概要・視聴覚室
ほぼ憎しみのみで動いているが、武人的な一面も。
【視聴覚室】
ガブラスのエンカウントボイス集。
そんなに犬扱いしなくても……。
- 原作で一度でも「野良犬」と称してしまったのが運のつき。
やたら獅子好きにされたスコールと扱いが大違いだ。
早見表
対戦相手 | 台詞 | |
---|---|---|
WoL | 掛 | 漆黒の刃、照らしてみせろ |
受 | 日のあたる場所へ来ないのか? | |
ガーランド | 掛 | 憎しみこそ、力となる |
受 | 弱き心を、鎧でつつむか | |
フリオニール | 掛 | 夢など、しょせんは幻だ |
受 | 守るべきものをかけて! | |
皇帝 | 掛 | 貴様に玉座は似合わんな |
受 | 降伏すれば見逃してやろう! | |
オニオンナイト | 掛 | 守りたいものほど、守れぬものだ |
受 | ずいぶん珍しい武器だね? | |
暗闇の雲 | 掛 | 立ち込める雲を晴らそう |
受 | 噛み付く相手を間違えたな | |
セシル | 掛 | なぜお前は、闇を抱えて戦える |
受 | 僕と、同じ苦しみを? | |
ゴルベーザ | 掛 | お前の罪、私が裁こう |
受 | 憎しみにとらわれるな… | |
バッツ | 掛 | 私の剣を、受け止めてみろ |
受 | 悲しみは、終わりにしようぜ | |
エクスデス | 掛 | 見せてみろ。無の力とやらを |
受 | 裁きをくだすのは私だ | |
ティナ | 掛 | 御せぬ力など、無意味だ |
受 | 悲しい宿命を背負ってるの? | |
ケフカ | 掛 | 義を持たぬ者になど、負けぬ |
受 | しょせん負け犬でしょう? | |
クラウド | 掛 | 貴様ごときが戦士を名乗るな! |
受 | 断ち切りたい過去があるのか? | |
セフィロス | 掛 | それほどまでに世界が憎いか |
受 | 傷を増やすのが望みか? | |
スコール | 掛 | 孤高を気取るなど、笑わせる |
受 | はぐれ者同士、か | |
アルティミシア | 掛 | 私にまやかしは通じんぞ |
受 | 過去に忘れ物があるの? | |
ジタン | 掛 | 場違いな者がいるようだな |
受 | 俺も裁かれちゃう? | |
クジャ | 掛 | 遠慮は無用だ。来い! |
受 | 僕に尻尾は振らないのかい? | |
ティーダ | 掛 | 力なき者に未来はない |
受 | その頭、重くないんッスか? | |
ジェクト | 掛 | 血の繋がりは、疎ましいものだ |
受 | それ、暑苦しくねえか? | |
シャントット | 掛 | 高いのは、気位だけではないな |
受 | わたくしは誰にも裁かれませんわ | |
ガブラス | 互 | 人は、過去から逃れられぬ |
カオス | 掛 | 混沌とて、俺の憎しみは消せぬ |
受 | 過去に囚われた哀れな犬よ |
対戦相手
ウォーリア・オブ・ライト
「漆黒の刃、照らしてみせろ」
「照らせるものなら照らしてみろ」と言う皮肉だろうか?
- 実は救いを求めているのかも…しれない。
- イメージ的に「無理だろうがな」という皮肉だろう。多分。
フリオニール
「夢など、しょせんは幻だ」
故郷をなくしてたりと境遇は近いと思うのだが何故これほどメンタル面に差が。
- フリオニールには守るべき義理の家族や、皇帝を倒して世界を解放すると言う目標があったわけだが、ガブラスには絶望しか残らなかったからとか。
あと、ガブラスはとても繊細で真面目な性格なのかも。- いかん、そうだとするとすごい萌える
本編では彼の夢(目的)は何一つ叶っていないので、こう思っても無理はない…。
ネガティブ全開。こんなこと言ってるからコスモス様に召喚してもらえなかったんだろうか。
コスモス勢にも 深く悩むのとか、悲観的なのとか、迷ってるのとかいるけど、
少なくとも夢や希望を否定せずに前に進んでいるから。
オニオンナイト
「守りたいものほど、守れぬものだ」
元は空中要塞バハムートでバッシュに向かって言った台詞。
「黙れ! 俺はすべてを奪われた! 故郷を捨てた貴様を許せん。残る思いはそれだけだっ!
守りたいものほど守れはしないーー違うか、バッシュ!」
玉葱「エリアのことかーーーーっ!!!」
- DFF的にはティナのことだろう。
Distant Gloryでも
「守るべきものほど守れずに失うものだ。いつかおまえは絶望しすべてがむなしくなるだろう」
と言ってくる。
…相当絶望に染まってるな、こりゃ。
セシル・ハーヴィ
「なぜお前は、闇を抱えて戦える」
意外と似た者同士。ガブラスは闇を抱えながら戦えてるセシルが羨ましいのかもしれない。
- これが一番「素」のガブラスが出ている気がしなくもない。
- ↑似た者同士だからかは分からんが、DFFUTガブラス編の予告にはセシルが出演している。
答え:自分自身と戦うこと。
- でも、ガブラスが自分と戦っても
「人は過去から逃れられぬ」
と、後ろ向きなことしか言わない。 - セシルは剣を収めて耐え抜いたことで勝利したが、こいつは全力で自分を殺しにかかりそうだ…。
- セシルの場合、自分自身と戦う前にパパが色々やってくれたからな…。
バッツ・クラウザー
「私の剣を、受け止めてみろ」
さむらい「しらはどり」
ナイト「まもり」
- ジタンと言いバッツと言いティーダと言い、ガブラスは軽い人間がお嫌いな様子。要はその明るさが羨ましいんだろう。
- メガネ外すとまるで別人な女の子がこう言うタイプな気がする、実は憧れてるけど~っていう
ティナ・ブランフォード
「御せぬ力など、無意味だ」
破魔石のことか?
アルケイディア帝国の者は得体の知れない力には否定的ですしね。
シドも「オキューリアの石など馬鹿力だけでろくに制御できん出来損ない」と言ってるし。
まあ、ギースは手を出して自滅してしまったが…。
トランスで暴走したりするティナに対しての苦言だろうね。
自分に対しての考えもあるかもしれないが。
クラウド・ストライフ
「貴様ごときが戦士を名乗るな!」
クラウドに恨みでもあるのだろうか…。
- 同族嫌悪じゃなかろうか。もしくは嫉妬から来る暴言。
でも、まあ、単純に考えれば「(一般兵の)貴様ごときが戦士(ソルジャー)を名乗るな!」ってことでは……
戦う理由すらわからない奴に戦士の資格はないということかも。
ガブラスは絶望に染まってるけど目的自体はしっかり持っていたし。
外民から実力でジャッジマスターまで登りつめたガブラスと
結局ロクに成果も出せぬまま実験材料にされてしまったクラウド…。
スコール・レオンハート
「孤高を気取るなど、笑わせる」
仲間をなくして独りになった身としては、仲間がいるのに(仲間のためとはいえ)一人になろうと
するスコールは耐えがたいんだろう。
こんなことを言われるスコールがEDで「また『共に』任務を果たすのもいいかもな」と仲間との絆を認めるシーンを見ると感慨深い。
ジタン・トライバル
「場違いな者がいるようだな」
戦士ではなく盗賊だからか?
- まあ結構お調子者だからね…っていったらバッツもそうか。
元ネタは原作での場違いな空賊さん達だろうか。賊つながりで。
ティーダ
「力なき者に未来はない」
元はリドルアナ大灯台で復讐の念を振り切ったアーシェに向かって言った台詞。
「力なき者に未来はない。何物も守れはしない」
- コスモスにも「傍観者に未来はない。何物も守れはしない」って言ってる。
なぜティーダに対してこう言ったのかイマイチよくわからないが……
おそらく「何物(彼の場合ならば召喚士も世界も)も守れはしない」という意味なのだろうか。
それとも「その頭、重くないんスか?」といったティーダに対し、「(この兜の重さに耐えられないほど)力なきものに未来はない」という意味だろうか。
(まあ、最も戦闘開始時は兜はしてないけど)
- 原作で最後に消滅する=未来がない、ってのと関連づけたとか。うーん。
- 未来はない、だから親父を乗り越えて早く一人前になれよっていうガブラスなりの激励なのかも。
- 「頭が重い」って兜のことなのか?
ガーランド
「憎しみこそ、力となる」
原作ガーランドも、世界を導くはずの地水火風の力によって憎しみを増幅させ、カオスとして世界に君臨した。
こんな憎しみ至上主義的なこと言ってるからカオスに召喚されたんだな、きっと。
皇帝
「貴様に玉座は似合わんな」
ラーサーと比較してのことだろうか
グラミス皇帝の事かと思われる。
思えば故国を滅ぼした帝国の皇帝に見出されてその国の重鎮になったガブラスは、レオンハルトと似たような境遇ですね。
ヴェインと比較しても皇帝に玉座は似合わんだろう。
暗闇の雲
「立ち込める雲を晴らそう」
ひたすらネガティブなガブラスのエンカウントボイスの中、これだけがポジティブな気がする。
- 相手が「暗闇の雲」だから単純に「お前に勝つ」くらいの意味かと。
ゴルベーザ
「お前の罪、私が裁こう」
ちなみにゴルベーザは同キャラ対戦で「私を裁くのは私だ」と言っている。
珍しく後ろ向きでないエンカウントボイス。
- だがこいつはバルフレアから裁判官というより処刑人と評価される(笑)
- それはガブラス個人というよりジャッジそのものに対する評価。
ちなみに実質的な役割は他にも皇族護衛官・軍人・裏工作諸々などがある。 - 本来的には、「罰を与える事」は裁きでも何でもない。むしろ裁判官が自分で罰を与えるのは本来よくない。
「裁く」の意味を根本的にはき違えているのは、確かにガブラスだけに限らないが。
- それはガブラス個人というよりジャッジそのものに対する評価。
エクスデス
「見せてみろ。無の力とやらを」
しかしエクスデス自身も「無とはいったい……」だったりする。
というか「御せない力は無意味」ではなかったのか?
- 嫌味だろ。「見せられるものなら見せてみろ。無理だろうけどな」的な。
- 無意味、ということは真に無ということか。真の無ってどういうことだ?ウゴゴっ
- 「御せぬ力でなにができるというのだ」っ感じで嘲笑してるんじゃない?
ティナの場合生まれ持った力に振り回されるから苦言になって、エクスデスの場合、自分から力を欲してるから嫌みになったんだろ。
ケフカ・パラッツォ
「義を持たぬ者になど、負けぬ」
完全に誇りをなくしたわけではないと解るセリフ。
- 「私は義によって立っているからな!」
- ガトーーーー!w
- 「剣にも盾にもなれん奴が」byドクターシド
セフィロス
「それほどまでに世界が憎いか」
セフィロスの返事は「傷を増やすのが望みか?」
…地雷多すぎだろうこの男。
世界が憎いのはあんたもだろう。
クラウドへの執着で動いている感のある最近のセフィロスだが、これはFF7当時のセフィロスを思い出させてくれる、気がする。
アルティミシア
「私にまやかしは通じんぞ」
リドルアナ灯台での事は忘れたらしい。
- 自身も壮大なまやかしの実行犯だったわけだが。
まやかし的なことをミシア様してたっけ?と思ったけど、コスモスに変身してましたね、この人。
クジャ
「遠慮は無用だ。来い!」
クジャが遠慮なんかしてくれるわけはないと思うが…。
- (その程度で全力か?)遠慮は無用だ、という挑発ではないかと。
- いや、クジャは能書きをたれることが多いので、それを指摘しているのではないか?
ジェクト
「血の繋がりは、疎ましいものだ」
原作ラストでは和解したように見えたんだけど…。
- ラーサーのことを引き受けたことに礼を言っただけであって
蟠りは解けてないのか。- 色々と中途半端な男だから兄のことを憎みきれもしなかったけど
完全に許しも出来なかったんだろう。きっと。- 憎しみも愛情も全てひっくるめて自分達を束縛する「疎ましい」ものなのだろう。
- エンカウントボイスで息子とその父親に似たようなことを言われてるし、
きっと気に障ったのだろう。
- 色々と中途半端な男だから兄のことを憎みきれもしなかったけど
シャントット
「高いのは、気位だけではないな」
いや。手合わせしたから解ってるだろう強いってことは。
- 別に二戦目以降って決まっているわけでもないけどね。
- DFF本編でのコスモスの回想で、
「傍観者に未来は無い」→「力尽くで奪い取るものですわ」→「高いのは気位だけではないな?」→
バトル→負け→復活→絶望→DistantGlory、の流れかもしれない。
ガブラス(同キャラ戦)
「人は、過去から逃れられぬ」
リドルアナ大灯台でレダスとアーシェに言った台詞が元。
「どれだけあがこうが 人は過去から逃れられん
この男(レダス)がそれを証明しているではないか!
さあ 過去に誓った復讐を遂げるがいい! それが死者たちの願いだ!」
フリオやオニオン、ティーダへのエンカウントボイスもそうだが「自分に言ってるのか?」と思う。
- ガブラスの場合は、「もう一人の自分」とも言える存在がいるし、彼が最も憎んでいるのはその人本人だし。
「自分自身を超えてやる!」という旨のエンカウントボイスを言うフリオニールやセシルに比べて、彼はつくづく後ろ向きだな~と思った。
まあ、そんなガブラスだから仕方ないけど。
FF4の試練の山を勧めてやりたい。
- 至極ごもっとも。
- 「言葉は不要!」とか言いつつ一刀両断しにいくガブラスしか思い浮かばない。
頼むからそんときゃセシルかゴル兄か聖竜騎士になったカインの誰かアドバイスしてやって。
私はガブラス好きなんだよぉ。後ろ向き全開だけど根はいい奴だし
- 「言葉は不要!」とか言いつつ一刀両断しにいくガブラスしか思い浮かばない。
カオス
「混沌とて、俺の憎しみは消せぬ」
後ろ向き全開なエンカウントボイスである。
- てゆーかDFFのガブラスが憎しみの塊になった原因は混沌(カオス)そのものだったりする…
(ガブラスが絶望したのは、戦いに勝っても負けても巻き戻されて無意味になることを知ったから)。 - こんな悪役ヅラの神様に召喚された時点で何か怪しいって思うべきなよーな…。
カオスのせいで絶望に染まったガブラスの最後の意地。
憎いなら憎いなりに、それを混沌をも越える力に変えようとしている。
一人称が『俺』となっている。他のエンカウントボイスでは『私』。
感情的になって素が出たんだろうか?
ちなみにDFFのガブラスのストーリーモードでは『俺』。FF12はどうだったか…。
- 12でも「俺」と「私」の二つがある。
公私の使い分けというか、感情の高ぶりで素が出る時は「俺」。
ゼロムスとタメをはれる憎しみの塊である。