ストーリー/【勇者の物語】

Last-modified: 2020-05-09 (土) 15:16:15

FF9

ピナックルロックスにて、ラムウガーネット(ダガー)を試すため、
物語の断片(発端、協力、沈黙、人間、英雄)を集めて正しい順番に並べ替えさせた。
この中には一つだけ必要のない断片が存在するが、
今までの順番があっていれば最後の選択肢はどちらでも話が進む。
  
話の中に出てくる固有名詞を見ればわかるが、
FF2のヨーゼフ加入から彼の死までのエピソードが元ネタとなっている。


「帝国の城に潜入するために女神のベルが必要」という点が原作と異なる。
原作はカシュオーン城に入るために必要になる。


サブイベントではないにもかかわらず、イベントそのものを無視して進むことも可能。
弊害や支障は殆ど無いので、2周目以降やタイムアタックでは往々にしてスルーされる傾向にある。


イベントをこなすか諦めるかで、ガーネットのセリフが少しだけ変化する。


実際、元になったFF2でもネリーにヨーゼフの死を伝えないまま物語を進行させることは可能。
どちらにしてもネリーは帰らない父をずっと待ち続けるということは無く、ヒルダの侍女として勤めることになる。
おそらく最終的には報告を確実に受けているであろうヒルダが伝えた可能性はある。
おそらくこの物語の「ネリー」も第三者から父の死を告げられる可能性はあり、そして自分の足で立ち直っていくのだろう。


発端

昔、三十三の小国が帝国と争った頃。
町で娘とふたり暮らしをしていたヨーゼフという男に、反乱軍の小隊が助けを求めた。
小隊に恩のあったヨーゼフは快く引き受け一同は雪原の洞窟を目指した。

協力

帝国の城に潜入するため"女神のベル"を探していた小隊は、 
ヨーゼフの助けのおかげで、雪原の洞窟の奥でアダマンタイマイを倒し、
ベルの入手に成功する。

沈黙

その帰り、一同は裏切り者ボーゲンの罠にはまるが、ヨーゼフの犠牲により脱する。
だが、町に戻った小隊は、父の帰りを信じて待つヨーゼフの娘ネリーに、
何も語らず黙って去ったという。

人間

後世の歴史家は分析する。
落石を、裏切り者の罠とした彼らの報告は、あやまちを隠す偽り。
娘に黙って去った行動が、彼らの後ろめたい立場を示す。
英雄もまた、人であったことを表す話、と。

英雄

後世の歴史家は分析する。
落石が裏切り者の罠だとしても、娘が親を失ったことに変わりはない。
故に言葉でなく死にむくいる行動で語ろうとした、後の英雄をうかがわせる話、と。