ストーリー/【スコールの演説】

Last-modified: 2023-08-23 (水) 09:56:44

FF8

ガルバディアガーデンとの交戦時満身創痍だったバラムガーデン側が、最後の賭けに出ることにした時に、
それを伝えるためとスコールが指揮官として生徒たちに勇気を与える為にした校内放送。
以下The Oathがバックに流れながら全文。
 

『…こちらはスコールだ』
『…みんな、けがの具合はどうだ?戦いに疲れて立っているのも辛いかもしれないな…』
『…でも聞いてくれ。勝利のチャンスの為に力を貸してくれ』
『俺たちはこれから最後の戦いに向かう。敵の攻撃部隊がやってくる前にこっちから敵陣に乗り込む』
『そのために、このガーデンをむこうにぶつけることにしたんだ』
『でかい衝撃に耐えられる準備をしといてくれ。まわりに年少クラスの子がいたらよろしく頼む』
『道が開いたらアーヴァインキスティスゼルセルフィが先発隊として行動する』
『まだ力の残っている生徒は先発隊をサポートして欲しい』
SeeD魔女を倒すために作られたそうだ。ガーデンはSeeDを育てる為に作られた。』
『だから、これはガーデンの本当の戦いなんだ』
『キツくていやになるような戦いだ。…でも後悔はしたくない。みんなにも悔いを残して欲しくはない!』
『だから、みんなの残っている力、全部、俺に貸してくれ!』
 

某ガンダムとかの総帥のような圧倒的威厳に充ち溢れた演説じゃなくてまだ青さが抜けきれないながらも、皆を労り奮起させようとした、他人と関わることすら億劫だったスコールの成長を感じる名シーンである。
この後ニーダが思いっきりガーデンを相手ガーデンにぶつけるのだが、崖にしがみ付いているリノアはどうすんだ?、などと考えてはいけない。
…まあ大丈夫だろう空こそ飛べないが、G.F.ジャンクションしてるんだから圧倒的怪力位あるはずだし、そもそもリノアの力基礎値は全キャラ中トップなんだから。

  • スコールが成長したな、と感じる名シーン。以前の彼だったら、この様に味方を鼓舞することなど、到底不可能だっただろう。

このときとはえらい違いである。

  • 「マイク切れよ!」は、演説に表れるスコールの成長振りを示すための前フリと言えるだろう。