セリフ/【この ワシを たおせるとでも おもっているのか!】

Last-modified: 2016-09-22 (木) 10:27:58

FFUSA

このゲームのラスボスであるダークキングザッシュとのマップ上における最初で最後の会話。
ダークキングは最後の城でザッシュと対面するまでは物語の途中で姿を見せたりすることなどは一切なく
FF5などに見られる「一方その頃…」のようなシーンもないため、姿形などは最後まで謎に包まれている。
倒しても辞世の句も断末魔の叫びも残さずに爆発するため、苦労して到達・退治したのに何か物足りない。

「おまえが ダークキングかっ!
「いかにも。
 おまえも このワシに ひざまづくのだ……
「だれがおまえなんかにっ!
 このせかいを じぶんのものに しようなんて
 ゆるさねえぞ!
「ふん よげんのゆうしゃだと? おもいあがるのも
 ほどほどにしろ。
 しょせんは ただの にんげん。
 この ワシを たおせるとでも おもっているのか!


ザッシュの自分に対する無礼な態度に即逆ギレしたダークキングが返した言葉が
(ただの人間ごときが)「この ワシを たおせるとでも おもっているのか!」
といういかにもこれから倒される悪役の吐きそうなよくある台詞だったといったところである。
ある意味ではお手本通りの古き良きラスボス(悪役)とも言えるだろう。


このやり取りからザッシュはダークキングの姿すら知らない完全な初対面であることがわかるが
ダークキングがザッシュ】のことを知っていたかどうかは微妙なところである。
四天王を全滅させられ、今まで散々邪魔されてきたことには一切触れていない点や
「いかにも(ワシがダークキングだが貴様は何者だ?)」と言っているようにも取れる点から
「自分の邪魔をしてる誰かがいる」程度にしか認識していなかったようにも思えるが
こちらが名乗ってもいないのに「よげんのゆうしゃだと?」と言ってる辺り
やはりこちらが何者なのかは知っていたのかもしれない。