セリフ/【行け!世界を守れ!】

Last-modified: 2018-07-20 (金) 23:49:32

FF6

魔大陸にて、アルテマウェポン戦後に「帝国に一度は身を売った俺が共に戦う資格はない」と離脱していたシャドウが、
ケフカガストラ皇帝に反逆しそのまま三闘神の力で世界を滅亡させようとする緊迫したシーンで再び現れ、
セリスを助け出しつつケフカに三闘神の像での一撃を加えての一言。


大三角島への船で思い悩むティナに言葉を掛けたり、
火事の家から(インターセプタ―のついでのような描写もありつつも)一行を救い出すなど、
当初の掴みどころのない暗殺者っぷりから一転して人情的な面を覗かせつつあったシャドウではあるが、
まさかこんな、一行のみならず世界を案じるようなセリフが出てくると想像できたプレイヤーは少ないだろう。
「シャドウ」としてはほぼ唯一の声を荒らげるシーンという意味でも印象的である。


魔大陸におけるシャドウの台詞。彼の意外な熱い一面を表した台詞である。
なのだが、この台詞、何が言いたいのか実はよく分からない。
というのも、この台詞は下記の流れで言われたため。
・パーティは三闘神の力で呪縛がかけられて、動くことができない
・セリスも、ケフカにぶっ飛ばされ、崖にしがみつき動くことができない。
・ケフカが三闘神の像のバランスを崩し力が暴走されようとした
・シャドウが現れ、セリスを助ける。
・シャドウは、バランスが崩れた三闘神の像のバランスを戻そうとし、ケフカを銅像の間に埋める。
・パーティの呪縛が解ける
・セリスを含めたパーティに対して本台詞
この台詞が言われた時点で優先するべきことは
・ケフカの排除
・三闘神の像の位置を元に戻す
の2点であるため、シャドウとしても自分に加勢して欲しいと言いたかったはずである。
よって「行け!」という台詞はやや違和感がある。
「ケフカを抑えろ!」や「三闘神の像を元に戻せ!」等の指示なら違和感は無かった。
まぁ、この直後ケフカ(三闘神の像かもしれないが)の魔力でパーティはぶっ飛ばされるため、実質何もできなかったも同然なのは悲しいが…。
ちなみに本台詞の時点で、ケフカを排除し三闘神の像を元に戻すことができれば世界崩壊は防ぐことができたのかもしれない。

  • ↑ちょっと何言ってるかわかんないっす
  • ちゃんとイベント見てたか?直後に「もう暴走は止まらない」って言ってる。
    一旦バランスが崩れたら、その後に像の位置を戻してみても既に手遅れなんだろう。
    シャドウが像を動かしたのは単にケフカを挟んで足止めするため。(動かした位置からして、元の位置に戻そうとはしていない)
  • ↑検証ができない話ではあるが、世界崩壊の正確な切欠は「三闘神の像のバランスを"一瞬でも"崩してしまったこと」なのか「三闘神の像をバランスを崩したまま"何分も放置"したこと」なのかは不明である。↑の通り、シャドウ自身は「もう暴走は止まらない」と発言しているが魔導に精通していないシャドウの憶測でもあるため信憑性は未知数ではある。よって、世界崩壊の切欠が前者であった場合何をしても無駄なので避難するしかないが、後者であった場合、三闘神の像のバランスを戻すことができれば世界崩壊を防ぐor被害を最小限に抑えることができた…のかもしれない。(あくまで個人の憶測なので資料集などの公式情報があれば掲載希望)
    • シャドウはレオと共に行動したり、その後も恐らく帝国の中枢にいる面々と行動を共にしていた(でなければそもそも魔大陸まで来られないだろう)ので、かなり確度の高い情報を仕入れる機会が多かったと思われる。
      帝国が彼を殺そうとしたのも、用済みとなった後、そのまま放置しておくには色々と余計な事を知りすぎてしまったからと取れる。
    • もし三闘神の像を素早く元に戻せた場合に暴走がストップする場合でも、その場合はこの場にて単騎でケフカを倒してからじゃないと、実質的には極めて困難。実現の可能性は限りなく低い。味方はついさっき全員弾き飛ばされてしまっている。つまり実質的にはもう「暴走は止められない」のではないか。
  • おそらく↑が言いたかったのは、「行く」ことと「世界を救う」ってことに直接的な因果関係がないという事だと思う。他の人も書いているように「もう暴走は止まらない」から「行け!」という言葉につながるんだと思う。その言葉でこの場からメンバーを退避させ、三闘神の暴走により破壊された後の「世界を守れ」ってことなんだと思う。
  • ↑「魔大陸におけるシャドウの台詞~」部分を書いた者ですが、長年の謎がようやく解けました。解説ありがとうございます。
    言い換えると、本セリフは「世界規模の災害が確実に発生するので、この場は一旦逃げて、災害後の世界を守れ!」という意味なのでしょうね。ただ、本当に全世界が消滅するレベルの災害で無かったのは幸いとしか言えませんが。

シャドウとしても自分に加勢して欲しいと言いたかったはずである。
と上記にあるがこの台詞後、呪縛から解放されたメンバーはシャドウに加勢しようとするが三闘神の力に吹き飛ばされる。
その後台詞が続き、

シャドウ「俺にかまうな。早く行け!暴走は止まらない!
ふっ……必ず戻ってみせるさ。心配するな。」

と魔大陸脱出につながる。その後のシャドウの運命はプレイヤーに委ねられる。
自分も含めネットがない頃の初見ユーザーは実質これがシャドウの最期の台詞になるという人も少なくなかったであろう。