セリフ/【コマンドミス! ダガーは集中できない!】

Last-modified: 2021-07-30 (金) 17:07:20

FF9

FF9である程度まで物語を進めるとダガー
所謂うつ状態で精神的苦痛とか悩みとかショックとかで声が出なくなるという事態に陥る。
このときに戦闘をするとこのメッセージとともに行動がキャンセルされることがある。
物語を進める以外に治す方法がないので、そこらへんのステータス異常よりたちが悪い。
唯一の利点はドッペルゲンガーにコピーされないことくらいか。
声が出ないので呪文詠唱を失敗したりするのは理解できるが、
通常攻撃やアイテム使用まで失敗するのは納得できない。
さらにこの時、勝利ポーズをもとらない。
というより彼女自体、ポーズをとらない時期多すぎだと思う。

  • とは言うものの、目の前で母親が死んだり、目の前で自分の国が大破壊に遭ったりと、
    そんなことが立て続けに起これば精神的苦痛どころか異常をきたしたって全くおかしくはないと思う。
    むしろそこから最終的に立ち直ってみせたという点は素晴らしい、と言える気がする。
    • 参考までに、今までダガーの身に起こったことを古いものから順に整理してみた。
      ・6歳の頃、故郷マダイン・サリがインビンシブルに襲われ壊滅。母と共に小舟で脱出。
      ・アレクサンドリア付近に漂着、母親を失う。そこを*1当時のアレクサンドリア王に保護されるが、
       その際角を切除される。
      ・アレクサンドリア王が崩御。
       それを機に養母ブラネが不穏な動きを見せる。その陰にはクジャの存在も。
      ・16歳の誕生日。意を決し、城を出ることを決意。
       そこへ自分の誘拐を企てていたタンタラスの一員、ジタンが現れる。
       意気投合して逃れる際、ブラネが劇場艇目掛けて砲撃
       (このときの被害を憂うシーンがダリで見られる)。
      ・魔の森に不時着し、魔物に捕えられる。
       程なく救助され魔の森を脱出するが、ブランクが石化する。
      ・リンドブルムまで辿り着くが、ブラネ説得のためにスタイナーと共に離脱。
       だが、その間にブルメシアが壊滅する。
      ・ブラネに説得を聞き入れてもらえず、クジャに眠らされ、
       ゾーンとソーンに体から召喚獣を取り出される。
       そのうちの1体、オーディンによってクレイラが壊滅。
      ・ジタン、ビビと共にトレノに向かおうとするが、ガルガントが天敵(ラルヴァイマーゴ)に追われ、
       トレノを通り過ぎてピナックルロックスまで来てしまう。
       そこでラムウと出会い、召喚の力を取り戻すが、
       今度は眼前でリンドブルムがアトモスの攻撃を受ける。
      ・クジャを止めるために外側の大陸へ。
       真の故郷マダイン・サリで、ブラネが自分の母ではなく、
       本当の母が既にこの世を去っていたことを知る。
       更に夕日で赤く染まる召喚壁を見て、
       幼い頃に目の当たりにした光景がフラッシュバックし、失神する。
      ・クジャの様子を窺うためにイーファの樹へ。
       そこへ打倒クジャを掲げ、ブラネが艦隊を率いて現れる。
       だが召喚したバハムートがインビンシブルの所為でブラネに背く。
       何とかブラネを助けようと、イーファの樹の根元にあった召喚の祠で新たな召喚獣を手にいれるも、リヴァイアサンだった為にどうにもならなかった。
       結果、脱出艇で流れ着いたブラネの最期を看取る。
      ・脱出艇でアレクサンドリアに帰還し、ブラネの過ちを償うために女王に即位。
       だがその矢先、クジャがバハムートでアレクサンドリアを攻撃する。
       エーコと共にアレクサンダーを召喚し、これに対抗。バハムートを撃退する。
       だが今度はインビンシブルの攻撃でアレクサンダーが沈黙(このインビンシブルの攻撃はクジャ本人にとっても計画外だった)。
       スタイナーとベアトリクスの奮闘も空しく、アレクサンドリアは壊滅状態に。
      こうして見ると、発狂しなかっただけでも幸せな感じがする。
      • 上の方が書いてある通り、これらの出来事を16歳で受け止めるのは無理だろう。まだまだ大人に甘えてもおかしくない年齢なのに、唯一の肉親(養母だったけど)であるブラネに殺されかけていたりもするし、気持ちの整理が出来ないままブラネの死の悲しみやブラネの犯した罪などを抱えながら一国の女王になるには荷が重すぎた。
        むしろクラウドのように精神崩壊しなかっただけでもすごいと思う。

各コマンド入力後、行動時に25パーセントの確率で発生する。
厄介なのは「コマンド入力時」ではなく実際に動く時点で発生するため、瀕死の味方への回復などを任せられない点。
ストーリーの展開上仕方がないものの、ダガーは使えないPCだと評価されてしまう一因にもなっている。
髪と共に弱さを切り捨てるまでこの状態が続く。

  • 上の説明見るとダガーがこうなったのは大体はクジャが原因ではないかと。クジャには何も言わず彼女を使えない奴呼ばわりはかわいそうかなと。
    • 原因がどこにあるかは別問題で、彼女がこの状態の間は使いにくいPCになっているのは事実。それはクジャが黒幕だとしても揺るがない。
    • もちろんストーリー上はクジャが元凶であることは周知の事実。だけどコマンドミスしてきたダガーのイメージが定着してしまい、一軍として使わなくなるプレイヤーも一定数出てくるよね、という話だと思う。

この状態の時ダガーをパーティから外していたため、
結局ダガーは使わず白魔法担当は最後までエーコに任せていたのは俺だけじゃないはず。

  • しかも復帰する頃にはDisc3も佳境で、そこから改めて育てても、召喚を覚えきる頃には複数出現の敵は居ないという罠。
    一方、エーコの補助系召喚獣はラストまで問題なく活躍可能。
    どうしてこうなった…
  • 条件が同じだったとしても、白魔法使いとしてはエーコの方が優秀。
    そしてダガーの強みのはずの召喚魔法を鍛えるのは茨の道……
    • おそらく、製作者の意図としては、「この間は一旦エーコを使ってあげてね」
      復帰後はどっちか選んでね、ってことなんだろうが、
      残念ながら、そのあとダガーに出番が返ってくることはなかった…
    • このように回復役をエーコに任せきっていた人は多いと思われるが、それによってなおさらエーコ不在のグルグ火山のパーティー編成に悩むことになる。
    • 人によってはエーコ優遇の一環とも取られる。
      全行動キャンセルでなければまだよかったのだが。

尚、この時のダガーはエピタフにドッペルゲンガーを召喚されないため
ウイユヴェールに連れて行くメンバーに迷った場合は連れて行くといいだろう。

  • ただしアーク戦で大きなハンデを負うことになる。

  • デザートエンプレス攻略側に残した場合には、この状態のため、彼女がいる時としては珍しく移動操作キャラクター候補にならない。

素直にNPC化させたり一時パーティー離脱させればと思わんこともない。

  • そんなに頻繁にはミスしないからお荷物とまではいかないが、
    いざって時にこれが出ると(#^ω^)ビキビキと思うこと請け合い。
    薬剤師の免許やサラマンダーのチャクラはその代替策かも知れない。

非戦闘時なら普通に魔法使えるのでクジャにつかまった時とかには戦闘時は何もさせずに
非戦闘時に回復させたほうが精神的に楽。


声が出ないので、山彦草使えば……?
と思って、使ったのは俺だけではないはず。


医学用語で言うところの『失声症』。
類似の症状に『失語症』があるが、こちらは脳出血や脳梗塞などによる脳の損傷が原因の高次機能障害であり、「言語を認識できない疾患」である。…コマンドミスはこっちっぽいんだけどなー。

  • 別に単一の症状だけで全部説明しようとしなくていいんじゃないか?
    俺は声が出ないことと別に、辛い出来事が戦闘の緊張で不意に押し寄せてきて
    (フラッシュバックとかPTSDみたいなの)動けなかったと解釈してた。

こう言った「思い通りに動いてくれない要素」は、ストーリー上の意味があるとわかっていてもプレイのストレスにしかならず、そもそも戦術を立てる際の邪魔にもなるので基本的にあまりプレイヤーに受け入れられない。

  • ドラ○エ11のはず○しい呪いもたった10%で恐ろしい縛りと言われるくらいだからなぁ

*1 6歳で死亡した第一王女ガーネットと瓜二つだったため