ステータス異常の1つ。初出はFFT。
ドンアクトと対の関係にあるステータス異常で、
語源の「Don't Move」が示すとおり、その場から一歩も動けなくなる。
「位置取り」の概念のある作品にだけ存在している。
当然ながら、この状態中は射程距離外にいる敵への手出しが一切できない。
相手の射程距離がこちらを上回っていた場合、やられ放題(逆もまた然り)。
ちなみに、ドンアクトとセットでかかってしまうと事実上何も出来なくなる。
常に厄介なドンアクと違い、状況によって評価がまるで変わる。
近接攻撃主体のユニットがかかると非常に厄介だが、
遠距離攻撃の使い手や魔導士系はかかってもあまり関係ないことも多い。
回復は「エスナ」や「ばんそうこう」などで行える。
FF11には似たような状態異常「バインド」が存在する。
今の所イヴァリース作品のみの出演。
他の作品で再現しようとすると前列、後列の変更不可とかだろうか。そりゃ出れない訳だ。
- ローグライク系統なら「はりつけ」に加え攻撃されるまでドンアクドンムブの「かなしばり」があるのでそっちなら出れるかも
正式名称はドンムーブだがゲーム上の表記はドンムブの方が基本であり、ドンムーブという名称に違和感を覚える人も多いかもしれない。
これはドンアクトが正式名称のドンアクにも同じことが言える。
FF12 
移動不可。
持続時間「100-(活力×0.5)」秒。
FF12では魔法名同様にドンムブと短縮されている。
マラソンのサポートや、雑魚の群れを黙らせたいときに有効。
ドンムブにして盾役が距離を取れば、乱戦も簡単に沈められる。
ドンムブが効く敵を置き去りにして、群れを切り離すこともできる。
大群相手には長期戦になりやすいので、持続時間がとても短いドンアクより使いやすい。
- 攻撃の実行そのものは行えるので、封じるというよりは妨害するという感覚で使う。
また位置関係も考えないといけないので扱いは少々難しい。
敵を行動可能状態にしていると遠距離用の行動パターンを使用する場合が多く
敵との射程距離を離していても結構ダメージを喰らう場合が多い。
- 雑魚敵でそのような特徴を持つ者は限られる。
大抵の雑魚は、距離と関係なく、様々な攻撃の中からランダムで選ぶ。
上にあるようにドンムブは雑魚の群れに対して効果的なので、かなり有効な状態異常である。
ただし盾役が距離を取るときの注意点で、仲間との位置関係には気を配らなければならない。
安直に後退すると範囲魔法に仲間を巻き込んでしまうためだ。
FF12RW 
表記は『ドンムブ』
移動不可。回復手段はエスナガか時間経過のみ。
魔法は登場せず、技の追加効果で主に付加される状態異常。
乱戦になりやすい今作では、ドンアクよりこちらの方が痛い。
HP回復したくても逃げられないのだから。
FFT 
「ドンムブ」はFFTの時魔道士の「時魔法」の1つ。
「ドンム」と表記される。
エスナや六角棒などで治る。ばんそうこうは登場しない。
FFTA 
表記は「ドンムブ」
魔法は登場せず、技などで追加に発動する状態異常が主。
元々強制的に動きを止めるものは、ジャッジの専門魔法らしい。
FFTA2 
表記は「ドンムブ」
魔法自体はイベント魔法だが、この状態異常にする技は多数ある。
3ターン経過で治る。
またエスナやチャクラなど初級の技でも治るので対処は楽。
シーフの帽子で予防できる。
FFEX 
魔法ドンムブや「移動停止」のアビリティブースターが付いた攻撃をヒットさせるなどでこの状態異常が発生。
その場から動けなくなる。
バックステップ系のアビリティなども使用はできるがその場でモーションを取るだけで移動はできない。
- エスナや万能薬の使用などですぐ解除できる。
即治療可能な点からそれほど驚異ではなく、総合的にドンアクの方が危険。