ストーリー/【祈り子との対面】

Last-modified: 2021-09-10 (金) 17:32:59

FF10

ベベルでマイカ消滅イベントを経て、バハムートの祈り子との対話が終了した後、各寺院の祈り子の間に入れるようになる。
そこで、祈り子の生前の姿を拝みつつ、祈り子の語りを聴くことが出来る。
内容は、『シン』の実態からティーダの行方など様々だが、
どれも重要な話なので、強制イベントではないが一通り聴いておきたい。
以下全文


ヴァルファーレの祈り子
「すべての『シン』は呪い、願うの。わが身を呪って、消えたいと願うの……。
みずからの滅びを夢見て、『シン』はわたしたちを見守っている。
荒ぶる『シン』に残された、人の時代の、かすかな思い……
エボン=ジュから、解放してあげて……。『シン』となった祈り子を……」

イフリートの祈り子
「先の『シン』はザナルカンドの海を泳いだ。夢の世界が『シン』をいやしたのかもしれぬ……。
おまえの父は、その『シン』に触れたのだ。一夜で真実となり、スピラの海に現れた。
しかし、彼は今、悲劇の螺旋にとらわれ、『シン』と化して、さまよっている……」

イクシオンの祈り子
「われらは長らく忘れていた……。前に進むということを……。
そなたのおかげで、思い出した……。
そうだ、われらは走らねばならぬ……。ゆこう、同じ夢を見る友よ……。
そなたを乗せて夢の終わりへと走ろう……」

シヴァの祈り子
「夢が終わればおまえも消える……。スピラの海に、空に、とけていくだろう……。
でも、なげかないでおくれ……。でも、おこらないでおくれ……。
われらとて、元は人だから……夢を見ずにはいられない……。
あらたなる夢の世界に海を作ろう……。おまえが泳ぐ、海を作ろう……」

ようじんぼうの祈り子
「そなたははかない夢なれど、スピラの真実に触れた夢……。
スピラは真実を忘れない。真実を救った者を忘れない……。
走りつづけるひたむきな夢よ……。
夢の終わりを越えて真実となれ……。」

メーガス三姉妹の祈り子
「あたしたちは、なぜ気がつかなかった……。夢を終わらせること……。
なぜスピラに留まろうとしたのだろう……。
長い時の中であたしたちは忘れていた……。
前に進むことを忘れ……変わることを忘れていた……」
  
アニマの話はこちらとなっている。


対面すると宝箱のスフィアなどが手に入るが
インターナショナル版では、思わぬ妨害が入る寺院もあるので話しかけるのに一苦労する。

  • ビサイド寺院のイベントは、インターナショナル版とリマスター版ではほぼ見る事は無いと思われる。ビサイド村に入る直前でヘレティック・ヴァルファーレとの強制バトルとなる上、ストーリークリア前の状態ではとてもではないが、歯が立つ相手ではない。ラスボス戦前に七曜の武器を最終段階まで強化したキャラと、オートフェニックスがついた装備が必要なのだが、マイカが消滅した時点での進行度でこれらの装備を整えるのは相当な労力を必要とする上、そこまでしてビサイド寺院の祈り子の間に辿り着いたところで努力にまるで見合わないアイテムと裏話↑しか聞けない。ダーク召喚獣のシステムがいかにユーザーにとって悪影響をもたらしているかが分かる。
  • 一苦労どころの話ではない。