FF8
キスティスの悩みを聞いていたスコールが言った言葉。
いろいろと悩み、気弱になっていたキスティスを冷淡に突き放す言葉としてトゥリープFCを震撼させた。
そんな冷めていた彼も物語の後半では好きな人のために剣を振り回したりします。
ちなみにミサイル発射場へリノアとゼルを行かせた場合、ガーデンでスコ-ルとキスティスの会話イベントが発生。
「私に悩みを話してみない?それとも、壁にでも話す?」と、キスティスは悩むスコールに当時の彼の言葉を引用してくる。
キスティスにはよほど胸に残る言葉であったのだろう。
さらにDisc3では、意識のなくなったリノアに対してスコールが(これじゃあ、壁に話してるのと同じだ。)とモノローグでいう場面もみられる。
こうしたさりげない伏線がFF8の魅力なのかもしれない。
- プレイヤーの印象にもかなり残る言葉だったとは思う。
- ミサイル発射場にリノアを入れる人は少ないだろうから、意外とレアかも?
- ↑初回プレイで偶然見た、戦力バランスと当時の好みでたまたまそうなったんだが…
でもこれ見ちゃうとリノアにガーデン案内イベント見れないんだよね。
FF8はホントサブイベント多すぎ… - 俺はガーデン行きパーティにキスティス入れてたけど、ゼルもいたから知らなかった。
- >これじゃあ、壁に話してるのと同じだ
このセリフは「俺はリノアに何もしてやれないのか!」「俺はあんたの声が聞きたい」といった想いの発露の末に出た言葉であり、「だったら壁に~」と同じ項目で語っていいのかわからないほど性格の違うセリフである。- 他人を思いやれないスコールが吐き捨てた言葉と、他人を思いやりたいスコールが吐露した言葉がともに「壁に話す」であったのは無関係ではない。
同じ言葉をまるで性格の違うものとして繰り返したのはやはり意図的なものだろうし、これを伏線としてスコールの成長を描いたと捉えたほうが自然だろう。
- 他人を思いやれないスコールが吐き捨てた言葉と、他人を思いやりたいスコールが吐露した言葉がともに「壁に話す」であったのは無関係ではない。
キスティスだけではなく、プレイヤーにも大打撃を与えた。
だがここでやめないでほしい、そんなスコールが心を開いていくのも8の魅力の一つだから。
- ただし、このときのキスティスはこう言われてもしょうがない体たらくだったとも言える。
わざわざ真夜中に引っ張り出されて、いきなり迂遠な愚痴を聞かされたら誰だってイラっとくるんじゃないかな。 - スコールの人情味の無さを強調するセリフとして扱われることが多いが、それまでのスコールの背景を考えるとこのような一言が出てしまうのは致し方ないと考えるのが自然。
確かに言葉の刺は鋭いが、本人も決して余裕のある状況ではなかったと思う。
結果言葉のインパクトだけが一人歩きしたので、深くゲームに関わったかそうでないかの炙り出しとして機能することも。 - 実際に壁に向かってボソボソ話しているキスティスを想像して吹いたプレイヤーもいる(俺とか)。
- 病んでる系統のイメージしか湧かねぇw
- メンタルへ!
- 病んでる系統のイメージしか湧かねぇw
現実で使った場合、間違いなく相手のハートをエンドして人間関係がブレクガされるひどい台詞である。
- くっ…
- 現在(2020年)ではむしろ、近くの人に対しても、壁の方向を向いて(何らかの機械経由で)話すことが推奨される可能性も…?
(店などでも席やテーブルを壁の方向に向けて設置しているケースがあるらしいので、ありえなくはないだろう…)
スコールの立場に立って考えてみれば日中はSeeD試験として生死をかけた戦闘をし、夜はパーティーともうクタクタで早く休みたいところに好きでもないむしろ避けたい教師の、しかも校務でもない個人的な愚痴をわざわざ訓練所を通った先で聞かされるハメになったんだから、早く切り上げてとっとと寝たいという気持ちは分からなくもない。
- それでも秘密の場所まで行って、愚痴を耳にするだけ耳にするスコールはかわいいと思う。
- 校内でもFCができるほど人気のある美貌の女教師に呼び出されてプライベートな愚痴を聞かされてこれを言えるスコールは寧ろ大物だと思う。
- 別に美貌の女教師でも呼び出されてプライベートな愚痴聞かされて喜ぶ奴は少ないと思う。美人ならなんでも許されるのはその手のフィクションだけ。
- ちなみにこの日のキスティスもスコールと似たようなスケジュールを教官としてこなしており、さらに教官資格剥奪というダメージを受けながら、スコールほど疲れた描写がないのは、超人か?
- サイファーとの決闘から始まった濃密過ぎる一日の後で普段より苛立っていたとしても不思議はない。
ちなみに就寝後の翌朝には早くも初任務の命令が下ることになる。
FFファンの間では『チラシの裏にでも書いてろ』的な使われ方をされる。
- 現実のカードゲームにおける俗称のソリティア(対戦相手に何の対抗もさせず自分の都合だけでゲームを進めること。長時間である場合が多い)をする者に対して『壁とやってろ』などど揶揄されることがあるがこのセリフが発端である事は想像に難くない。
>キスティスにはよほど胸に残る言葉であったのだろう。
FF大全集によれば、キスティスが心を許せる相手はスコールだけだったらしい。
それだけにショックが大きくて、記憶に残ったのだろう。
- スコールだけって、シュウは駄目なのか…
- あの時間帯はシュウは仕事中だったのかも。それかやはりリノアへの対抗心か。
- キスティスは幼少期のつながりを感じる相手にしか心開けないんだろ。もう一人のサイファーはあんな感じだから無理だろうし。
スコール「申し訳ないが息の臭い教官はNG」
「他人の不満や不安・・・そんなこと聞かされても何も言うことはできない
ただ聞いてくれているだけでいい、ぶちまけたいとかそんなのなら誰に話すでもなく壁にでも話してろ
自分のことは自分でどうにかするしかないだろ?」
というスコールの心境と後の「俺は他人の荷物は持ちたくない」という発言から、「一人でやってろ」とあきれるような様子が伺える
まあもちろんこの後のスコールにはこのころの面影は…
スコールは無愛想ではあるが、明らかな罵倒や攻撃的発言を表立って口に出す事は少ない。
そういう意味でもこの台詞の特異性は際立っている。よほどウンザリしたのかもしれないが、キスティスが教官でなくなった事を知らされた直後のコレなので、取り方によっては所謂お礼参りというか、これまで内心溜めていたキスティスへの鬱積を晴らす意趣返しの意図が篭もっているようにも思える。
相手が教師の立場であるが故に今まで言いたくても言えなかった不満がかなり募っていたのかもしれない。
- キスティスは教師になってたかだか1年程度、その間にそんな鬱憤がたまったとは思えないので、本当に鬱陶しかっただけなんだろう。
「えばりんぼだったキスティ」と言ってるので、教師になる前から鬱憤はあったのかもしれないが。 - Seedどころか教官にまでなった人間が命令という言葉を使ってまで私情に付き合わせたことに呆れたんじゃないかな。
- いろいろ言われているが教官も生徒もどっちも低レベルだ。サイファーという究極のドキュンがいるおかげであまり強く感じないだけで。
- もっとも本作の主要人物の多くは壁に話すしかない(一般人には聞かせられない)内容の話ばかりのため彼の言っていることもこの世界の中では違和感は少ない正論ではある。
- 忘れないでいて欲しいのがキスティス先生はまだ青春真っ盛りの18歳、プライベートをカードに全て捧げてきたろくな男性経験も無いバリバリのピュアな乙女なのだ。相手の性格や状態を考慮できず、明らかに滑るだろう「慰めて~あわよくばほだされて~」サインを出しに行くなど男の機微が理解できていないところは寧ろ奥手な女性でありながら勢いに任せて暴走しているのである。流れから考えてもスコールの反応は当然だし、キスティスの年相応の行動だったと言えるので、セリフ含めて青春劇の一幕として自然なやり取りだったともいえる。
- スコールが年上で立場も対等以上なら受け止めてくれたんだろうけど、どっちも下だったしなあ……
スコールとキスティスの関係を表す際に、姉と弟というキーワードが何度か本編中やアルティマニアの中に出てくる。
酷い言葉を投げかける相手というのは、心理学的には依存状態にあるらしい。
この2人が擬似姉弟であるとしたら、このセリフは鬱陶しい姉に対する非常に反抗期らしいの弟の態度のようにも見える。
「あんたたちはどこまで本気なんだ?」(ただのクライアントである頃のリノアに)
「俺は今の自分のことで精一杯なんだ!俺を、俺を巻き込むな!」(記憶がないせいで他人だと思っている頃のエルオーネに)
等、スコールのこの手の行動は「そこそこ心許せる他人」に表れる傾向がある。
本気で鬱陶しい、聞きたくない場合はこっちの反応に代表される「反応を返さない、聞きもしない、徹底無視、一言も発しない」という反応が出やすい。F.Hの村長ともガルバディア軍が来るまでは言い争いはしなかった。
- 教官として、先輩として信頼していたキスティスがこんな程度の低い(スコール的に)悩みをぶちまけてきた為「お前、教官ならもっとしっかりしろよ!」的な感情だったのだろう。
関連項目→壁に話す必要のある人達
FC版FF3では「まどうしハイン」を倒した直後に次のようなやりとりがある。
かべから こえがした・・・・
「・・・・ありがとう・・・・せんしたちよ・・・・
『なんだ いまのは!? かべがしゃべったぜ。
しゃべっているのは壁=ダンジョン(ハインの城)=生きている森の「長老の木」である。
FF14
パッチ5.xシリーズにおけるレイドコンテンツ「希望の園エデン」の登場人物、ガイアにこれのオマージュ台詞がある(「話し相手が欲しいなら、壁にでも話してなさいよ!」)。
また、後ほど元ネタ同様に当人が「これじゃ壁に話してるのと同じ」と自身に対して引用するシーンも。
同コンテンツに満載されたFF8リスペクト要素のひとつである。
DFF
スコールのWIN時のセリフのひとつに「壁とでも話しているんだな」がある。
- バトルTIPSにてパンネロが「あなたこそ壁にでも話してれば?」と
スコールの紹介で発言していました。 - "他人と関わりたくなく、あまりにも鬱陶しく思ったので口をついた台詞"から、
"実力で相手を倒した後、余裕を見せたような台詞"という状況の変化を経ており、
印象がずいぶん変わるもんだなあと思った。
端的にいうとこっちはかなり格好いい。 - 負けた言い訳なんざ聞かないぜ、的な意味なんだろうか。
- 『負け犬と語り合う趣味はない』って感じかな
- ガブラス「負け犬にも意地はあるのだ」
他のメンバーに言ったときの反応想像すると…
- バッツは真に受けて実際に壁に話しそうだ。ただそれは皮肉でも何でもなく
彼の性格上素でやっただけだけどそれを見たスコールが「…俺が悪かった」なんて事に。- バッツ「壁でも話せばわかることってあるんだよなぁ」
- フリオニール「俺は以前城の壁に話したことがある」
- セシル「デモンズウォールって喋れるの?」
ヴァン「無理無理、おっかないから壊しちゃったぜ」 - クラウド「興味ないね」
- エクスデス「話すら聞かんというか!」
- ジタン「オレは壁に話しかけられたことならあるぜ?」
- ゴルベ-ザ「いいですとも!」
ストーリーモードで壁と話すのはスコールではなく、彼女である。
壁に激突させて,フィニッシュさせた後にこのセリフを聞くと、とても気持ちいい。
このセリフのせいで、某動画サイトや二次創作ではスコール=壁の人という印象が根付いている。
もっとも実際に彼は壁と話したことはなく(似たような経験ならしたことがある。詳しくは上の8の項目参照)、
決してそのような趣味や能力があるわけではない点に注意。
良くも悪くもスコールのネタの代表格。
アルティマニアでスコールの攻撃アビリティや戦略が紹介されているページにおいて、「CPU戦では壁越しにブラスティングゾーンを当てるのが有効」と紹介されている。
壁越しに攻撃できるアビリティは他に多数存在し、スコールに限らず複数キャラ共通の戦略とも言えるのだが、これをわざわざスコールのページに入れているのは狙ってのことだろうか。
ちなみに実際にこの戦術を実行すると、壁に向って「これでどうだ!」と叫ぶスコール君が見れます。
DFFAC
スコールのC.Lv11で開放されるシンボルチャットとして「壁にでも話してろよ」が登場。
「拒否する」よりも煽り度が高い。多用は相手に不快感を抱くのでやめておいた方がいい。
- Ver1.012までのスコールは壁に激突させる性能が全キャラトップクラス。
チャット・実力ともに壁キャラであった。壁にでも話してろよ(物理)。- 問題ない。壁にでも行けるぞ(壁激突)
FFRK
「FINAL FANTASY Record Keeper オリジナル・サウンドトラック vol.2」でこちらの台詞が紹介されている。