FF12
FF12序盤、ヴァンがバルフレアにあんた誰だと聞いた際のバルの回答。
素直に受け取ればFF10のアーロンの名セリフ「これはお前の物語だ」に対応して
アウトローであるバルフレアのキャラクターを語ってるんだろうが
効果的な演出として好意的に受け取れば主人公様の空気っぷりに対する皮肉とも思われる。
そして、終盤にてその言葉通りの行動に出るのであった。
本来このセリフは味のある「脇役」が口にするからこそ意味が出てくるのであって、
本当にそのまんまではストーリーに批判が出るのも仕方のないところである。
とまあ、皆の反感を買っているこの台詞だが。本来の意味としては「この騒ぎの首謀者は俺だ」。
つまりお宝を盗みに来て泥棒騒ぎを起こした張本人だとカッコつけて言っているだけである。
問題はこの後のシナリオがこの台詞通りに進む事だが…。
- バルフレアの気障なところ何かが良く出ているセリフだと思う。
FF12RW
流石にヴァンが主人公をするようになったので言わなくなったが、
一時的にバルフレアと敵対していた時に、
ヴァンが「ムチャクチャだろ!主人公がこんなことするのかよ!」と叫ぶ。
FFT(PSP版)
「俺を誰だと思ってる?この物語の主人公だぜ。」
登場時のイベントでこのセリフを言っている。
- ただしこの後すぐに「…と言いたいところだが今回ばかりは~」と言っている。
- そして本作でもそのセリフにたがわず、本家キャラを差し置いてとんでもない事に。
こんな事を言われたラムザがどう思ったのかは不明。
- ラムザ的には「親友の妹を殺してしまった挙句実家を捨て放浪、
その後何とか立ち直り自分の信念に従って行動していたら
何故か異端者認定をうけ社会的に抹殺される。
しかも化物に妹を攫われ、最後の最後には…」な物語なので
代わってくれるなら代わってくれ、という感じではなかろうか。
DDFF
ヴァンの同キャラ戦のエンカウントボイスが…
「主人公はこの俺だ!」
と、明らかにこのセリフを意識したものになっている。
またチュートリアルでバルフレアとフランが登場するが、
初っ端の初っ端でバルフレアが本台詞を口にする(正確には「主人公だ」)。
フランに「解説だけの主人公……新しいわね」と突っ込まれるのはご愛嬌か。
DFFOO
「この物語の主人公さ。」
バルフレアのキャライベ「空の義賊」にて一行が出会い話し掛けられ放った第一声。
この後クラウドから皮肉を込めて主人公と呼ばれる。
FFB
FF25thイベントにて、バルフレアがモーグリの酒場で仲間にできるようになった際
「オレを誰だと思ってる?
この物語の主人公だぜ。」
と言う。
また他にも「主人公は絶対に死なないのさ。」という台詞がある。