セリフ/【そして私は永遠の闇】

Last-modified: 2022-02-18 (金) 00:05:43

FF9

FF9のラスボス永遠の闇の自己紹介。
ストーリーを堪能し、手に汗握り、遂にトランス・クジャの撃破に至った多くのプレイヤーを混乱の渦に叩き落した、FF史に名を残すセリフ。
この自己紹介の直後にジタンが「だ、誰だ!?」と思わず聞き返しているが、いきなり出て来て「私は(ry」とか言われてもついていけないのは当然だ。「史上最高のポッと出ラスボス」と呼ばれるのは伊達ではない。

ジタン「う、うう…」
ジタン「クリスタルは……?
    みんなは……?」
ジタン「……ここは……どこなんだ?」
 
     ここはおまえたちの世界とは別の次元、
         そして私は永遠の闇……
 
ジタン「だ、誰だ!?」


隠しボスなどであればこちらも勝手に想像して楽しめるセリフだが、
ストーリーのクライマックスでぽっと出のボスに言われても…というセリフ。
この後に出自を語ってくれたりすれば(それでも言い訳くさくはあるが)、ここまでネタにはならなかったろうに…

  • 聞いてもいないのに、ついでのように「そして私は」と自己紹介を始めるのが余計にネタくささを増してる気がする
      ジタン「ここはどこなんだ?」
      永遠の闇「ここはおまえたちの世界とは別の次元…」
      ジタン「誰だ!?」
      永遠の闇「私は永遠の闇……」
    みたいな流れだったら大分ネタ臭は薄れると思う
  • 「永遠の闇」という一般名詞的な名前のせいで、「私は永遠の闇」がまさか名前を名乗っているとは思いにくいのもあるかもしれない。いきなり「そして私は永遠の闇」とか言われても、本当になんのこっちゃである

「ここはおまえたちの世界とは別の次元、 そして私は永遠の闇……」
「恐怖は、生きるものがこの世に生を授かったときから」
「それらすべての心の中に、例外なく存在している」
「増大した死の恐怖を止めることはできない」
「救うことができるのは、すべての破壊でしかない」
「私は、誰かが答えを導き出すのを待っていた」
「答えが出た以上、この世界をこのままにしてはおけない」
「無に還れ……」
「逆らうことはない」
「それが生きるすべてのものの願い……」

話を乱暴に要約すると
「どうせ死ぬのに苦しみながら生きてたって意味ないじゃん。だったら最初から生まれて来なければ楽になれるよ」
と言った内容。FF6のラスボス演説にも通じるものがある。


ネオエクスデス、アルティミシア、ゼロムスと違って「そして」がついているのもネタの要因のような気がする。
ex)「そして私はネオエクスデス」・「そして私はアルティミシア」・「そして我が名はゼロムス」

  • すべての記憶 すべてのそんざい すべての次元を消し
    そして わたしは ネオエクスデス
  • そもそもジタンは「ここがどこか」を聞いているだけであり、「お前は誰だ」は声が聞こえてから聞いた。
    自分のことを聞かれてもいないのに自己紹介しだす辺りがネタになる原因かと思われる。「そして」はその象徴とも言えよう。