モンスター/【アモン】

Last-modified: 2022-04-30 (土) 22:08:05

名前の元ネタはソロモン72柱の魔神の一柱で、悪魔の40軍団を率いる侯爵「アモン」。
召喚した人間に過去と未来の知識を教えるという。
ミミズクの頭にオオカミの体、蛇の尾をもち火を吐くというデザインが有名か。


類似名→モンスター/【アーモン】モンスター/【マモン】


FF3

ハインの色違いで、エウレカにて円月輪を守っているボス。
バリアチェンジを使い攻撃してくるが、ハインとは違い物理攻撃も十分通用する。
レプリトで聞いた「召喚魔法はバリアチェンジしても敵のバリアに関係なくダメージを与えられる」という情報を実践できる唯一の相手でもある。

  • 無属性魔法のバイオも有効。
  • 「ほのお」の威力は300~400ほど。(こちらの備えにもよるが)
    ケアルガ1発で回復できるダメージ。
    はっきり言って弱いので、まずアモンを倒して「えんげつりん」を手に入れよう。
    • 魔界幻士の熟練度を上げまくって合体エスケプ(熟練度60オーバーでフレアに匹敵する威力になる)を連発するという手もある。クラス1の魔法でもこういうところで使い道がある。
  • 炎弱点時にリフレクでほのお4人分を反射させるととても楽しいダメージを拝める。
    もっともそんなことせずに殴り倒した方がはるかに楽なので宴会芸の一種とも言える扱いではあるが。

アモンは全ての武器属性に耐性を持ち、体力も高いので物理攻撃が効きにくい。
…という設定なのだが、この頃になると物理ジョブの攻撃手段が充実しているため普通にゴリ押しできる。

  • 防御力と防御回数はハインの上位互換だが、こちらの強化具合にまったく追いついていない。

FF3(DS版以降)

炎は使わなくなったが、ファイガブリザガサンダガの3属性のガ系魔法を繰り出す。
HPが5倍近くに増えた上に2回行動も行うようになり、更に物理攻撃も強力な為 FC版のように楽勝というわけにもいかなくなった。
とは言え、攻撃力が十分高ければ物理ダメージを数千単位で与えられるし、バイオ等の無属性魔法も依然有効なので
基本的な攻略法をベースに、長期戦を見越して防御面を固めた戦法を取るのが有効と言えそうだ。
また、今作では学者が強化されてるので、ハイン戦と同じく投入して弱点を見破りながら弱点を突いたり
アイテム効果を高く引き出せる利点を活かして押すのもいい。


エウレカはシャドウフレアの発動率が大幅に上がっているのでハイン同様風水師も有り。
でも魔人は本編ではここぐらいしか活躍の機会がないので使ってあげてほしい。学者や賢者でいいとか言わないで。


バリアチェンジを全く使ってこないことがあった。こうなるとただ硬いだけの面倒なボスに…

FF3(ピクセルリマスター版)

3色ガ系魔法とバリアチェンジを繰り出す。
厄介な事に物理防御か物理回避が上がっているのか、こちらの物理攻撃が数百程度しかダメージを与えられなくなった。
幸い白魔法のライブラでも相手の弱点は判るので、それで奴の弱点を突くかバイオ等の無属性魔法に頑張ってもらおう。
もちろん、冒険の途中で手に入れたバハムル魔界幻士ぶっぱなしてもらうのもアリだ。

FF11

デーモン族ノートリアスモンスター。表示名は「Marquis Amon」。
侯爵の爵位を持ち、水晶大戦では獣人血盟軍の参謀長を務めたデーモン族の貴種。
「Marquis=侯爵」を名乗っている通り、上記のソロモン72柱の方が直接の元ネタである。
現代世界ではズヴァール城外郭に出現するNMだが、過去世界ではバストゥークメインシナリオのラスボスとして登場する。
範囲ダメージ+死の宣告という脅威の技、「デモニックシアー」を使用する。


詳細はこちら→Marquis Amon

FF14

「異才のアモン」名義。シルクスの塔3番目のボスとして登場。
古代アラグ帝国の科学者で、退廃する国を憂い始皇帝ザンデを復活させる。
地殻崩壊によって沈みゆくクリスタルタワーの時間を魔法で停止させ、第七霊災によって現代にザンデらと共に復活を果たした。

  • クリスタルタワー関連の様々なモノの元凶っぽい設定になっている。

ファイガ、ブリザガ、サンダガを使いこなし(プレイヤーのものとは違い、フォルテファイガ等、頭にフォルテ~と付く独自のガ系を使用してくる)
更にトードやミニマムも使用し、ランダムで選択された数名を氷に閉じ込める攻撃も放ってくる等
異才の二つ名に恥じない多様な攻撃を仕掛けてくる。

また、何故かは不明だが妙に不具合に愛されているようで
パッチ2.3にてシルクスの塔実装された直後は、稀に通常攻撃しかしなくなるという不具合に見舞われ
その後の緊急メンテで修正されたもののパッチ2.35では下の階層で放った設置技に反応しアモンの方が先に襲い掛かってくるようになるという不具合に見舞われる。
アモン以外でも上下の座標が同じであれば発生していたのだが、発生しやすさやネット上にアップされた画像の多さなどでアモンが一番話題となった。
パッチ2.5ではプレイヤーの火力が上がりすぎたためフェーズ移行がずれ、氷がない状態で終幕の熱狂(氷に隠れないと即死する全体攻撃)を放ってくるようになった。そのためプレイヤー間では「異才過ぎる」とネタにされている。


暁月のフィナーレにてまさかの再登場。CV:松岡禎丞
分かたれる以前の世界に存在した古代人の代表組織・十四人委員会の「ファダニエル」の転生体。
現生であるアモンとしての意識が強く、ファダニエルの記憶を得ても尚、それが自分の事とは思えなかったとの事。
繁栄を謳歌したが故に退廃していったアラグ帝国に嫌気が差し、再び国に活力を与えるべくザンデを復活させるも、当のザンデも一度死を経験したことから破滅主義に傾倒しており、同調して破滅願望を抱くようになっていった。
エメトセルクによってアシエン・ファダニエルの座に召し上げられてからもアモンとしての自我と性格で行動していた模様。オリジナルの死後は自身の破滅思想に基づきかつての終末の災厄を再現すべく活動していた
Lv89ダンジョン「星海潜航 アイティオン星晶鏡」では残留思念がボス「異執のアモン」として立ちはだかる。
なお、クリスタルタワーに登場したアモンは、クローンだったようである。

  • 本人もザンデの破滅主義には思うところはあったのか、宇宙進出を提示してザンデの関心を引こうとした可能性が作中で指摘されている。その後アラグ帝国が第四霊災によってあえなく崩壊したことで、人の営みそのものに完全に絶望した模様。