FF7 
FF7本編の5年前の出来事。
ここでは、英雄とまで言われた最強のソルジャー・セフィロスとその一行(ザックス、クラウド他数名の神羅兵)が魔晄炉の調査のためニブルヘイムを訪れた事に端を発する一連の事件を指す。
ニブルヘイム魔晄炉の異常動作、また凶暴なモンスターが発生している原因の調査及び解決が、本来の目的の任務となるはずであった。しかし魔晄炉にて己の出生の秘密に疑問を持ったセフィロスは、自身がモンスター同然の存在ではないかと錯乱し、ニブルヘイムの神羅屋敷に篭った後、人類への憎しみに駆られてニブルヘイムを焼き払い、彼が母とするジェノバを求めて魔晄炉を目指す。
- 「普通のソルジャーって、あんたは違うのか?」
ザックスの何気ない疑問をトリガーに、英雄セフィロスは自分自身に疑念を抱き暴走してしまう。
彼のその一言さえなければこの事件は無かったかも知れないが、
今回のモンスター発生原因の調査という任務、原因は当然神羅側は判っていたはずであり、ただモンスターを倒して魔晄炉を整備するだけというこの任務に、わざわざセフィロスを出向かせたあたり、下記の予測の件は寧ろ仕組んだ事とも取れる。- なお、ザックスの一言がなければとは…というのも事実ではあるが、セフィロスはこの直前「お前たち普通のソルジャーは~」と自分は普通のソルジャーではないと言わんばかりの発言をしているので疑問を口にしたザックスを責めるのも酷な話である。
ただひたすら間が悪かったとしか言いようがない。- 本人に他意はなかったのだろうが、英雄と称えられるほどの並外れた実力を持つ者ゆえに無意識の高慢さが滲み出てしまっがゆえのセリフと言えるのかもしれない。
- クラウドの回想視点での戦闘をクラウドからザックスに置き換えた場合、道中のモンスターはザックスが手も足も出ないほど強かった事になるのでセフィロスを派遣したというのも特に不思議ではない。
- なお、ザックスの一言がなければとは…というのも事実ではあるが、セフィロスはこの直前「お前たち普通のソルジャーは~」と自分は普通のソルジャーではないと言わんばかりの発言をしているので疑問を口にしたザックスを責めるのも酷な話である。
セフィロスは追ってきたティファパパやティファ、ザックスを返り討ちにするが、クラウドからは思わぬ反撃を食らい、魔晄炉に落とされ絶命。
しかしセフィロスはそれから本編に至る五年間、ジェノバの力にて北の大空洞で再生の日を待っていた。
この事件の後、セフィロスの攻撃によって瀕死にあったザックスやクラウド、またかろうじて息のあった
ニブルヘイム住人達などは、口封じを兼ねセフィロス・コピー計画と称した人体実験のサンプルにされてしまう。
(ティファと彼女の師であるザンガンは運良く難を逃れた。というのもザンガンはティファの治療のためにすぐに彼女を連れてミッドガルへと足を向けたので、神羅にその存在を気づかれなかったからである。)
これはFF7のストーリー上、一番鍵となる事件でクラウド、ティファ、ザックスの運命が変わった日、狂わされた日と言える。
- 間接的にはこの事件によりザックスと永別する事になったエアリスもまた運命を狂わされた被害者と言える。
事件後の神羅、特に宝条の対応の早さなどから、「実は宝条は事件のことを予測していたのでは」ともアルティマニアにて記述されている。真相は定かではない。
BCなど7の関連作品でもこの事件は語られているが、本編での真相と微妙に食い違っている点があり、(クラウドの瞳、ニブル山の吊り橋からの落下、ライフストリームに落ちるセフィロス等)そこが今後のCompilation作品の伏線となっていくのではないかと思われている。
- ACC以降、しばらくコンピに動きはないとのことなので、違いは作品ごとの「仕様」で終わるのではないだろうか。
- 一応CCFF7でこの件の真相が明かされた事になってはいるが……。
ニブルヘイム事件ってのはニブルヘイム魔晄炉の作業員が突如消えた事件のことを指す。
セフィロスの暴走はまた別。
- 「ニブルヘイム魔晄炉の作業員が突如消えた事件」は、BC以降の設定では?
本編ではセフィロスは
「今回の任務は老朽化した魔晄炉の調査だ。異常動作を起こしているうえに凶暴な動物が発生している。そいつらを始末しつつ原因を見つけ出し、排除する」
としか言ってないようだが。 - CCでは、魔晄炉勤務者消息不明・モンスターの異常発生、
ホランダーの物と思われるポッド型の装置が見つかったための調査、となっている。 - BCでは、初めて建設された魔晄炉で老朽化してるから床でも抜けたんじゃね?とか言いつつ魔晄炉勤務者消息不明についてタークスが調査へ向かうものの、ドラゴンやらモンスターが異常発生していて調査続行不可能なため、ドラゴン一撃でぶった切っちゃってたセフィロスとかが調査に向かうことになった。
- ちなみにBCでは行方不明云々の「ニブルヘイム事件」は9/21、ニブル炎上が10/1。
完全に余談だがこの事件の最中でもヴィンセントは屋敷の地下で眠っていたことになる。
バッチリ熟睡していたようで事件からその後の神羅の工作も含めて何も知らないようだ。
- 「私が眠っている間にこんな事があったのか…」と発言する。