ストーリー/【ヒルダガルデ1号でのやりとり】

Last-modified: 2022-07-11 (月) 01:49:23

FF9

Disc3の中盤、忘れ去られた大陸へ向かう途中、
ヒルダガルデ1号機で交わされるやりとり。
以下、全文

ジタン:おい、クジャは本当に信用できるのか?
黒魔道士:……
(繰り返し)
ジタン:おい!何とか言えよ!
黒魔道士:……
ゾーン:何を聞いてもムダでおじゃるよ
ソーン:我々の命令以外には反応しないでごじゃる
ジタン:て、てめえら……!!ブラネの次はクジャの手先になったのか!?
ゾーン:人聞きの悪いことを言うでおじゃる!
ソーン:こっちが悪者みたいな言われ方でごじゃる!
ゾーン:あ、余計なことは考えない方がいいでおじゃるよ
ソーン:仲間の命は保証できないでごじゃる
ジタン:くっ……!
(ゾーン&ソーン、揃ってウヒヒヒの仕草)
ゾーン:そもそもこの黒魔道士どもは戦争のために作られた道具でおじゃる
ソーン:兵器として完成した黒のワルツどもは強い自我を持っていたでごじゃるが……
    ここにいる奴らは、命令に従うこと以外には
    そう大した自我というものを持ってないでごじゃる
ゾーン:それにコイツら量産型は用済みになると動かなくなるように造られているでおじゃる
ソーン:こんな奴らは戦争以外に使い道がないでごじゃるからな
ゾーン:そのクセ、コイツらは道具のクセに、命に対する執着心があるようでおじゃるな
ソーン:こっけいな話でごじゃる!所詮、道具は道具にしか過ぎないでごじゃる!
ジタン:……おまえたちだってそんなに差はないと思うぜ
ソーン:今、何と言ったでごじゃるか!
ゾーン:聞き捨てならないでおじゃる!
ジタン:黒魔道士たちに心が無いというのなら、
    自分たちのハッキリした意志のないおまえたちも
    そんなに大差ないってことさ
    何か間違ったことを言ったか?
ゾーン:いずれそのへらず口をきけないようにしてやるでおじゃる!
ソーン:後悔してからでは遅いでごじゃるよ!
ジタン:ま、とにかくオレたちは目的地に着くまで一休みさせてもらうとするぜ
    (操縦する黒魔道士に向き直り)くれぐれも安全運転で頼むぜ


仲間の命を握っているのをいいことに好き放題に黒魔道士を蔑むゾーンとソーン
ここでのゾーンとソーンの言動に殺意を抱いた人は多いはず。

  • 同時にジタンGJと思った人も多いはず。
  • また、この時にゾーンとソーンはうっかりと現在へつらっているクジャを罵った事にもなる。
    阿諛追従していた相手の元から遠ざかると、自分が知らず知らずにその相手を罵った事にも気づかないのが滑稽だが…
  • ジタンにも指摘されたとおり、「所詮、道具は道具にしか過ぎない」という言葉が自身らにそのまま返ってきているのもまた哀れ。結局、彼らは最期まで(さらには死してなお)道具として利用されるわけで…。