FF4
ファブール城の王様の部屋にあるベッドに入った時のメッセージ。
発言者はセシルである。
GBA版では、台詞の横に角を生やした黒い兜姿が表示されるため
幼い口調とのギャップが非常に大きい。
- 主君の城以外ではやりたい放題。
- この画像、パラディンになってないか?
- 顔が見えてて兜が髪の色と似てるけど暗黒騎士。
厳密に言えばプレイヤー視点のネタ台詞だったと思われるが
GBA版では話者の顔を表示するようになった際、
馬鹿正直にこの手の俯瞰主点台詞をすべてセシルの台詞と
解釈して表示してるのでネタ度が跳ね上がった。
- セシルのセリフ特有の『』で発言してたから元からセシルが喋ってたんじゃないか?
- 他のキャラと同じような セシル「」 という表記でなく『』としているのは、
プレイヤーとゲーム内の主人公を完全に区別せず、曖昧にするためとも解釈できる。
ゆえに『』表記でもセシル本人の台詞とは限らない、とする解釈もありうる。
さすがにセシルという人格がこんな台詞を吐いてるとは、普通は考えにくいだろう。- 結果的にセシルが喋ってたからその論調も間違ってるけどね。
- どちらにも解釈できるようにしているだけだと思う。
FF5のバッツのセリフも同様だし。FF4・5共々、GBA版で変更されたが。
- SFC版発売当初の1991年は「主人公=プレイヤー」というスタンスのゲームが多かった。
主人公の科白をプレイヤー自身から見て一人称に見えるようにした演出だと思う。
なぜバロン城にあるセシルの自室が「じぶんのへや」と表記されていたか。
リメイクにて、「主人公≠プレイヤー」という表現に変えたことで
そうした表記は消えたのだろう。セシルの自室も「セシルの部屋」に表記が変わった。
完全に「三人称」として扱うようになった結果が上記の通りである。
- 他のキャラと同じような セシル「」 という表記でなく『』としているのは、
FF3に出てきたとあるセリフのパロディでもある。
- というか、ネタ的にパロディの意味が大半だと思われる。
- FF3のはリメイクの際に削除されてしまったが、FF4のはリメイクされても残ったままだった。
王様のベッドで寝ることが出来る期間は、ファブール城到達から防衛戦開始までと非常に短い。
それ以降は王様が最後まで負傷して寝たままになるので、このセリフも見られなくなる。
当然ヒントも何もないので、気が付かなかったプレイヤーも案外多いのではないだろうか。
バロン王として本当に王様のベッドで寝ることになるセシルでありました。
- FF4TAを見る限り昔のベッドを使ってる模様。王様のベッドには違いないが…。
ケータイ版だと
[セシル]
「王様のベッドで寝ちゃおっと」
と、セシルのセリフであることが明記されている。
- セシルって意外とノリの軽いやつだったんだな…。
- エッジと比べるとどっちが子供っぽい性格だろうか
- あくまでこれはネタですから。
- しかし、DS版での踊りやエッジが「わけのわからん奴」といってるあたり、ネタのレベルを超えてる気がする。
ぜひともフルボイスで聞いてみたいセリフの1つである。
- 続DDFFあたりのシークレットボイスで。
元ネタを知らない人は「!?」となること請け合い。 - 程嶋氏の心境や如何に。
- 2017年4月28日の「月刊ファイナルファンタジーレジェンズ2開発室#4」で、DS版FF4発売から10年、ついに程嶋氏による「王様のベッドで寝ちゃおっと」が番組内で披露された。おどけていてもどこか真面目さが抜けてない感じが非常にセシルらしい印象。
光の4戦士には、逆の意味の台詞が登場する。
後半、過去のホルン城で王の部屋の侍女に動物状態で会話すると、
「あらあら 王様のベッドでねちゃダメよ」と言われる。
このセリフは、星の奈落が出現するまで聞ける。