関連:状態異常としての【フェイス】、魔法/【フェイス】、モンスター/【フェイス】
FF14
パラメータ「信仰」の一部海外版での名称。この数値が高いほどMPの自然回復量が増加する。
ヒーラー専用のパラメータであり、他のロールでこの値を増やしても、一切変化はない。
- 実装当初は最大MPを増加させていたが、パッチ5.0でのMPの仕様変更により上記効果となった。
FFT
FFTに登場するパラメータ。
訳すと「信仰」。神を信じるということ。
この値が高いと、魔法攻撃で与えるダメージと喰らうダメージ、状態異常魔法(補助含む)の成功率が増える。
- 回復量に関しては神の奇跡なので「信ずる者は救われる」と言うのは分からないでもないんだが、ダメージ関係で「信ずる者はより食らう」と言うのは微妙に納得いかないし、何より「信じない者は食らわない」まで行くと正直理不尽な感じがする。
信仰心があろうがなかろうが業火に焼き尽くされたりしたらただじゃすまないと思うんだが。- 信仰心が低い者に対しては魔法が上手く機能しない、という見方はどうだろうか。
他作品では「精神」とその名の通り精神面の高さが、物理的にダメージを食らうはずの攻撃魔法を軽減させることを考えると、魔法とは対象の精神面に少なくない影響を受けるものとも捉えられる。
そしてFFTでは、このシステムを【神への信仰心の高さ】が【魔法を機能させる】と解釈すれば、神への信仰心が高い者は、奇跡がどのようなものであれ『ありえること』と受け止めるため、魔法もいつも以上に機能する。
逆に信仰心が皆無な者は『奇跡など、そんなものはありえない』と拒絶するため、攻撃系・回復系・ST異常系問わず全ての魔法がその機能に支障をきたす……なんて考え方もできるかもしれない。
(エフェクト上は普通に機能してるって?そこはゲームの仕様と割り切れば何とか……) - そもそもFaithがゼロであることに制限はない上、そのような白魔導士や召喚士を作れる時点で真の意味での「信仰」ではない。
Chapter2以後戦争というより悪夢めいた存在を相手取ること、離脱の際のセリフなどから、あえて誤解を恐れずにたとえるならば「逃避度」といっていいかもしれない。
神を信じたいというより、悪魔との戦いから目を背けたいのだ。
そうやって精神状態が確固としていなければ魔法への抵抗もできなくなるというもの。 - 心頭滅却すれば火もまた涼し…とまではいかないが、大体の生物(特に人間、高知能生物)は「思い込み」による影響も強い。
魔法には強い力があると思えば、自身の体にも強い反応が起こり、放つのも受けるのも深くなる。
これはBraveも同様だと思う。あちらはより肉体的な、物理的影響の方だろう。- と言うか、「神秘の力は信仰の多寡に影響する」と言う設定はFFTにかぎらず、少なからぬファンタジー作品で一般的な設定なのだが。
「人々が信じる心を失った事で妖精が死んでしまう」とかそーいうの。 - 「信じる者はより食らう」のは、受けた側が高Faithだと「神から与えられた試練」だと認識するのかも知れない。
- 上でも出てるが「魔法=神や精霊が起こす奇跡」のようなモノと考え、Faithはその「効力をどれだけ信じているか」を示すステータスなんでしょう。
敵味方に関係なく、純粋に魔法の効果を肯定するか否定するかの傾向を示すステータスなので、自分の魔法の威力を信じる=相手の魔法の威力も肯定せざるを得ない。
- と言うか、「神秘の力は信仰の多寡に影響する」と言う設定はFFTにかぎらず、少なからぬファンタジー作品で一般的な設定なのだが。
- 信仰心が低い者に対しては魔法が上手く機能しない、という見方はどうだろうか。
- なぜかモンスターにもちゃんと存在し、高すぎると信仰の道に目覚めてしまう。
勇気はまだしも信仰心があるというのは不思議な感じだが、除名するときに割としゃべったりするので問題ないのかも。- 異世界人にも存在している。
恐らくは教会や宗教などとは関係なく、そういったある種理論的なものよりも高次な「本質的・本能的な神(のような存在)」への依存を表しているのかも知れない。
とあるアニメの言葉を借りるなら「可能性という内なる神」とでも言おうか。
- 異世界人にも存在している。
- ラムザ達は教会から異端認定されているから「信仰心が増す=自分が異端認定されているテロリストのメンバーであることを嫌う」ということなのでは?
しかしこれだとまだ聖石の秘密などに触れておらず貴族として一般的な青年であるchapter.1での離反は説明できないな。- この信仰心が「グレバドス教への信仰」とは一言も明言されていない。
異世界出身者やモンスターの場合はそもそもグレバドス教自体知らないだろうし、異端者云々は関係ないのだろう。
- この信仰心が「グレバドス教への信仰」とは一言も明言されていない。
戦闘終了時のFaithが85以上で信仰に目覚めはじめ、95以上で信仰の道を志して勝手に離反(除名)してしまう。
- 除名の項目にもあるが、その際の台詞はヤバイ宗教にハマった感が出ており、なかなか怖い。
ラファの「神の愛は無限だもの」やクラウドの「より神に近づくために、きみたちとお別れすることに決めたよ」など。
一方で「人間にはどうしようもないことがあり、全能の神にすがるしかない」といった悲哀のある発言をするキャラも多い。 - Faithによる離反は除名同様、ラムザ以外の全員に起こりうる。
パーティの主力が抜けてしまうと痛いのでFaithの上昇は適度に抑えよう。 - 固定キャラを除名したくないが追い出したい場合は意図的にFaithを高めて追い出す事もできる。
正直話術士の説法でしか上げれない上に、必中ではないし1回の戦闘で上げれる数値が決まっていると作業的にめんどいのでよほど拘りがない限り普通にクビにすれば良いんじゃないかとは思うが。- クビにするのが嫌でも、Brave下げる方が早い。
主人公であるラムザだけは絶対に離脱しない。
常時Faith97状態になれる唯一のキャラなので、彼に魔法を使わせるというのもあり。
幸い、彼の見習い戦士はMAもそれなりにある。
- 何より、彼とルッソにはMAを確実に累積アップできるチート技があるため、後衛にはうってつけ。
- 状態異常系魔法は、成功率=(基礎確率+MA)×自Faith/100×敵Faith/100 みたいな計算式。
通常、Faithは高くてもお互い70くらい。
Faithが97もあれば、5割以下まで落ちかねない確率が、6割くらいまでは上がってくれる。
状態異常魔法は詠唱が早めなのもあって、中盤あたりで猛威をふるう。
魔法の火力も高くなるため、結構強力。
それ以降になるとチート爺の参入などで空気になってしまうが。
ヘイストやプロテスも、星座相性にもよるがFaithが低いとポコポコミスるので、補助役は84(警告メッセージのない限界値)くらいまでは上げておきたい。
警告が(非常に)鬱陶しいのを我慢すれば94までは上げられる。 - 常人なら神のために仲間と道を違えるほどの信仰心を持ちながらも、ラムザはそうならない。
ラムザは自らの信仰と実際の行動を完全に区別して考えられる人間なのだろうか?
あるいはその二つが全く矛盾しないもしくは一致するゆえのものなのだろうか?
ひょっとすると、彼の率いる集団そのものが宗教団体か何かにすり替わってるのかもしれないが……。- ラムザ「僕は、新世界の神となる」
プロテスなど、EV以外で確率変動する魔法は、Faithの依存度が高く、これを伸ばしておくことで簡単に信頼度を高められる。
相互のFaith=84、術者のMA=1場合、各相性ごとに必中となる魔法は下表の通り。
白魔法 | 黒魔法 | 時魔法 | 陰陽術 | 召喚魔法 |
相性:「悪い」以上で必中の魔法 | ||||
プロテス シェル | - | ドンムブ グラビデ ヘイスジャ スロウジャ | 闇縛符 絶装魔脱 | ゴーレム(相性による変動なし) |
相性:「普通」以上で必中の魔法 | ||||
レイズ アレイズ リレイズ リジェネ ウォール エスナ | - | ヘイスト スロウ レビテト リフレク クイック | 魔吸唱 命吸唱 信祈仰祷 信疑仰祷 沈黙唱 狐鶏鼠 不変不動 夢邪睡符 | カーバンクル リッチ(味方には使用不可) |
相性:「良い」以上で必中の魔法 | ||||
プロテジャ シェルジャ | トード | グラビガ | 勇猛狂符 乱心唱 碑封印 | - |
相性:「最良」で必中の魔法 | ||||
- | デス | ストップ | 腐生骸屍 | - |
相性:「最良」で必中にならない魔法 | ||||
なし |
※相性最悪の場合は、MA=40あっても100%に至る魔法が存在しないため、割愛。
相性が普通以上なら、MA補正最低の竜騎士ですら、100%アレイズを成功させられる。
むしろレイズやプロテスのみに焦点を当てるなら、死ににくく、後衛に配置しやすいため、白魔法と相性がよいことがわかる。
状態異常にする魔法なども命中の影響があるので、高めにしてあると便利だが…
受けるダメージが増えるのが嫌なんだよな。
- 殺られる前に殺れば良いだけの話。仮に喰らっても魔法回復量も増えているので問題ない。
個人的には80まで上げることを薦めたい。 - 逆に下げるなら思いっきり下げて3にするべきかもしれない。
- ちなみに3まで下げると魔法関連のアビはほぼ効かなくなる。
味方の回復魔法やヘイスト等の補助魔法もミスるか雀の涙程度の回復量、またレイズもほぼ間違いなく入らないが、上に書いてあるように敵の魔法なんかはどんな強力なものを食らってもダメージは1桁、高くても2桁前半程度。
一長一短ではあるが、使えない事はない。
イヴァリースシリーズで唯一Tのみに存在するステータスだが、これはTが大崩壊後の神の去った世界だからかもしれない。
…単に複雑だったり面倒だったから削られただけかもしれないが。
- ゲルモニーク聖典なんか読んだら一気に0になりそうな気がしないでもないが。
まぁ、グレバトス教=唯一の信仰対象、じゃないから(それに実際魔法と言う形で奇跡は存在する)そうならないのかも知れないが。
黒本によると10ごとに違いが顕れるとあるが間違い。
実際には1の違いでも結果に反映される。割とはっきりとFaithをほぼ0にして魔法を無力化し、回復は拳術やアイテムなどに頼るという戦い方もある。
魔法銃やPSP版の暗黒剣によるダメージにも影響する。
タクティクスオウガに存在した「ガンナー」というクラス(職業)は“銃という科学的な武器を扱うために自然への信仰を捨て去っている”という設定(そのため一度ガンナーになると他のクラスへの転職は不可能になる)。
つまりFFT的に言えばFaithゼロ状態なわけだが、魔法防御力(正確には属性防御力)に関しては“自然への信仰を持たない=その恩恵(守護)も受けられない”ため全クラス中最低となっている。
同じ制作者の手による作品であり、信仰心を捨てるとその恩恵も失うという点までは同じであるのに、その解釈が真逆になるというのも面白い。
FFBE幻影戦争
キャラクターに設定されている数値。いずれのキャラもBraveとFaithは初期値50から始まる。
Faithは上げづらく下がりづらいため、意識して弄らないと初期値のままということが多い。初期値でもメリット・デメリットが目に見えてこない。
ギルドで食事設定をすると、Braveが徐々に上がる代わりにFaithが徐々に下がるという、不思議なことになっている。