FF13
第6章でのヴァニラの台詞。
ノーチラスへ向かう船に乗りに、船着き場についたサッズとヴァニラだったが、おりしも降り出した大雨に、二人は慌ててプラットフォームに駆け込み、雨宿りを始める。
そこでの会話で、改めてサッズが下界を憎んでいること、そして、サッズやドッジ(おそらくは他のルシたちをも)巻き込んでしまった自分の責任を痛感するヴァニラ。
サッズ:「考えてみりゃあパージが始まったのは ドッジが下界のファルシを見つけちまったせいかもな」
ヴァニラ:「違うよ 悪いのは全部……」
サッズ:「そうだな 下界から来たバカどもだ」
ヴァニラ、雨の中に飛び出す
サッズ:「風邪引くぜ?」
ヴァニラ:「引かないよ!」
「……バカだもん」
もちろんサッズはヴァニラが下界からきたことも、エウリーデの事故の発端であることも知らない。しかし、プレイヤーはおおかた勘付いていただろう。だからこそ、ヴァニラが雨に涙を隠した意味も察することができる。
自分がバカであることを認め、まるで贖罪のように雨にぬれる彼女の姿に、キュンときた男性プレイヤーも多かったのでは?
下界のルシ(サッズの言うところのバカ)、バカは風邪を引かない。
なかなか上手くかけてある。
しかし切ない。