全般
状態異常のひとつ。
基本的に、戦闘中「たたかう」「アイテム」「ぼうぎょ」などの非詠唱コマンドしか使用できなくなる。
万能薬はもちろん、やまびこ草で治療可能。
白魔道士や黒魔道士などの魔法主体のキャラがこれにかかると戦闘中する事がなくなる。
敵に攻撃しようにも与えるダメージが低い低い…。
沈黙で封印されるのはMPを消費する魔法系のアビリティだったと思う。
FF6では「まほう」「おぼえたわざ」以外は封印されなかったはずだけど、シリーズによって違ったかな?
- その他のシリーズでも逃げるなり隊列の変更なり出来るから、
「MPを消費する技などが使えなくなる」の方が合ってる。 - 完全攻撃系のキャラだと発生しても放置することはしばしばある。魔法系が暗闇になって放置するのと同じ。
純粋な前衛キャラには痛くも痒くもない状態異常。
「状態異常が多いほど威力を増す」系統の武器の格好の餌。
戦闘中本当に声が出せなくなったら、非常に不便だと思われる。
味方との意思疎通には事欠くだろうし、ただ殴るにも声が出ないんじゃ気合が入らない。
魔法や歌が使えなくなるだけというのは、むしろ甘い処置なのかも……?
- 目が見えない方がよっぽど不便なはずだが、暗闇状態でも確実に魔法は命中するんだよな……。
沈黙状態でもイベントで喋りまくりじゃないか、という疑問はある意味お約束。
魔法の詠唱の文句が口に出せないということ。
- FF9では逆に、イベントでは喋れないのに戦闘中だと(少々制限はあるが)魔法を使えるキャラクターが居る。
- ボイスが採用されている作品では、戦闘中でも喋りまくりという矛盾が発生する。
FF13で「沈黙」にあたる状態変化が「忘却」になったのはこれが原因かもしれない。
エスナを使えるキャラがこの状態になってしまい、治療不可能になるというのはお約束。
回復役は沈黙予防効果のある装備をさせる、状態異常回復アイテムを持って行く、回復役を二人連れて行く等、何らかの対策をしよう。
FFには「忘れる」という状態異常があるが、FF以外の作品でも「唱えられない」のではなく「忘れてしまう」ため魔法が使えないという状態異常があり、「魔法が使えなくなる状態異常」としてこちらを採用している作品もある。
- ストレートに「封魔」なケースも少数確認。原理不明だがとにかく魔法が使えない状態、であることも。
- FFと並ぶスクエニの双璧ドラゴンクエストシリーズでは、相手の呪文を封じる呪文「マホトーン」が存在。
初期は「喋れなくする」「対象の周辺の空気の振動を止める(!)」事で呪文を封じるといったものだったが、最近では攻略本でも理由の説明がされない状態になっている。ステータス異常名も「マホトン」であり、「原理不明だがとにかく呪文が使えない状態」と化している。
- FFと並ぶスクエニの双璧ドラゴンクエストシリーズでは、相手の呪文を封じる呪文「マホトーン」が存在。
- 上記のように、ボイスが採用されていると「喋れない」という状態異常は矛盾が発生してしまう。
現在ではボイスの採用が当たり前になってきているため、そのうち「喋れない」という状態異常は廃れてしまうかもしれない。
余談だがステータス異常時での表示は吹き出しに「…。」表示。漫画でよく使われる黙っている状態。絵文字にもある。💬
FF1
1でこれにかかると薬も持ち物も使えなくなる。
もちろん、装備品をアイテムとして使用して魔法を発動させることもできなくなる。
そして吹雪などの特殊攻撃を封じることもできる。意外と高性能。
モンスターの場合、沈黙しても行動パターンは変わらない。封じられた行動は「こうかが なかった」と表示される。
よって、何らかの特殊行動を行う敵は大幅に弱体化する。
この状態異常を引き起こすモンスターが非常に少ない。一度も受けたことがないプレイヤーも多いのでは。
一応サイレスはバンパイアロードやスピリットナーガが2番目の魔法として使うようだが、
この時点では1~2ターンで軽く倒せる相手。
- そういうわけで、沈黙回復の魔法であるボキャルは非常に影が薄い。
- サイレスを使用するモンスターは正確には上記2体(バンパイアロード・スピリットナーガ)+イビルアイ(ビホルダー)・デスアイ(デスビホルダー)の僅か4体のみと非常に少ない。
FC版では(戦闘終了時に自然治癒するとはいえ)そこそこ危険なのだが、このせいで影が非常に薄い。
戦闘中は自然回復しないが、戦闘終了で回復する。
沈黙中はアイテムを使えなくなるという設定は奇異に感じるかも知れないが、
魔法の武器防具はもちろん、ポーションや毒消しすらも本来はマジックアイテムの扱いであり、
使用には詠唱が必要だったり、魔力が遮断されると使えなくなるという設定は、
D&Dやウィザードリィなどの海外RPGでも見られる。
しかし、さすがに敵のブレス等が封じられるのは仕様上の問題という可能性が高いか。
FF1(WSC版以降)
GBA版では特殊攻撃を封印させることはできないようだ。
試しにスカルミリョーネを沈黙状態にしたが、特技雷の発射が収まることは全く無かった。
しかし、代わりにアイテムを使うことはできる。そのためFC版ほど強力ではなくなった。
リメイク版では魔法だけを封じる仕様に変更されている。
- このせいでただでさえ受けることが非常に稀な状態異常だったのに余計に影が薄くなった。
敵もこの仕様のため、こちらが使う場合のサイレスの活躍させどころもほぼなくなってしまった。
当然ながら元々存在価値の怪しかった沈黙状態回復魔法のボキャルの存在価値もほぼなくなってしまっている。
FF1(GBA版以降)
相変わらずほとんど受けることのない状態異常なのだが、「沈黙耐性」には意外な使い道が。
GBA版以降ではエルフの町のミスリルソードが削除されアストス戦の難易度が上昇したため、そこでサイレスが活躍できるようになった…と、言いたいところだが、GBA版以降は15パズルの記録更新で入手可能なコカトリスの爪(ブレイクと同効果・命中率はサイレスと同等)があれば、アストス前でセーブ→コカトリスの爪が当たるまでリセットを繰り返す方法で楽に倒すことが可能なため、残念ながらやはり活躍の機会はほぼない。
もちろん、15パズルが苦手でどうしてもコカトリスの爪が入手できないという人や、苦労してでも普通に殴って倒したいという人の場合には話は別だが、当然ながらサイレスは必ず当たるわけではないので使う暇があったら普通に攻撃したり味方の強化をするというプレイヤーも多いため使われることはほぼないという悲しい状況になってしまっている。
GBA版以降も魔法だけを封じるのみかつサイレスを使うモンスターも従来通り非常に少ないだけでなく、他シリーズと同様に沈黙を直すアイテムやまびこ草が追加されたために、沈黙状態回復魔法のボキャルはついにわざわざ買って覚えさせる必要すらなくなってしまうという悲しい状態になってしまった。
FF2
一時的な状態異常。バスナLV3以上で治療可能。
永久に魔法が使えない状態として忘れるがある。
- 敵に使ってみても即座に回復されたりして勝手が悪い。
また、かかったターンに唱えた魔法は無効化されない(忘れるも同様)という無駄に厄介な弱点もある。
FF3
サイレスの魔法でこの状態異常になる。戦闘終了後も持続する。
やまびこそうやエスナで治療可能。
味方の場合は「まほう」アビリティが使えなくなるだけなので、戦士系ジョブは治療する必要がない。
敵の場合は「にらみ」などの特技が不発になる。
混乱と違って戦闘中に回復することがないので、長期戦になりそうならこちらで。
サイレスを使ってくるのはオーエンの塔のプティメイジのみ。
沈黙になっておけば、毒や暗闇といった永久ステータス異常にかからなくなるのでむしろ有利。
残念ながら、宿屋に泊まると治ってしまう。
さりげなく暗黒系モンスターの増殖を封じることが可能。
開幕でサイレスを全体がけしておけば魔剣士が少なくても結構いける。ただし分裂は防げないので注意。
- 分裂系の敵は「マヒor眠りor混乱」にすれば通常攻撃でも分裂しなくなる。
FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)
プティメイジの他にゴールドルもサイレスを使用してくるようになった他、2ヘッドドラゴン(+色違いの雑魚のダブルドラゴン)・エキドナ(+色違いの雑魚のヒュドラ)が沈黙効果付の打撃を使用してくる等、FC版に比べて敵にかけられる場面が増加した。
FF4
永続異常で、戦闘終了しても回復しない。
やまびこそう・エスナで回復できる。
SFC版では状態異常の優先順位の関係で魔法や特技による暗闇やバーサクが効かなくなる(参考)。活かせる機会は少ないが、毒と同じくプリンプリンセスに踊らされなくなる。
DS版で、魔法詠唱中にサイレスを受けると詠唱後、「声が出ない」と表示され不発になる。
詠唱が中断されないため詠唱時間の長い魔法を唱えている最中にサイレスをくらうと厄介。
詠唱中に沈黙し、詠唱終了前にエスナ等で治療するとどうなるかは不明。
- ちゃんと魔法が発動した。
二人掛け・思い出す・歌う(熱唱)も使用不可。祈りも効果が発生しなくなる。
- 大地のハンマー等の魔法効果のある武器のアイテム使用は可能だが、
オートコマンドでセットしていた場合は何故か「たたかう」に置き換わってしまう。 - のろいやかえんりゅう等の直接MPを消費する類のアビリティは、通常・オートコマンド共に発動できる(口を使う類のアビリティ扱いにはなっていない模様)。
FF5
FF5では青魔法以外の魔法や、「うたう」、GBA版で追加された暗黒魔法ですら封じる。
戦闘中のみの状態異常で、時間経過により解除される。
治療アイテムがないので、治療はエスナか調合の気付け薬・万能薬だけと地味に効く状態異常。
詩人の服で耐性をつけられる。
防御力は低いが、リボンを装備できない魔道士系が素で付けられる唯一の沈黙耐性になる。
戦闘中のイベント会話の時は沈黙状態にも関わらず普通に行われる。
ライブラで調べるとはっきり「ちんもくしている」と表示されるし、バーサク状態だとちゃんとイベントがカットされる点からしてもちょっと理不尽さを感ぜざるを得ない。
- 会話イベントはモンスターが特定の条件で起こす特殊な行動なので、バーサクだと封じられる。
特にギルガメッシュ(2戦目)はしゃべりながら魔法を唱えてくるのでますます不可解。
「おれが悪かった…」
「ヘイスト」
「こうかがなかった」
- 呪文の詠唱を沈黙させているのだろう。
- 沈黙状態で魔法を使ってもリフレクが反応する。
順番としては「魔法名」→「リフレク反応」→「こうかがなかった」。
「こうかがなかった」と言うテキストからして、詠唱(発声)自体は可能なのかもしれない。
冒険ガイドブック48Pでは口にバッテンの絆創膏を貼り付けられる表現がされていた。
マギサの攻略漫画でマギサがサイレスを受けている。
- 「いきなりサイレス!!」「よっしゃたおせ!」
マギサはエアロを使うため、漫画のように完封されるわけではない。
エアロはマギサの魔法の中では最も高い威力を持つが、奇数ターン目の行動全てと偶数ターンのドレインを封じるため、サイレスで大幅に優位に立てるのも間違いではない。
本作では、「沈黙」状態と異なる「魔法が使用出来なくなる状態」が存在する。
時空魔法Lv2の「ミュート」を唱えた時の状態がそれである。
FF6
戦闘中のみの状態異常。
主な効果は上記の通り魔法の使用不可。
山彦煙幕という治療アイテムが登場した代わりに、時間経過で解除されなくなった。
前作FF5との大きな違いの一つが、青魔法も封じられること。
フリーズドラゴンやホーリードラゴン、神々の像のまほうといった特定のボスは魔法や特技メインにもかかわらず沈黙耐性がなく、サイレスで大幅に弱体化が可能。
魔法とアイテム以外がほとんど使えない狂信者の塔で登場するホーリードラゴンは、沈黙状態になると何もできない張子の虎と化す。詳細はホーリードラゴンの項目を参照。
FF6は魔法回避が0の敵がほとんどで、FF5のようなレベル差による命中率低減などもないため、耐性が存在しないとてきめんに効く。
FF6では魔法以外でもMP消費技などの一部特殊攻撃を沈黙で防げる。
こういった技は結構多いので、低レベル攻略などでは役に立つことも。
- 敵の特技で絶対零度や魔導レーザーといったMPを20消費する技は全て沈黙で封印される対象となる。逆にいえばMPを消費しない特殊攻撃(かまいたちなど)は、沈黙で封印出来ないので要注意。
- ウーマロの吹雪など味方のMP無消費特技も沈黙で封印されない。
暗闇と同時にかかると画面上の味方キャラクターのグラフィックは暗闇状態(サングラス)が優先されるので、
魔法ウィンドウを開こうとするまで沈黙状態にもなっていることに気付かないことも。
- たとえばトラインを食らった時などに発生する。
FF7
各種魔法、召喚、敵の技が使えなくなる。
FF5と異なり、敵の技まで使えないというのが痛い。
山彦煙幕で治せるが、戦闘終了でも自動解除される。
仕様としてはFF6のそれとほぼ同じ。
青魔法(敵の技)にも有効・戦闘中永続・戦闘後解除・治療アイテムあり。
ボス格に有効な敵が少ない、サイレスなどの沈黙を付加する技の習得に時間がかかる(エアリス以外)、マテリア・魔法の仕様的に下位の睡眠が有効な場合が多い等のため、FF6ほど味方側として有効活用できる場面は少ない。
一部の敵には戦略的に有効。
CCFF7
魔法が使えなくなる。
効果中は頭上に「…」とふきだしが出る。戦闘終了や時間経過では治らない。
万能薬・エリクサーで解除できるほか、無敵状態が開始する時、
勇気百倍!が発動する時、物語が進行して章が変更する時にも解除される。
また一応、沈黙になる瞬間にエスナを発動させていると解除出来る。
BCFF7
サイレス自体がGSアプリのみなので、沈黙になるのはレース中+チョコボのみ。
CCと同じく、効果中は頭上に「…」とふきだしが出る。
他の攻撃と違ってアビリティでの予防は不可能。時間経過により解除される。
FF8
永久ステータス異常。「まほう」「ドロー」「G.F.」のコマンドが使えなくなる。
G.F.はともかく今作ではドローは場合にもよるが魔法を魔法として使う事は少なく、特殊技その他は問題なく使えるためそれほど深刻なステータス異常ではない。
また沈黙状態でもヴァリー状態ならば問題なく魔法を使う事が出来る。
バトル終了後にも自然解除されず、ストック中のまほうを使うことが出来なくなる。
- ただし、マップ移動中のドローについてはキャラクターが沈黙状態であっても、フィールド(室内)やワールドマップ上にあるドローポイントからドロー→ストックができる。
本作では「まほう」よりも使えるコマンドアビリティが結構揃っているので、ボス戦でのG.F.ドローを除けば、正直あまりプレイに弊害がでるようなステータス異常ではない。
暗闇と合わせて、ローリスクでピンチ度を上げられる手段として使える。
まほうコマンドをセットしたキャラが沈黙+混乱状態になると魔法をランダムで使おうとするが当然使えない。同様にモンスターも沈黙状態で魔法を使おうとするがやはり使えない。
またバイセージやゴーマニ、『魔女(1)』は沈黙状態のモンスターが現れるとエスナを使い解除しようとする。
敵に食らわせた場合、肝心な相手に効かない場合が多いのであまり役に立たない気がする。
ベヒーモスに効くのは良いのか悪いのか。
- 他に有効度が高そうなのはバイセージやゴーマニ、警備員、コマンドリーダー、ドラゴンイゾルデ、『魔女(2)』といったあたりだろうか。
バイトバグやケダチクなどの魔法をもたないモンスターも沈黙状態にできるが当然無意味。 - 魔法を使用しかつ沈黙が有効なモンスターは全29種類。なおアルティマニアにはガルキマセラの沈黙有効値が「1」と記載されているが、これはエスタ兵(ターミネータ)やエルノーイルの石化、またはクアールや鉄巨人のストップと同様に無効と見なしていいだろう。
チュートリアルのヘルプにおいて「口がきけなくなり、魔法、G.F.、ドローのコマンドが使えなくなります。」と説明されている。魔封じ状態を表現する比喩ではなく本当に口封じされているようである。
FF9
白魔法、黒魔法、青魔法、召喚、幻獣が使用不可になる。頭上に「・・」の吹き出しが出る。
ビビなどの後衛キャラにはとても痛いステータス異常。一方でジタンなどの前衛キャラにはほとんど影響なし。
エスナ、万能薬、やまびこ草で回復可能。サポートアビリティとして、沈黙回避の術をセットしておくと安全。
ボス戦などで敵を沈黙状態にすることで、戦いがすごく楽になることがよくある。
ガーネットが一時期、精神的な失調から言葉を全く発せない状態に陥る。もちろん状態異常としての沈黙とは異なる。
この間はあらゆる行動(コマンド)が一定の確率で失敗する……のだが、逆に失敗さえしなければ各種の魔法も通常通り使用できる。あれ?
FF10
魔法が使えなくなるが、召喚やオーバードライブ技は使用可能。
この状態を発生させる攻撃によってそれぞれ効果が持続するターンが決まっている。
(魔法のサイレスも含め基本的に3ターン、サイレスバスターは1ターン、ファラオの呪いは254ターンなど)
沈黙状態のキャラはボイスを発しなくなる。
ボイスを搭載した10では、ある意味新しいマイナス効果と言えなくもない。
アルベド回復薬を使っても治療できるため、ユウナが沈黙状態になってもリュックが回復役になれるのは大きい。
FF10-2
「白魔法」「黒魔法」「妖術」「ダンス」「うた」「きぐるみ魔法」(「モグチャージ」を除く)が使えなくなる。
万能薬、やまびこそう、魔銃弾「ホワイトウィンド」、奥義「一新」などで解除できる。
魔法があまり役に立たず、戦闘中に自由にジョブチェンジできる今作では大して困ることはない。
FF11
詳細はこちら→沈黙
魔法が使えなくなる状態異常。基本的にはやまびこ薬やサイレナ、時間経過で回復可能。
本作では下位版の「静寂」があり、 それと異なり一部回復手段が通用しなかったり効果時間が長かったりする。
FF12
魔法が使えなくなる。無作為魔も使用不能になってしまう。
永続ステータス。戦闘不能でも解除されない。
ただし沈黙状態でも掛け声や悲鳴は発する。
どうしても沈黙が回復しない場合、大抵は人造破魔石がその原因である。
一部の強敵は魔法乱射型の発狂パターンを持ちながらこれが効いてしまう。FF5を髣髴とさせるような。
FF12RW
魔法が使えなくなる。
区分が魔法扱いなら基本技だろうが特技に含まれそうな技だろうが封じられる。
使用する技が魔法のみのユニットだと、これだけで封殺されてしまう。
FF14
従来と同様に魔法が使えなくなるデバフ。永続しないが効果時間はまちまち。
プレイヤー側に付与手段はなく、代わりに特定アクションの詠唱を阻止するアビリティが存在する。
通用するアクションは詠唱バーが明滅することで区別化されている。
- パッチ5.0以前は短時間だけ沈黙を付与できるアビリティ群が存在し、詠唱中に沈黙を付与して阻止していた。
FFT
魔法の使い勝手があまり良くない、他に優秀な攻撃手段がある、マジックブレイクがある、
この効果のある技を敵が使ってくることも少ないと影が薄い。
アグリアスの聖剣技の追加効果で見る程度か。
- 沈黙唱、シルフはこの状態異常を発生させるためのみの魔法。
前者は詠唱時間が短く後者は範囲が広いため、魔法使い系の敵ユニットが多い場合は
味方の魔法使いに使わせておくと役に立たないこともないが、結局は殴ったほうが早い。
(裏)真言、話術も不可。詩う、踊るは可能。
時間経過による自然回復がないため、一度沈黙がかかればとアイテムやエスナがないと回復できない。
FFTA
3ターン持続する。
封印されるカテゴリは白魔法・黒魔法・赤魔法・時魔法・精霊魔法・召喚魔法・幻術・錬金術・賢術・祈祷・
呼び出す・あやつる・忍術(投げる以外)・めたもる。同名のアビリティも含む。
上記に加え、挑発・降伏勧告・天使のささやき・追い払う・助言・雄たけび・竜ならし・バンガブレスも封印される。
FFTA2
表記は「ちんもく」。
3ターン持続する。エスナややまびこ草で治療可能。
封印されるカテゴリは白魔法・黒魔法・大魔法・赤魔法・緑魔法・時魔法・精霊魔法・召喚魔法・魔法剣・幻術・錬金術・裏魔法・賢術(アルテマブロウ以外)・知識(しらべる以外)・祈祷・忍術(投げる以外)・幻惑(ぶんどる以外)・風水・詩う(かくれる以外)。
上記に加え、挑発・降伏勧告・ウォークライ・天使のささやき・パニックボイス・咆哮・死の宣告・クエイク・マイティガード・ガードオファ・ドラゴンフォース・助言・竜ならし・雄たけび・ぜっきょう・レセプション・マネジメント・ブレイクダウン。
FFUSA
魔法が使えなくなる。
…という触れ込みだが、実際にはこの状態異常になることはない。
実は設定ミスにより、沈黙効果のある攻撃を食らっても
沈黙耐性があるかないかに関わらず絶対に沈黙状態にはならなくなっている。
つまり、本作の沈黙耐性は(一応防いだ場合に表示のみ出るが)完全に無意味な存在。
- 冒険ガイドブックには状態異常にかかったときのグラフィックが掲載されているが、
沈黙だけは「沈黙攻撃を食らった瞬間」の写真だった。
なんとしても沈黙状態にしようとして苦労したんだろうなあ…。
チートで強制的に沈黙状態を発生させると、一応「ちんもく」表示と、「…」のエフェクトが出る。
内部データは存在している様子。また、氷のピラミッドで何か知らんが
フェイが沈黙にかかっていたことがある。オート操作でひたすらエスナ唱えようとして
失敗するあたり、やはり想定外の状態異常なのだろうか。
強引に沈黙状態にした場合、魔法を唱えようとすると、
「○○は ちんもく させられている」と表示されて無効化される。
このゲームで最初に無効にできる状態異常が「まほうのゆびわ」で防げる沈黙である。
沈黙攻撃を初めてしてくるのは、氷のピラミッドで「じゅもんふうじ」を使用するメイジ。
この時、普通に進めていれば既にバトルポイントでまほうのゆびわが手に入っているはずで、
さらにパートナーのフェイの初期装備でもあるので、まさかこの装備の有無に関わらず
沈黙という状態異常が無意味だということを知らなかった人は多いことだろう。
聖剣伝説
敵のみの状態異常。サイレスおよびモンキーベイビーで発生する。
魔法に限らず、一定時間あらゆる特殊攻撃を封じられる。ただし、体当りは食らうので、攻撃する時は注意。
DFFAC
EXスキルが使用不能になるデバフ。
そのため今作では、沈黙状態でも魔法(EXスキル以外)を使えてしまう。
一方でEXスキルに分類されるならば、クイックトリック等どう考えても発声の必要がない物理技さえ使えなくなる。
沈黙状態でもキャラボイスは普通に出る。シンボルチャットも使用可能。
光の4戦士
戦闘中のみ魔法、歌が使えなくなる。
時間の経過、やまびこそう・エスナで回復する。
FFL
従来同様、魔法&歌が使えなくなる。
回復はエスナ、やまびこ草を使うとよい
- 実際、FFLでは沈黙効果付きの攻撃を多用してくる敵は多くない。
FF零式
味方のみに発生する不利ステータス異常。
効果中は魔法と朱雀が使用不可になる。
モンスターの攻撃で発生するほかに、敵に不意打ちされた時に発生することがある。
魔法が主力の朱雀にとっては厄介な状態異常。
沈黙効果の攻撃を持つモンスターは、フロートアイ&プレイグ、ウェンディゴ&グラシャラボラス、モルボル&モルボルグレート&スペースモルボルの3系統7種。
単体でならそれほど問題ではないが、敵が複数いる時に沈黙状態にされると少々厄介。
また沈黙以外のステータス異常も一緒に発生する攻撃もあるため、体勢を立て直しづらくなることも。
一方、フィールドのエンカウントバトルで発生するときは操作キャラ一人だけで済む。(不意打ちによる状態異常付加は、操作キャラのみが対象となる)
味方キャラへ交代すればそれほど問題はないだろう。
TFBL
味方側は魔法タイプのアビリティが発動しなくなる。
サイレス・サイレスアタック・サイレスバスター・絶対支配・無双稲妻突きで敵に付与でき、サイレナ・古の祈り歌で解除できる。
敵側は魔法タイプのダメージが発生せず、魔法タイプの技が発動しなくなる。
どちらも効果時間は20秒。
敵側はカイナッツォ、ゲスパー、魔女イデア、シヴァの「サイレス」、リッチの「サイレガ」、くらやみのくもの「波動球」、オメガの「にじいろのかぜ」、ケフカ:魔導の神の「トライン」、セーファ・セフィロスの「スーパーノヴァ」、闇の王の「サイレントスアス?」で発生。
PFF
魔法の使用ができなくなる。ターン経過で解除される。
ただしジョブアビリティであるホーリー・フレア・バハムート・敵の技、プレミアムスキルによる魔法は沈黙していても使える。
ただし最初に黒魔法がいるコメットは条件が満たさないため実質不可で、プレミアムスキルでも「魔法が使えるようになる」のようなスキルは別なので不可。
敵の一部の攻撃も魔法扱いのため、沈黙を意識して使えると強い。
沈黙していると一部のカウンターを塞ぐことも可能だったりする。
魔法に限らず物理攻撃も封じ込める。
魔法が否かの判定処理をするよりは、沈黙だから使えないという処理をしているのかもしれない。
FFRK
魔法を使用できなくなる状態。
エスナやボキャルで回復可能。時間経過でも回復する。
使用できなくなるアビリティについては、
黒魔法、白魔法、召喚魔法、魔女アビリティ、魔法攻撃系となっている暗黒アビリティが使用できない。
魔法剣アビリティは物理攻撃のためか普通に使用できる。
吟遊詩人アビリティの歌や忍者アビリティの忍術は沈黙状態でも使用できる。
必殺技については沈黙の影響を受けるものと受けないものがある。
個々に設定されているらしく、調べないとわからない。
例えば、ゴルベーザなら、呪縛の冷気と黒い牙は沈黙状態でも使用できるが、
ナイトグロウ、コズミックレイ、双月は沈黙状態で使用できない。
呪縛の冷気は状態異常技だが、それ以外は魔法攻撃と記載されている。
回復技に関しても同様で、ローザのディバインヒールやポロムのシンクロは使えないが、パンネロのブレイブダンスは使用可能。
共通必殺技の「ヒールマジック」のようにいかにも魔法のような名称なのになぜか沈黙状態でも使えるケースもある。
チョコボの不思議なダンジョン2
約40ターンの間、魔法の本が使用不可能になる。
7種の状態異常(毒、蛙、遅、眠、乱、沈黙、小人)の中では危険度はかなり低い方なので、結合効果でクラを作成する場合は大抵これか小人のどちらかを外される運命にある。(全部結合すると強制的にリボンのクラになってしまうため)
注意が必要なのは主人公キャラが装備で耐性を付加できず、アイテムの持ち込みもできない復活ダンジョン。特に山岳ダンジョンに挑むクルクルは攻撃力が低い上にボスがサイレスフラッシュを撃って来る為、最下層に降りる前にそれなりの下準備をしておかないと、文字通り手も足も出なくなってしまう。
余談だがシロマの特殊技である「ケアル」は魔法ではないらしく、彼女が沈黙状態でもちゃんと使ってくれる。