ストーリー/【天道士ラファを護れ!】

Last-modified: 2024-04-09 (火) 12:14:59

FFT

リオファネス城屋上でのイベントバトルの勝利条件。
聖石を狙って襲ってきたエルムドア侯爵と配下のアサシン達からラファを守る。
3人の敵ユニットのうち1人でも倒せばクリアだが、ラファが戦闘不能になるとゲームオーバーである。


このマップの難度の高さは敵ユニット3人の能力の高さもあるが
何よりもラファが空気読まずに敵に突っ込んでいくせいである。
同じく高難度を誇るウィーグラフ戦に次ぐ連戦なので
初プレイ時はセーブを上書きしてしまい、地獄を見たプレイヤーも多い。


忍者にジョブチェンジできるユニットが1人でもいれば短期決戦を狙えるが
パーティーが育っていなかったり、アサシン達の装備品を盗もうとすると途端に難度があがる。
長期戦に備える場合は仕手対策の装備を用意し、「腕を狙う」などでラファを後退させよう。

  • 普通に来た場合、(ラファに)スピードで勝るジョブがシーフしかいないなんてこともざら。
    当然仕手の存在など知る由もなく、初回プレイではこちらが誰一人動けない間にラファ死亡。
    次のプレイで全員シーフで挑むもアサシン2人の猛攻の前に轟沈 。
    • バレッタとカチューシャは密猟でも手に入る。「難しいからこそやりたいのだ!」という主義でなければ、そっちの方が遥かに楽である。

高低差が激しいため、突入経路が限定されるのも難度を上げている。テレポがひときわ輝く場面である。

  • 急いで屋根に上がってきた、という状況を表すユニット配置で戦闘が始まるが、無計画では味方が渋滞を起こし、戦闘どころではなくなってしまう。
    装備はSpeedを優先し、移動はテレポにするとかなりラクになる。
    …用意してればな。

この手の救出系マップの中で唯一「護れ!」という表記が使われている。
(他に例外としては「王女オヴェリアを死守せよ」がある)
「護る」という言葉は「守る」に比べてより大事なものに対して使われていた表現であり(ただしやや古い書き方で現在はあまり使われないが)、
また救出系マップで「!」が使われている唯一の例でもある。
この戦闘の直前、ラムザは城内を走りながら

「アルマ! ラファーっ!!」

と叫びながら探している。
ラファの名前を呼んだのは妹より後だが、その妹に対してよりも力強く叫んでいるっぽいあたりを見ると、
ラムザにとってラファもアルマと同じように「護る」べき対象……なのかも知れない。

  • 「妹キャラ」という点で、ラムザは反射的に「護ってあげなきゃ」と思ったのかも。
    実は臆病だったりするし(まあ、パラメータ的な話だが)、それなのに無茶をするしで、なおさら心配だったのでは。
    アルマはラファと違って身を隠すとかして危機をやり過ごす手段を選びそうだし、心配の度合いがアルマ<ラファになったんだろう。
  • ティータのトラウマはラムザにも深く刻まれてるだろうからな。妹に弱い、と言うのはその辺も大きいと思われる。
  • 敵の城内に単身で突入したのだから心配して当然。アルマは人質なのである程度の身の保証はされているし。

ちなみにラムザが誘惑され、自らの手でラファにとどめを刺してしまうこともしばしば。
自分の手で殺っといて「ラファー!」と叫ぶ様はなんか滑稽…
とも思えるが、正気に戻ったら自分の手が護るべき者の血で染まっていた…という光景は絶望以外の何者でもない。

  • 零式にはそんなイベントがある。実に悲痛な叫びである。

FFT(PSP版)

ここに限った話ではないが、救出系マップの勝利条件がすべて「◯◯を救助せよ」に統一されており、このマップも「天道士ラファを救助せよ」となっている。
ゲーム的には特に変わらないのだが、「王女オヴェリアを死守せよ」共々個性がなくなってしまったといえる……かも知れない。


モブハンター(ルッソ)がここでアルテマラーニング可能。
ただし上記にあるように敵が強力な上に敗北条件もあり、中々使ってくれないと非常に厳しい。
バレッタとカチューシャも同時に欲張ると大変な苦行になる。
アルテマの使い勝手はお察しなので、どうしてもというのでなければ無理をせずに後々ランベリー城で狙った方が遥かに楽。