.」というスコアネームを使用していた。
ゲーム誌インタビューなどでも「偶にはテクノ系の曲も書きたい」と漏らしている。
2004年の「グラディウスV」では久々にテクノ系の楽曲を手掛けてファンを驚かせた。
ベイグラントストーリーでは効果音担当の矢島氏との思惑が合わず、
クリエイターとして根っこの部分でかなり激しい対立があったという。
この一件以降は、曲と効果音の兼ね合いについても考慮するようになる。
FF12で再び矢島氏と共同になるが、お互いが曲と効果音のバランスを考えた結果よくかみ合ったという。
インスタントコーヒーの溶けきってない部分をじゃりじゃりと噛むのが好きらしい。