FF4
暗黒騎士時代は
「僕は暗黒騎士、君とは…」
と恋人でありながらローザとは結ばれない運命であると心のどこかで思っていたようだ。
パラディンになり蟠りがとけ、失いかけて初めて自分の素直な気持ちに気づいたのだろう。
こういった台詞の対称性をさりげなく置くところがいい。
- ちなみにDS版では「だが…、今の僕は…。」に変更されています。暗黒騎士である事だけでなく、自分の所業など色々鑑みた上でローザと結ばれる資格はないと思ったのでしょう。
- それに伴ってか試練の山のセリフも「暗黒騎士を倒す」から「過去の僕自身を倒す」になっている。
- 両想いでありながら結ばれない。もしもカインがこの辺りにつけ込んだらローザと恋人同士になれる可能性も皆無ではなかった(かもしれない)のに、2人の想いを知っているが故に自分の恋心の一切を胸に秘めておいた。いじらしい男だぜ、カイン。
- いじらしいわりにこんなことを声に出してしまい、当人を困惑させてもいる。隙の多い男。
初プレイ当時、セシルのローザへの愛の告白に等しいこのセリフにはドキドキものだったなぁ。
- ちなみにDS版では、「いなくなってわかった、僕はきみが…」になっている。
こんな状況になるまで自分の気持ちに気付かなかったり(ローザを大切だとは思っていた様だが)、愛のフライパン事件と言い、セシルは何気に鈍感王なのだろうか。
- 周りの人の反応はこんな感じ↓
ギルバート「君の大事な人らしいね…。愛する人を…失ってはいけない。」
ゴルベーザ「そんなにこの女が大事かならばこの女は(ry
二人とも初対面である。ローザへの思いは態度には表れているようだ。- ついでにパロムもセシルとテラの会話を聞いて「きっと恋人だぜ!」と言い当てている。
- リディア(セシルも… あの人がすごく大切なんだ…)
- さらにミシディアの長老も「そなたの大事な人じゃな?」。どうもセシルは口調だか表情だかにローザへの想いが現れまくっているらしい。
- 20thアルティマニアキャラクター編では「誠実だが恋愛には不得手」と書いてあった。
- 美形・性格良し・地位が高いと3拍子揃っていれば、モテないわけがないのに勿体無い。
プレイボーイで名高い某砂漠の王様や某盗賊が聞いたら何と言うだろうか。- 某青い風来坊も入れてもらおうか…
- デッシュはなんだかんだ言ってサリーナさん一筋だからそれは言い過ぎでは?
- 某青い風来坊も入れてもらおうか…
いなくなって初めて大切さがわかる、というのはよく聞く話である。
後のFF8でもスコールが同じような体験をする。