FF7
バレット「無理じゃねえ! 見ろ! これは何に見える?」
クラウド「何のへんてつもないワイヤーだ」
バレット「そうかよ? オレには金色に輝く希望の糸に見えるぜ」
ティファ「そうね、エアリスを救うために残された道は、これだけだもんね」
クラウド「よくわからないたとえだったがバレット、あんたの気持ちはわかった」
プレート断面での台詞。
本人は格好良く例えたつもりだろうが、クラウドの最後の台詞まで読むと何故か笑える会話に思える。
「蜘蛛の糸」と例えると悲観的だが、金色の希望の糸とはなかなかメルヘンな思考回路を持っているようだ。
- 有名な途中下車のネタも彼が考え出した。どうやら我々も知らないバレットの裏側があるようだ。
上記の台詞ではそんなメルヘン思考とクラウドの現実思考が対照的である。
尤も、これに限らずバレットの台詞には色んな意味で空回りしているものが幾つかある。
- クラウドも「あんたの気持ちはわかった」って言ってくれてるから、何となく仲良くなれつつあるんじゃないかな?
ピザに例えたり、途中で投げ出す事を比喩したりとバレットは中々の詩人である。
リメイクにおいてもそんな彼の純粋な側面は残していって欲しいものである。
- リメイクではかなり切迫した状況でバレットも余裕がなかった為かこのセリフはなかった。
近所の人達も仲間達も全員死んでしまうという状況でこんなのんきなセリフを口にするのは流石にあり得ないと判断したのだろうか。- 切迫した状況とか関係なく、そもそもリメイクでは神羅ビルへの侵入方法がワイヤーガンに変更されているんだから、このセリフがあろうはずもない。