モンスター/【エフレイエ=オルタナ】

Last-modified: 2023-12-14 (木) 03:52:24

FF10

エフレイエがゾンビとして蘇った姿であり、FF10唯一のアンデッドボス。
オルタナ(alternative)は「代わりの」という意味であろう。
行動パターンは「光弾」「石化にらみ」のほか、ダメージを受けるとたたかうでカウンターを行う(通常攻撃でなくとも反撃される)。
 
ゾンビ化前より弱体化しているようにも見えるが、水中戦闘となる浄罪の水路で出現するため、参加メンバーはティーダワッカリュックのみとなる。


前述のメンバー構成のため、普通にプレイしていると攻撃力不足になること、「光弾」とカウンターに対しては魔法・物理防御力共に不足しがちであること、水中戦闘のため石化すると即座に砕けて復活不能となることも考えると、真っ向から立ち向かうのは馬鹿らしい。
というわけで、折角アンデッドなのだから賢明なプレイヤーはフェニックスの尾を投げつけよう。
割合ダメージに耐性がないため、2発で沈めることができる(神龍には効かないため注意)。

  • オーバーキルすれば貴重な黒魔法スフィアが2個手に入る(判定は2000と低めなので、フェニ尾のダメージで満たされる)。
    • 即死に耐性を持つためかフェニ尾やレイズをしてもGUARD(ガード)の表記が出るが、それでもHPの半分を持っていかれてるから、全然ガードしきれてないと思う。

尚、トリガーコマンド「カギをあける」が使用可能であり、これを行うことで2回まで戦闘場所を変えることができる。
最後の戦闘場所でも行動パターンに変化はなく、「光弾」「石化にらみ」の両方を使い「カウンター」も発動するが、戦闘場所の関係で「カウンター」は無効となる。

  • カウンターが発動した場合「エフレイエは反撃できない!」と表示される。

その代償としてそれまでに通過した地点の宝箱が回収できなくなる。

  • カギを開けずに倒すことで手に入るアイテムは、リターンマッチとアヴェンジャー。
    エフレイエとの再戦に引っ掛けたチョイスであることは想像に難くない。
  • ちなみに、戦闘場所を変える行動は勝利回数に加算される模様。

フェニックスの尾が2つあれば余裕で沈められるうえに、武器2つが手に入る。
縛りプレイでもなければカギをあけるのはデメリットでしかない。

  • そう言った知識がない(攻略本やサイトに頼らない)ままプレイする人もいる。
    ボスに即死や割合攻撃が効くわけないと言う考えはRPGに慣れていると陥りがちでもある。
  • そもそも水中であるので色などが確認しづらく、三人に何らかの理由でライブラを修得させていない場合自力で気付く方法がほぼない。
    「オルタナ」の名もあり、アンデッドであると分からなかったプレイヤーも多い。
    • ライブラまでいかなくても、みやぶる付きの武器を装備していれば、ゾンビ状態であることと「『回復』に弱い」というヒントが確認できる。

FF10はアンデッドの敵が少なく、このエフレイエ=オルタナが初遭遇となる。
ゾンビ状態が登場し始めるのも通常はここより後。(スフィア盤をよく観察していればゾンビアタックの文字があるのだが)
しかしストーリー的にはエボン教死人を運用している事実が明らかになった直後であり、そこにエフレイエ再登場でピンと来た人はいるかもしれない。


フェニックスの尾無しで戦うと戦力が揃っていない中盤戦の恐ろしさを実感することになるが、ここに突入した時点で実感しているはずである

  • とはいえ、コイツと戦う直前に宝箱からアイテム(勿論フェニックスの尾も)を買うことができる。フェニックスの尾無しで戦うという状況にはまずならないだろう。

インター版でアルベドのホームへ再び入り、浄罪の水路まで来てもオルタナは出現しない。
しかし、1回目の戦闘でカギを2回開けた状態で再び戻ってくると、またオルタナと戦闘になる。
つまり扉が閉まっており浄罪の路のように詰むことはない。


FFⅩのバトルアルティマニアの小説でリュック編で登場している。
光弾によってワッカとリュック(ティーダは既に石化されてフェードアウト)を追い込むも、リュックが使った回復薬が水中に広まった影響で微小ながらダメージを受けていることを見抜かれ、彼女にフェニックスの尾を使われ倒された。
因みに鍵を開けることは、リュックの直感によりやめた方がいいと判断されていた。


エフレイエとの外見の違いは、まず特徴的な鮮やかな翼が無くなっていること。
そして、金色のたてがみが抜け落ちて背骨(のような模様?)が露出していることが挙げられる。
細かい違いとしては、顔の模様が骨のようになって、目がギョロ目になっている点などがある。


3人のステータスが高くないと、真っ向から立ち向かうのは難しいため、基本的に余裕はあまりないが、通常枠で水の魔石を2個、レア枠で回復の泉を1個盗むことができる。
回復の泉が初めて手に入るのはコイツからなので、粘りたい場合は最低限石化防御の防具を装備して集中シェルで守りを固めるといい。
スロウと暗闇は50%耐性を持っているため、やや当たりづらいが効く。
カウンターが気になるならブラインバスターを当てるといい。
また、4属性耐性は消えており、珍しい聖属性弱点でもある。
尤も、この時点でホーリーを覚えるのは流石に難しいが。