FF6 
瀕死状態で「たたかう」を選ぶと、1/16の確率で登場する特殊攻撃。
非常に凄まじい威力を発揮し、ストラゴスとリルムの瀕死必殺技は成功すれば敵単体を葬り去る即死効果を持つ。
滅多に見ることができないために、幻の大技とも呼ばれている。
ちなみに、ゴゴの『お仕置きメテオ』はギャグ以外の何者でもない。
発動には戦闘開始(ATBゲージ蓄積開始)から768カウント(25.6秒)の経過が必要であり、戦闘開始の直後や開幕一回目の行動では使用できない。
このため、全員瀕死で戦闘に突入して必殺技の1/16を引くまで粘る、といった戦法は使えない。
- ポーズをかけている間など、戦闘の時間の流れが止まってる間はカウントされない。
カウントは65535を超えると0に戻るが、30分以上かかるので通常は気にする必要はない。 - 戦闘開始からのカウントについては、各戦闘のBGMを目安にするといいだろう。各々のBGMの“サビ”の部分が流れ出すより数秒前位が頃合い。
上記の発動条件以外に、HPが1/16であること、ゾンビ、透明、分身状態でないこと、一度も発動したことが無いことなどが含まれている。
混乱中は絶対に発動しない。
瀕死必殺技リスト
- ティナ:ライオットソード(142)
- ロック:ミラージュダイブ(139)
- カイエン:つばめがえし(140)
- シャドウ:シャドウファング(140、スリップ)
- エドガー:ロイヤルショック(143)
- マッシュ:タイガーブレイク(140)
- セリス:スピニングエッジ(143)
- ストラゴス:セバーソウル(即死)
- リルム:スタープリズム(即死)
- セッツァー:ブラッディカード(147)
- モグ:モーグリらんぶ(150)
- ゴゴ:おしおきメテオ(146)
の2人は『たたかう』のコマンドがないため瀕死必殺技を持っていない。
また、「たたかう」コマンドは持っているものの、バナンなどのゲストキャラクター達にも瀕死必殺技は用意されていない。
- 内部システム的にはキャラクター別ではなくジョブ別に実装という扱いとなっている。
そのため、バグでモルルがマッシュの性能を引き継いだ場合、マッシュ(モンク)の瀕死必殺技を使える。
逆にモグタン将軍はセリスの姿でも瀕死必殺技を使えない。
即死技以外はすべて効果は同じで、魔法防御無視の魔法ダメージ(魔力依存)である。
キャラが条件を満たしていても、透明または分身状態だと絶対発動しない。
一応、即死技以外も各技ごとに基本攻撃力が微妙に異なっている。また魔法回避率も無視の必中攻撃扱い(敵に対してはあまり意味がないが)。
- 即死技はなんとアンデッドにも有効。こちらも耐性が無ければ必中。
ただし敵が即死耐性持ちの場合は普通に防がれてミスになる。
どの技も、攻撃アニメーションは結構あっさりしてる。
気付いたら必殺技が出てて、気付いたらもう技が出終わってるって感じ。
ゲーム中で全種類見たなんて人はほとんどいないだろうが、
かろうじて1・2種類ぐらい見たことがあっても、そのあっさりさゆえにほとんど印象に残らない。
- むしろ事前に知ってないと何が起きたのかすら分からない。
そして再現も困難なため、バグか勘違いかイベントアクションだったと思って存在を忘れる。
一応ナルシェの初心者の家で存在する事自体は教えてくれる。それでも瀕死を保つというリスクの高さや
そもそも発動が運任せなので狙って見ようとしない限りは殆どお目にかからない。
- 初心者の家で教えてくれる時の名称は「かくし必殺技」である。
かいでんのあかし、げんじのこての何れを装備していても瀕死必殺技が実行されるのは一度のみ。
- これって言い方を変えれば「戦闘中に一回しか使えない」ということかな?
- カウントを貯めれば何回でも使える。が、メリットは皆無。観賞目的ですら次の戦いに移行するほうが楽。
ブラックベルトによるカウンターでも発動することがある。普通に出た時より数倍あっさり感が強い。
- ちなみにガウはカウンターで攻撃してもやっぱり瀕死必殺技は出ない。
コロシアムのオートバトルでも発動可能。
ミラクルシューズのために魔神竜と戦わせているとよく見る。
NTT出版の攻略本では「隠し技」と言われている。
DFFのコマンドバトルで、FF6勢のEXバースト発動コマンドが『かくしわざ』なのはこのためだろうか?
FF7解体新書のインタビューによると、FF6の瀕死必殺技がFF7のリミット技の原型。
- FF8の特殊技の原型でもあるのかもしれない。
キャラごとの必殺技という意味ではリミットの原型なんだろうけど、仕様としては特殊技のほうが近いんだよな。
低確率のランダム発生であることに加え、ただでさえ通常攻撃を行う頻度がゲーム進行につれて減りがちで、さらに瀕死状態で通常攻撃をすること自体滅多にない。
これらの要因から「存在を知らない」「存在は知っているけど見たことがない」、そんなプレイヤーも多いと思われる。
【視聴覚室】
今なら各種紹介動画によって簡単に確認できる。低レベル攻略ではお世話になりそうですね