ミニゲーム/【クロノバインド】

Last-modified: 2013-02-13 (水) 22:50:26

関連項目:ミニゲーム/【ザナドゥポーカー】


FF13-2

DLCである「サッズ編『表か裏か』」で遊べるカードゲームの1つ。
前作および今作のある種キーアイコンでもある「13の時計盤」をモチーフにしている。
以下、ルールを説明する。

ゲームの前準備

実際のゲーム中は自動で行われるが、状況把握のために説明する。


まずカード。
これは普通のトランプで、ジョーカー抜きの4スート13数、計52枚を使用する。
プレイヤーには5枚ずつ配られる。


次に「13の時計盤」。ゲームのキーアイテムである。
これは某「人○ゲーム」のルーレットや幼児用学習器具の「時計遊び」の時計盤に近い。
違いは目盛りが13分割されているくらいである。


最後にコイン。
これはテーブルの名称(1000枚/10000枚/100000枚)と同額のカジノコインを「軍資金」として分けておく。
実際の掛け方については後述する。

ゲームの流れ

クロノバインドのゲームの流れ(1ラウンド)は以下のようになる。

1.ラウンドの前準備
2.カード勝負
3.時計盤の針を回す
4.ブレイク宣言(宣言した場合はラウンド終了。宣言しない or 出来ない場合は5へ)
5.時計盤へコイン配置
6.プレイヤーのカードを補充して2へ戻る

ブレイク宣言が出るまで繰り返し、宣言された時点でラウンド終了となる。
またラウンドを繰り返した結果、「軍資金」が底を突いたプレイヤー(破産者)が出た時点でゲーム終了。
そのときの「軍資金」の最高保持者が総合優勝となる。
また、ラウンドが終了するまでゲームから降りることは出来ない。


では重要になるターンの1つ1つを詳しく見ていこう。

1.ラウンドの前準備

まず、プレイヤーに5枚ずつカードを配る。


次に、時計盤の針を「13」の位置(現実の時計でいうところの正午)に合わせ、
カードをディーラーが1枚引き、そのカードの示す数の分だけ進めておく。
仮にこのときに5のカードを引いた場合、ラウンド開始時の時計盤の針が示す目は「5」である。


そしてコインを掛ける。
1000枚テーブルの場合は軍資金から20枚を自分の前に置く。
この時、4つの山に分けておく。つまり1山5枚が4つあることになる。
10000枚テーブルなら200枚(1山50枚)、100000枚テーブルなら2000枚(1山500枚)置くことになる。
これが「仮の」掛け金であり、このようにコインを追加する作業を「チャージ」という。
さらにチャージすることが出来るが、その方法については後述する。
またゲーム中に、軍資金の関係上チャージできないプレイヤーは破産となり、
その時点でゲーム全体が一旦終了する。

2.カード勝負

プレイヤー全員がカードを1枚場に出し、優劣を競う。
基本的にはAが最弱(1扱い)、Kが最強(13扱い)になる。
ただし針が指している数字は例外で、Kよりも強くなる。
さらに、Kまたは針が指している数字が場に出された場合に限り、Aが最強になる。
また、同じ数字を複数枚まとめて出すことが出来るが、判定される数字には影響がないというものもある。
こうして最強のカードを出したプレイヤーに時計盤の針を回す権利が与えられる
ゲーム中には出てこない用語になるが、このカード勝負の勝者を「ブレイカー」と仮に呼ぶことにしよう。


ブレイカーが複数現れた場合は、ブレイカー全員が出したカードの枚数だけチャージが行われる。
仮に最強のカードがQで、それをAさんが1枚、Bさんが2枚出した場合は、3回のチャージが行われることになる。
この場合、時計盤の針は回さない

3.時計盤の針を回す

ブレイカーが1人の場合、時計盤の針を回す。
回すメモリ数は前述のカード勝負の最高数値、つまりブレイカー自身が出したカードの数字分である。
また、回す方向はブレイカーが自由に決めてよい。
前のターンで右回りだったからと言って、今のターンで右回りをする必要は無い。
さらにブレイカーが時計盤の針を回した結果、針が13の目盛りを通過した、あるいは13の目盛りで止まった場合、チャージが行われる
当然破産者が出ればそこでゲーム終了になる。

5.時計盤へのコイン配置

4.ブレイク宣言をしなかった場合に行う行為だが、便宜上先に説明しておく。
時計盤の目盛りにコインを置く。
これはテーブルのレートによらず、カード勝負の際に出した枚数だけ配置する。
また、置く場所はカード勝負の際、自分が出した数値と同じ目盛りである。
当然軍資金から出せなくなれば破産扱いとなり、ゲームが一旦終了する。

4.ブレイク宣言

ブレイカーが回した先の時計の目盛りの部分にあらかじめ配置されたコインが存在する場合、ブレイカーはブレイクを宣言する権利を得る。
ブレイク宣言をした場合、ブレイカーは掛け金をせしめることになるが、それはチャージ分全額ではない。
ブレイカーがもらえるコインは、基本的に時計盤の針が示した場所にあるコインの数と同数の、チャージエリアの山である。
針が指した先のコインの数が2枚の場合は、ブレイカーは他のプレイヤーから2山分のコインを得ることになる。
4枚だった場合は「フルブレイク」となり、チャージエリア全額を得ることが出来る。
そしてご祝儀として、時計盤に配置されたコインもすべて獲得できる。これはブレイクの倍率には関係ない。


また、ブレイカーは「ブレイクを宣言する権利を得る」だけであって、実際にブレイクを義務付けられているわけではない。
すぐのブレイクで堅実にいくか、権利を放棄してチャージを重ねるか。これが勝負の駆け引きの1つになる。


よって、1ターン目にブレイクは絶対に発生しない。
また、もともとコインが無い場所からKを出してブレイカーになり、針を1周させてコインを置いてブレイク・・・とは出来ないので注意。

6.プレイヤーのカード補充

ブレイク宣言が見送られた場合は、通常は5.時計盤へのコイン配置を行った後にカード補充を行う。
ただしカードの山が少なくなって補充が出来ない場合は、例外的にラウンド終了になる。
この場合、チャージした掛け金は一旦各々の軍資金に引き上げることになる。
また、時計盤に配置されたコインはディーラーが引き取り、次のラウンドのご祝儀に上乗せすることになる。


この後は2.カード勝負へ戻ることになる。

実際のゲーム中の注意点

ゲーム画面の右側に書かれた数字は、ブレイカーがブレイク宣言した場合の、各倍率における獲得金額であり、(自分が)チャージした金額は表示されない。
よって自分(サッズ)が「破産」するかどうかは、自分でそのつど確認するしかない。
これは改善してほしい部分である。


現時点ではAFXXX年(サッズ操作時)でのみプレイ可能。
AF???年(セラorノエル操作時)ではプレイできないので注意。

戦略

このゲームで勝つには自分がブレイクすることに尽きる。
それにはカードバトルに勝つことが重要となる。
また、総合優勝すれば参加費の2倍のコインがもらえる。
それには自分のコインを減らさずに、他のプレイヤーにコインを減らすことも重要となる。


勝つためのテクニック

数字の小さいカードは早めに手放す
数字の小さいカードはカードバトルに勝てる状況が限られている。
早めに手放しておき、数字の大きいカードを来るのを待とう。
1ターン目はブレイクが発生しないので、カードバトルに負けても問題ない。
2枚以上あるなら、まとめて出すことも忘れずに。
 
時計盤に置かれているコインに注目する
時計盤に置かれているコインは、今までに出されたカードの種類と枚数を表している。
これから他のプレイヤーが出すカードをある程度予測できる。
自分がカードバトルに勝てるかを予測するのに利用しよう。
 
ブレイクは無闇に見送らない
無闇にゲームを長引かせると、他のプレイヤーにコインを取られる可能性も枚数も増える。
綱渡りなブレイクを狙うより、総合優勝を狙うほうが結果的に多くのコインが稼げる。
倍率が低くてもブレイクし、他のプレイヤーのコインを減らしていくほうがいい。