バトル/【アシスト】

Last-modified: 2021-05-25 (火) 17:27:16

FF11

テキストコマンドの一つ。
他プレイヤーやモンスターがターゲットしている相手にカーソルを合わせることができるシステム。
コマンドは「/assist」。もしくは「/as」。
多数のターゲットが存在する混戦で、即座にPTメンバーが戦闘する対象へとターゲットを合わせることが可能になる。
旧デュナミスやエインヘリヤル、レギオンなど、アライアンス内でターゲッターを予め定めておくことの多い大規模戦闘時に知っておくと便利なコマンド。

FF14

FF11と同じくテキストコマンド。内容も同等。


また別物として、PvPのバトルリザルトで敵の撃破にかかわった回数としてカウントされるものもある。

DDFF

概要

ディシディア・デュオデシムの新しい戦闘システム。
HPゲージの下にあるアシストゲージ(2段階)を消費することで仲間を呼び出して攻撃・防御をさせる。
アシストゲージは攻撃を出したりヒットさせたりすることで上昇していく。
攻撃が相手に当たらなくても、素振りでゲージをためることができる。
素振りよりも当てる方がたまる量が多いので積極的に相手に当てたいが、
相手が遠くにいるときに素振りを繰り返してためる手もある。
相手がEXモードを発動するとアシストゲージがリセットされる。


L+○で1ゲージ消費してアシストブレイブ攻撃・アシストチェンジLV1が、
L+□で2ゲージ消費してアシストHP攻撃・アシストチェンジLV2が使用可能。
アシストを使用すると登場時にASSISTの表示が出る。


この新しいシステムの登場に伴い、これに関係するアクセやアビリティも登場した。
アシストの優位性をもってか、アシスト居合い(居合いの心のアシストVer.)の効果を持つアクセも。
但しアシストゲージに対する効果なので不釣合いの根本的な解決にはなっていない。

アシスト攻撃

  • アシストBRV攻撃
    L+○で1ゲージ消費してアシストブレイブ攻撃を発動する。
    地上と空中の2パターンがあり、相手か自分の位置によってどちらかが選択される。
  • アシストHP攻撃
    L+□で2ゲージ消費してアシストHP攻撃を発動する。
    効果はブレイブと同様だが攻撃にHP技を使用する。

アシストの攻撃を相手にヒットさせると、ブレイブダメージに応じてEXゲージを削ることができる。


相手のHP攻撃を受ける直前に呼び出すことで、BRVが0になった相手を確実にブレイクするテクニック(当て身)もある。


アシストBRVからHP攻撃に繋げる方がダメージ、ゲージ効率の点で優れるのでアシストHPの出番は皆無。
判定の強さもアシストチェンジには意味を成さず、発生の遅さなどから立ち回りでも使い難い。
一応限定的な状況で確実にHPを削る手段として使われることもあるが機会は少ない。
HP判定ではEXゲージを削れないことも相まって死にシステムとして君臨し続けている。
アシストHPを出した時点で相手のアシストゲージを暗転させHPヒットで多くのEXゲージを削れる等の強化が無い限り使われることは無いだろう。

  • そうやって油断しやすいから、対人戦で使われる事もある。
    特に、ガード効果を持つWoLやエクスデスは、迎撃してきた相手を返り討ちにしやすい。

EXモード中にHPがヒットすると同時にアシストを呼ぶとバースト移行のためのスロー演出と競合しアシストキャラの攻撃開始が遅れる不具合がある。
これによりEXモード中の相手に対する当て身のタイミングがずれたりHPを絡めたコンボの制度が落ちたりといった影響が出る。
ただしこれはHPヒットからバースト移行をキャンセルした場合なのでバーストに突入した場合は関係ない。


現在ではちょっと慣れれば誰にでもできる簡単なものから難易度の高いものまで、さまざまなアシストコンボが開発されている。
地形に左右されずどんな場所でも繋げられるアシコン(中央コン)、実戦での実用性はともかく面白い繋ぎ方をみせるアシコン(魅せコン)など色々あるので探してみると面白い。

激突連携

操作キャラクターによる激突はアシストでのみ拾うことができ、
逆にアシストによる激突は操作キャラクターでのみ拾うことができる。

追撃連携

アシスト攻撃に追撃属性がある場合、ヒット時に黄色い×印が出る。
この時に×ボタンを押すと瞬時に相手の背後に移動して通常攻撃による追い打ちが可能。
追い打ちに関しては追撃連携を行った技の吹き飛ばし方向や受け身受付までの猶予に左右される。


瞬時に近づくことができるので連携時の位置関係にあまり左右されず、
自分が技硬直中にも追撃連携の受付が可能など激突連携よりも融通が効きやすい。
他にも背後から攻撃できるので不意打ちが確定するのもおいしい点。
多くの点で激突連携よりも優れているが一応地上技で連携が取れない所は欠点。


追撃連携では通常の追撃と違いEXフォースは吸収できない。

アシストチャージ

  • アシストチャージ
    こちらがブレイク危機(ブレイブ値が半透明になっている)orブレイク中の時に、
    相手のブレイブ攻撃に対してカウンター攻撃を当てる(ガードからの反撃ではダメ)と、
    「アシストチャージ」が発動しアシストゲージが1段階たまる。
  • アシストフルチャージ
    こちらが瀕死(HPゲージが赤くなり警告音がなっている)の時に、
    相手のHP攻撃に対してカウンター攻撃を当てると、
    「アシストフルチャージ」が発動しアシストゲージがMAXになる。

アシストチャージ発動時は「ASSIST (FULL) CHARGE!」と表示される。


ギルガメッシュのアシストチャージはどういうわけか2ゲージ貯まる。
二刀流だからではと言われているがギルガメッシュだけの現象でバグという認識が大半。
ただし制御する方法が皆無なので対戦でも容認はされている。

  • バグじゃなくて仕様だと思う。
    うろ覚えだが、ヴァンのグレソ(スイッチ)なんかでも2ゲージ貯まった記憶が…

システム的にフルチャージが発動しやすいのは派生を持たないキャラなのでここでも派生持ちとの格差があると批判されることもある。
また、HP攻撃は軒並み回避からカウンターが可能なのでHPを不用意に出せば発動が容易な点もなにかと問題。
攻撃判定が出るまでの間にカウンターを入れた場合に限って発動する位の能力で良かったのだが。
もちろん派生HPは出し切った後にフルチャージの判定があった方が良い。


チャージが起こる条件を満たしても自分のアシストが出現中はチャージが起こらない。
特にフルチャージを狙う場合に差し込みのアシストを呼んでしまいフルチャージを逃すのは痛いので、
自分自身で硬直をつくのかアシストで差し込むのかはしっかり見極めたい。

アシストロック

アシストキャラが攻撃orガードされるかアシストチェンジLv1を使用するとアシストロック状態となる。
ロック状態ではアシストの使用ができずアシストゲージも増加しない。(減少はする)
アシストロックした側はフィールドのEXフォースを全て吸収できる他、
アシストが消滅するまでスーパーアーマー状態となりEXリベンジと同じタイミングで硬直をキャンセル可能となる。


演出はASSISTかCHANGEの文字の上に鎖と鍵穴が表示され、
アシストゲージが閉じるという生々しい演出がある。
鍵穴の色は相手をロックした場合は青、自分がロックされた場合は赤色で表示される。


アシストロックはマップギミックでも発生する。
アシストを使う場合は敵や自分の周りの状況もしっかり見ておこう。

アシストチェンジ

ゲージがたまっている状態で相手の攻撃を受けている最中orよろめき状態に発動可能。
アシストキャラを身代わりとし自分は上空へ飛び上がる。
天井付近の場合は下方へ移動。
EXリベンジからの脱出もこれで可能。


  • アシストチェンジLV1
    アシストキャラが相手の攻撃への身代わりになる。
    相手の攻撃動作はそのまま続き、アシストロックを受けてしまう。
  • アシストチェンジLV2
    アシストキャラが身代わりになり最強ガード判定を出す。
    相手の攻撃動作は続くがガード判定でよろめくことはある。
    アシストキャラがひるまなければアシストロックは受けない。

2段階目のアシストチェンジはアシストキャラが最強ガード判定を出す事なので、
相手の技によってはよろめかせる事は出来ず、更にはアシストロックを受けてしまう場合もある。

  • 接触相性なしの攻撃や、連続して当たる遠隔攻撃などで起こる。(ゴブリンパンチやヘル・ジャッジメントなど)
    • 上記の技ならHP判定が出る瞬間にチェンジすればロックされない。

Lv2は最強ガードかつ怯み時に出せるので相手のアシスト攻撃をガードする使い方が有効。
HP攻撃だろうが問答無用でガードし、アシストロックを掛けられる。
こちらはゲージが空になるがEXフォース吸収のおまけ付き。
さらに1ゲージをためる時間とロックが解除される時間はほぼ同時なのでデメリットがほとんど存在しない。
故に、お互いが近接のアシストを選択している場合は2ゲージを温存した状態が長く続き戦闘が膠着する。
アシストの導入は戦闘の流れを取り戻す目的もあったため解決になっていないなどと問題視されることもままある。


Lv2の最強ガード判定は通常、アシストキャラクターを覆うように発生する。
しかしアシストガーランドだけはキャラクターから離れた場所に発生する不具合がある。

EXブレイク・アシストブレイク

  • EXブレイク
    EXモード中の相手にアシスト攻撃を当てると、
    相手のEXゲージを空にしてEXモードを強制解除させる。
    その上で例外を除いてマップブレイブを獲得できる。
  • アシストブレイク
    EXモード時に相手のアシストキャラを攻撃するか相手がアシストチェンジLV1を使用すると、
    アシストロックを掛けた上でマップブレイブを獲得出来る*1

EXブレイクとアシストブレイクの性能差は発売前から相当な議論があった。
前者は比較的能動的に狙う事が出来るが、後者は相手がアシストを使用する前提が必要。
EXブレイクも相手がEXを発動させる前条件が必要だが通常時もEXゲージを削ることが可能。
またEXブレイクはEXモード強制解除+マップブレイブ取得だが、
アシストブレイクはマップブレイブ取得のみ。
EXモード発動でアシストゲージを消せると言っても要は相手がアシストを溜めるまでにEXを解除する必要をシステム面で強要されるなどの不満点もある。


一応対戦の研究によりアシストブレイクの方が能動的に狙えると言うことにはなった。
方法としては相手がアシストを使った後にアシストチェンジで攻撃を回避してEXを開放。
その状態で相手のアシストキャラを殴るというもの。


アシストチェンジLV1でのアシストブレイクは相手のアシスト攻撃を抜けても発動しない。
ただしアシスト攻撃とのかちあいやアシストにガードを崩されたよろめき状態でのアシストチェンジLv1では発動する。
前者は意図的に組まれたと想われるがよろめきに関しては経緯を処理するのが難しいので省かれたのだろう。

ボイス・攻撃アビリティ

キャラクターボイスL + ○L + □
地上空中地上空中
WoL力を貸そう!ソードスラストコートバックラーシャイニングウェーブシールドオブライト
ガーランド一人では戦えぬかラウンドエッジバルディッシュつなみたつまき
フリオニール加勢しよう!シーズナイフマジックアーツ:炎ストレートアローマスターオブアームズ
皇帝貸しは高くつくぞ雷の紋章機雷フレアフレア
オニオンナイトしょうがないなブリザドブリザガ高速ヒット追加突き流剣の舞プチメテオ
暗闇の雲呼んだか?痛みの触手苦しみの触手高射式 波動砲乱打式 波動砲
セシル大丈夫かい?シャドウランスレイウィングスソウルイーターセイントダイブ
カインフッ 任せておけ!ピアッシングランスクラッシュダイブジャンプドラゴンファング
ゴルベーザ下がっていろグレアハンド迎撃システムナイトグロウジェネシスロック
バッツちょっとだけな!スマッシュカタナスライドシューターダークフレイムラグナロクブレード
エクスデス助力するか?ソードダンスハリケーングランドクロスデルタアタック
ギルガメッシュ助太刀してやろう!十文字斬りツバメ返しデスクローハリケーン
ティナ私も戦う!グラビガブリザラフラッドメルトン
ケフカハイハーイ♪ 呼んだ~?メテオいろいろファイガハイパードライブはかいのつばさ
クラウド…手伝おうソニックブレイクスラッシュブロウ凶斬りブレイバー
ティファ手伝ってあげる!掌打ラッシュファルコンダイブメテオドライヴローリングブレイズ
エアリス来たよケアル邪気封印星の守護ホーリー
セフィロスただの気まぐれだなぎ払い居合い斬り八刀一閃獄門
スコール気を抜くなよソリッドバレルヒールクラッシュブラスティングゾーンエアリアルサークル
ラグナあんまり期待すんなよ?マシンガンショットガンサテライトビームラグナロクブレード
アルティミシア手を貸しましょう騎士の斧騎士の斧ヘル・ジャッジメントアポカリプス
ジタンオレにまかせな!ランブルラッシュヴォルテックスストラサークル5フリーエナジー
クジャ助けてあげるよスナッチブローストライクエナジーフレアスターフォースシンフォニー
ティーダ手伝うッスよ!ソニックバスターホップステップスパイラルカットチャージ&アサルト
ユウナ頑張ります!メテオストライク天からの一撃地獄の火炎ダイアモンドダスト
ジェクトエースを指名ってか?ジェクトラッシュジェクトストリームジェクトブレイドジェクトフィンガー
シャントット見てられませんわねバインドバイオ精霊魔法 土精霊魔法 氷
プリッシュ呼ぶの遅ぇぞ!空鳴拳バックハンドブロー崑崙八象脚羅刹七星拳
ヴァンオレ 呼ばれた?グレートソードスタッフ土のカタクラズム炎のインフェルノ
ガブラスやむを得ん……アグレッサーエアロエグゼクションヘイトレッド
ライトニングさっさと片付けるぞエアロラインパクトブレイク雷光斬天鳴万雷

こうしてセリフ全体をみると、全体的に協力姿勢が強いが、
中には面倒臭い、呼ばれた意識ない、若干非難気味など協力姿勢があるのか疑問なケースがままある。
なおこの傾向はコスモス・カオス関係なく現れており、
エンカウントボイスなど他種のセリフと違った意味で興味深いところである。

余談

EXとは対となる形なので、前作でEX重視でプレイしてた人達には不評らしい。

  • アシストそのものというよりはEX自体の弱体化が深刻な問題。
  • そもそもEXモード以外にも戦闘の選択肢を増やすためのアシストシステムなので、
    EXの弱体化は必然である。
  • アシストとEXの釣り合いがとれていないせいもあるだろう。
  • ↑たしかにexよりアシストがやや有利だけど、追撃とかすればexも早く溜まるし、
    オリジナルルールである程度は調整できる
    • 調整できる量は微々たるもの。禁止ではなく別の方法があってもよかった。
      (ex.アシストにHP攻撃ヒットで相手のアシスト永久封印)
      一番の悪影響を受けたのが勝利にEX化必須のガブラス。
      UT版の衝撃シリーズに加えEXブレイクで相対的に大幅に弱体化。
      このように性能ではなくシステムの犠牲になったキャラはほかにもいるはず。
    • ↑永久封印はさすがにやりすぎかと、
      それにガブラスも立ち回りはかなりリスク高いけどまだまだやれる性能だと思うよ。
      かなり上級者向きなのは間違いないけど……
    • ↑×3ルールでEXブレイクなくしてフォース吸収量ちょいとあげるだけでも結構面白い対戦できると思うよ。

クラウドとエアリス(あるいはティファ)を組ませてセフィロスを倒すとか、
ティーダとユウナやセシルとカインで誰か悪役(前者は皇帝、後者はエクスデスあたりかなあ)を倒す辺りが燃える組み合わせだが、
いかにも仲の悪そうなキャラを組ませたり、
カオス勢に「協力」の二文字を芽生えさせたりするのも一興である。


ストーリー中は一緒に行動しているキャラがアシストキャラとなる。
しかし当然ながら章ごとのボス戦は一騎打ち…と思いきや、カオス勢はイミテーションをアシストに使っている。ズルい。

  • 別にカオス勢じゃなくても、コスモス勢でもボスで出てくるキャラや「知られざる~」で勝負するアシストキャラもイミテーションをアシストに使っている。実に卑怯だ。

FF7よりエアリスがアシスト専用キャラとして登場している。

  • 「最後の戦い」終章と「知られざる物語」では使用可能キャラクターのうち
    パーティに入っていないキャラが、ひずみに入るたびランダムで選択される。
  • メインストーリーではエアリスはアシストキャラの候補にならない。

デスペラードカオスは、アシストとしては使えない。
また、エアリスを使う為には「プロログス」のセーブデータが必要。


7つ(8人以上候補がいる際はスクロール)でカーソルの初期位置は真ん中である。
しかしラビリンス等でアシスト候補が一人しかいない時に選ぼうとすると、その一人は7つの枠の中の“一番左”に表示されるので
一人しかいないのにわざわざカーソルを動かして合わせなければ決定できないという謎の手間が発生する。
操作感も重要視しているスクエニにしては珍しい手抜かりというか、美しくない仕様だと思う。
だが何故か、その「一人しかいないアシスト候補」がライトニングの場合のみ、
ライトニングは7つの枠の中の真ん中に表示され、最初からカーソルが合っている。ますます謎である。


登録された12万以上のフレンドカードを集計した結果
一番使われているアシストは1位エアリス、2位セフィロス、3位ジェクト、
ワースト1位皇帝、2位ケフカ、3位エクスデスとなったそうだ。*2

  • ワースト組は揃って扱い辛いアシスト攻撃だが、単に弱いわけではない。
    特にワースト1位の皇帝は、研究が進むうちに優秀なアシストだということが判明している。
    相性の善し悪しでキャラは選ぶものの、上手く扱えれば非常に強力なコンボを展開できる。

こちらのアシストキャラで相手のアシストキャラを攻撃することはできるのだろうか。
実用性はあまりなさそうなのでやる人は少ないと思うが。

  • 狙ってできるかは微妙だが、できることはできる。
    相手と敵アシストから同時に攻撃を受けている最中にこちらがアシストチェンジLV2を出した場合、敵アシストの攻撃の性質によってはアシストの最強ガードの効果時間が切れた後に敵アシストの攻撃が刺さる。この場合も通常と同じようにアシストロックがかかる。

どのキャラも使い方次第とはいえ、ピッタリな組み合わせと合わない組み合わせはどうしても出てくる。
マイキャラがどのキャラと相性がいいのかを情報や経験をもとによく考えることが重要か。


*1 アシストロックはアシストブレイクが発生する条件が有れば通常時でも発動するため実質マップブレイブ取得のみ
*2 2011年5月21日『DDFFバトルトーナメント』より