セリフ/【全てを叶えるまで止まれるわけがない…】

Last-modified: 2024-01-30 (火) 18:25:22

FF零式

フェイス大佐の今際のセリフ。
死んでいった部下達のことを思い出せないなら彼らが望んだこと、即ち勝利で報いるしかない。
それこそが敗北必至な戦いでもフェイスが戦うことをやめない理由である。

  • 最後の戦いの時には「君たちを一人残らず殺すしか許してもらえそうにないよ」とか言ってるあたり、一種の脅迫概念に囚われている模様。
  • 部隊が自分を除き殲滅されたことは記録として残っているが、自分だけが生き残った理由は覚えていない。あるいは自分が見捨てたのではないかという不安も不退転の決意に拍車を掛けた可能性がある。

なにより悲惨なのが、彼が戦死した直後にナインが「なんか話してたみたいだけどぶっ殺したから何にも覚えてねぇわ」と発言すること。死者の記憶を失うのはオリエンスの理だから仕方ないとはいえ、なんともやりきれない。


現実でもそうだが、敗北確定の戦争なのに意地でも戦争を継続して犠牲を増やすのかというひとつの答え。
犠牲が多ければ多いほどやめることなどできない。勝利以外のなにをもって戦死者に報いろというのか。
そうして戦い続け、さらにやめられなくなっていくという悪循環が戦史上にもよくある。