セリフ/【私は‥‥‥間違っていた。】

Last-modified: 2023-04-16 (日) 07:52:10

FF7

ヴィンセントのセリフ。

私は‥‥‥間違っていた。眠るべきだったのは‥‥‥貴様だ、宝条!」

パーティキャラクターの中にヴィンセントがいる状態で魔晄キャノンを暴走させている宝条と対面・会話をすると、これらのセリフが聞ける。

長年に亘り自らへの「罰」として眠り続ける事でルクレツィアの事を含める現実の問題を放置し続けてきた悔恨、そして自らの妻子を実験台にした事を悔やむどころかそれを楽しみ、尚且つその「実験」のためにセフィロスへと力を与えようとする宝条の狂気に満ちた姿への怒りを露にし、宝条との因縁に(一応の)決着を付ける。

  • セフィロスへの罪滅ぼしかと問うクラウドたちには「科学者の欲望」と語っているが、その前の独り魔晄キャノンを操作するシーンでは「お前の前では科学は無力だ」「悔しいが認めてやる」「その代わり…見せてくれ」「科学を超えてゆけ」とセフィロスへの独白をしており、「自分が人生を捧げた科学の無力の証明」を「自分でセンスがないと自覚している科学者の欲望」のために行うという宝条の屈折した自分やセフィロスへの想いが分かるシーンでもある。
  • 緒言は過去形だが、こんな発想に至ったのはジェノバ細胞(と魔晄ジュース)を入れすぎてリユニオン現象が発生し、それを息子への文字通り超人的な屈折した愛でねじ伏せていただけ。過去形にするなら宝条ではなくジェノバ計画そのものに言及すべきだし、宝条への過ちを指摘するなら「お前は間違っている」とすべきだった。どちらにせよセトラの最後の子孫を刺殺した時点で宝条の行動は完璧に社の使命からも反しているわけで、何にせよ間違っていることには間違いない。
    • 「宝条を野放しにして自分に罰を与える行い」が間違いだったと言っているので、特に文面に違和は見られない。あくまでヴィンセントが自分自身の過ちに対して言っているものである。
  • ミッドガルに降下する直前の飛空艇内で、ヴィンセントは宝条を哀れな男と評し、宝条の置かれた環境にも同情的であった。おそらく、眠る以前から魔晄キャノンで宝条に相対するまでヴィンセントの中には葛藤があったのかも知れない。そして、宝条の狂気を目の当たりにし、今まで自分が苛まれていた葛藤を踏みにじられた怒りがこのセリフとなってあらわれた。ともあれ、ヴィンセントはここで宝条を完全に見限った。

あんな最悪な事をなんの罪の意識もなく狂喜されたら、ヴィンセントじゃなくたって腹立ちますよ(実際私もそうだった)。


しかし、この時の宝条は完全には倒されておらず、メテオ災害時に自分の断片を魔晄キャノンの制御システムから送りこんでいた(その姿をヴィンセントが目撃しているが、この時宝条が何をしていたのかは気付いていなかった模様)。この3年後(DC時)に、ヴァイスの身体を乗っ取って復活したが、ヴィンセントに再度倒され、ネロと意識を取り戻したヴァイスにより消滅した。

  • DCでの宝条のセリフによると断片化したのはセフィロスを世界中めぐって捜索してるメテオ前の時。あの時既にヴィンセントのカオスを見たことで自分にオメガを宿そうとしていたことになっているが、メテオが起きたらオメガどころじゃないし、魔晄キャノンが爆発させてまでセフィロスの手助けをする意味もない。コンピ作品によくある矛盾後付けである。
  • オメガも気になるけどセフィロス(ジェノバ)のほうが気になるから手助けしたけど、セフィロスがダメだった時の保険だったとか。

この台詞のときBGMも血の跡からJ-E-N-O-V-Aに変わるため、さらにヒートアップ。

  • この時のメンツはいつも、クラウド、ヴィンセント、バレットでヴィンセントセンターにしてた。当然とどめもヴィンセント。

上記の通り宝条はとんでもないマッドサイエンティストということは最早言うまでもないしFF7ccでセフィロスがザックス達に「宝条なんかほっとけ。」と言っていたのもうなずけるはずだ。

  • セフィロスは宝条を「コンプレックスの塊のような男」とまで言って完全に見下してるしね。

FF13

ライトニングのセリフ。

「ホープ、私は間違っていた。

ホープと共にパルムポルムの地下で食糧を生産するファルシを発見してホープの何気ない言葉を聞いた事で、自分達が無意識のうちにファルシに飼育されそれに依存していた事に気付いたライトニングは、ルシとなり聖府から追われる身となった事で
ファルシ達の加護から外れた喪失感、また妹のセラがクリスタルとなってしまった事への絶望感から逃れるために聖府打到に執着していた自分自身の弱さにも気付き、ホープに向かいこう告げて彼を諭そうとした。