FF4
ファブール攻防戦の終了間際、セシルに対するゴルベーザの一言。
「ほう そんなに このおんながだいじか。
ならば このおんなは あずかっていこう。
おまえとは ぜひ また あいたい。
その やくそくの あかしとしてな。
ゆくぞ カイン!」
このあとローザはまるでアイテムを拾うかのようにしてゴルにさらわれる。
それにしてもゴル兄は本当にセシルとまた会いたかったのか。「またあいたい」との言葉とは裏腹に、
- 死の水先案内人を刺客に送る(一応アンデッドは暗黒騎士の天敵)
- カメをバロン王に成りすませている。
- 厄介だからってセシルたちに磁力の洞窟まで土のクリスタルを取りにいかせる
(これは裏切り者の案だが)。 - 人質もいるから楽にクリスタルを渡してもらえるだろうに、
わざわざ強敵揃い(特にDS版)のゾットの塔を登らせる。
などと、どう見てもセシルとまた会う前に始末する気満々にしか見えない気がする。 - 単なるリップサービス。
- 実は挑発。
- お前とはぜひまた会いたい(ゲス顔)
小説版では舌の根も乾かぬうちに、ファブールからバロンに向かうセシル達の船を赤い翼で襲撃しようとしている
- リヴァイアサンのおかげで(一応)助かるのだが。
「暗黒騎士のままで再び相まみえるとしたら、その頃には暗黒に精神を蝕まれて廃人と化しているだろう」という意味もあったのかもしれない。
幸か不幸か船がリヴァイアサンに襲われ、セシルはミシディアに流れ着き、そして試練の山でパラディンとなる事で光の道を歩み、己の身の破滅から免れる事ができたが、あのままローザをさらわれた怒りを胸に、バロンに予定通り辿りついていたらどうなっていた事だろうか。