モンスター/【キマイラブレイン】

Last-modified: 2024-02-05 (月) 16:42:42

FFシリーズ作品のうちいくつかに登場するキマイラの変種。主に冷気属性攻撃が多い。


ブレインとは「脳」の他に頭の良い人、参謀といった意味がある。
ニュアンスとしては、高度な魔法を扱う頭脳派といったところか。

  • ゴブリンチーフやオーガチーフの「チーフ」と同じなのだろうか。

FF2(GBA版以降)

SORにザコ敵として出現する。体の色は黄色。
全体攻撃のLv16を使い、しぶとく且つ物理攻撃力も相当のものであり、かなり苦戦する相手である。
ただテレポが効くので、テレポの熟練度を6くらいまで上げると楽勝。


猫の爪ケットシーではなく、なぜかこいつが落とす。
ドロップテーブルはマンティスキングと同じである。

FF4

全身黄緑色になっている。
封印の洞窟の深部に出現したり、この洞窟の扉に化けているアサルトドアーが召喚することもある。
ブレイズが強力で、連発されると中々手ごわい。
更に炎氷雷の3属性を吸収する。攻撃魔法を使いたいならバイオあたりで。
ストップが効くので、同じ魔法を使うならそちらのほうが良い。

  • 混乱させるとブレイズ一本槍になるので特に危険。

石化の耐性がないため、コカトリスブレイクが効く。
リディアが習得しているなら使うといいだろう。


経験値を28000/人数も持っているのでレベルアップの為によく乱獲される。

FF4(DS版)

ブリーズビーストフレイムドッグらと同じく、こいつのブレイズも超強化されている。
もっとも封印の洞窟にたどりつく頃にはパーティーも育っているため1発で全滅することはないだろうが、連発されれば危うい。


全滅はしないが、まともな防御手段のないエッジが良く転がる。

FF4TA

エッジ編チャレンジダンジョンでの全滅の要因。
月の民編ではゴルベーザとフースーヤのコンビということもありまだ何とかなる。
終章では2体同時にでることもあり、出会い頭のブレイズ×2は凶悪。
ブレイズ以外にも通常攻撃もこの時点ではかなり強く、ブレイズを食らった直後だと即死間違いなし。

  • 不意打ちで開幕にブレイズ×2を使われるだけで、よほどキャラが育っていない限りPTが半壊する。
    素直に逃げるが吉。
  • エッジのチャレダンでは逃げられない戦闘の際に出てくることもあり、速攻で一撃は当てないと何もできずに倒れるという何ともむなしい結果になる。
    今作では敵の現在HP依存の攻撃がどれも無慈悲に強力で、これも例に漏れず非常に痛い。

ブレイズの威力はキマイラブレインの残りHPに比例する。
HP満タンの状態だと全員900前後のダメージを受ける。
初登場時期には似つかわしくない、かなり凶悪な全体攻撃。


前作よりはるかに手強いにもかかわらず、得られる経験値は1/5以下に激減している。
特に良いアイテムも持っておらず、倒しても見返りは少ない。
逃げるにしても1ターン目のブレイズで大ダメージを負う可能性が高いため、遭遇したらそれだけで溜息を吐きたくなるモンスターである。

FF5

Lv19、HP3300、MP1000、種族:魔獣。
攻撃力40、物理倍率7、素早さ35、魔力1。
防御力10、回避力10、魔法防御20、魔法回避0。
弱点・無効化属性なし。吸収属性:冷気。
有効な状態異常:混乱、麻痺、眠り、小人、蛙以外有効。
行動:
通常時

  • 1ターン:アクアブレス/たたかう/クリティカル(1.5倍効果なし)
    2ターン:アクアブレス/ブレイズ/ブレイズ

盗み:通常枠=りゅうのきば/レア枠=ウィンドスピア。落とすアイテム:フェニックスのお(100%)。
獲得ABP:6。
ボス系耐性なし


遺跡に落ちた隕石でボス敵として登場し、「アクアブレス」「ブレイズ」を使う。
戦法は最早「ゴリ押し」と呼んでもいいくらいのもので、とにかくダメージ量で殺そうとしてくる。
ドルムキマイラに比べて暗い色使いが印象的。
その強さは3人ではややキツイので、タイタンを入手した後くらいに戦うのがよい。


コイツには『ボス系』の耐性が無いので、「ミサイル」「デスクロー」などが効いてしまう。
カルナックの砂漠のドルムキマイラには『ボス系』の耐性があるためこれらは無効。
いろめも効くが、後述のなだめるストップ等足止めする手段は他にもある。

耐性全般の仕様だが、デス・キラーボウ・デスポーションは即死耐性を参照しており、これらはボス系耐性とはまったくの別物。
この時期(薬師を手に入れた直後)からムーアの大森林まではボス系・即死とも耐性を持たないボスばかりのため、即死や割合ダメージ攻撃を持つジョブが大活躍する。


まれにウィンドスピアを盗めるが、下位(通常)テーブルにりゅうのきばが設定されている上に、サンドベアからジャベリンを盗めてしまうので、無理に狙う必要も無い。

  • りゅうのきばもこの時点でミニドラゴンからレア枠で盗めるので、調合を使うにしても気にする必要はない。
    この時点ではリターンはできないが、ミニドラゴンは5体出現するうえにそもそも通常枠の盗みアイテムを持っておらずリターンの必要がないので、ハイペースで量産できる。

制限プレイ時、魔獣使いのアビリティ「なだめる」が活躍する敵。
魔獣種族かつストップ耐性のないボスが4体ほどしかいない上、さらにボス系耐性がないのはキマイラブレインだけ。
なだめるによりストップが必中でかかる。

  • SFC版ならなだめつづけるだけで一切行動させない事が可能。
  • GBA版は魔獣以外が対象なので不可。
    スマホ版はなだめるの命中率が60%に低下しているので不発に注意。
    ストップの上書きも不可に変更されている。

2ターン目にはアクアブレスかブレイズのどちらかを必ず使用してくる。
この時点ではブレイズの方をほのおのゆびわで無効化することしか出来ない。
(そしてほのおのゆびわは超高価)
なので低レベル攻略の場合はそれまでに何とかしないと死ねる。

  • 低レベルでなくても痛い全体攻撃である。調合を修得していれば開始早々デスポーションを使えばおしまい。
    • アビリティ修得をネックにするなら、全員吟遊詩人で挑むのも良い。
      1ターン目を生き残ったキャラが「愛の歌」で固め(戦闘不能者が出た場合はこの間に蘇生)、3人揃ったら1~2人が「愛の歌」を使い続けている間に他のキャラで殴っておしまい。
  • 猛毒にして隠れると、必死にブレイズやアクアブレスを連発して過労死する。
  • 1ターン目で4回中4回アクアブレスを放ってきた場合も報告されているが、これは乱数でたまたまそうなった偶然である。

FF5(GBA版)

亡者の巣窟では第四グループの一番手に登場。
HPが13000に増えている。

FF8

FF8にはキマイラは登場しないがこいつだけ出現。
4つの顔を回転させ攻撃を決めるが、この姿に歴代のキマイラの威厳のへったくれも無かった。

  • どことなくエジプトっぽさを感じる姿。

カシュクバール砂漠や天国に一番近い島に出現する奇怪なモンスター。
獅子・鳥・山羊・龍の頭を持ち、それぞれ異なる攻撃手段を採る。
獅子は通常攻撃、鳥は攻撃魔法(サンダラ[Lv19以下]・エアロ[Lv29以下]・サンダガ[Lv20以上]・トルネド[Lv30以上])、山羊は補助魔法(ブレイク[Lv19以下]・バーサク[Lv20~29]・コンフュ[Lv30以上]・ストップデスペル)、龍は『アクアブレス』を使う。
雷・水・風属性の攻撃は吸収し、毒属性無効。吸収属性の攻撃は軽減するので、気を付けよう。弱点は聖属性。
倒したり盗んだりすると「赤い牙」がよく手に入るので、『ファイガ』や『火炎弾』の補充に有用だが、どちらも市販品からの精製の方が効率いいので、よほどの金欠でなければ戦う必要はない。
たべるとHPが全快する上、不利なステータス変化が解除される。


ステータス異常は多くを無効化するが、暗闇スロウが有効。
また、ドレイン吹き飛ばし割合ダメージも有効。


ドローするとウォータエスナ雷系魔法を基本に、Lvが20以上になるとバイオもストック可能になる(雷系魔法はLv19以下でサンダー、Lv20~29でサンダラ、Lv30以上でサンダガになる)。


アビスウォームと同様に、ガルバディア・ディンゴー砂漠にも出現するのでDISC1の終盤から会える。
ただし出現率はアビスウォームよりも低いのでカード(復活の指輪)目的の狩りには向かない。
DISC2終盤になるとエスタ・カシュクバール砂漠も候補に入るが、ディンゴー砂漠と同様に出現率が低い。
出現率が高いのはエスタ・天国に一番近い島アルティミシア城(水路・1)といったところで、ラグナロク入手以降が最もエンカしやすいということになる。
ただ、なかなかの戦闘力を誇る割にはドロップアイテムなどの旨味は薄いので、わざわざ狩りに行く必要は無いと思われる。
ラグナロク入手以降になるとクアールから復活の指輪を盗めるようになるのでなおさら。

ライブラ

ライブラの解説文

4つの頭を持つモンスターで、それぞれが魔法、物理、ステータス、そして、
キマイラブレインのオリジナル技であるアクアブレスの攻撃をしてくる

  • キマイラブレインのHP方程式は「2.5(LV)^2+350(LV)」である(小数点以下切り捨て)。

カード

レベル5のモンスターカード。
数字配列は ←:3・↑:7・→:6・↓:5。更に、水属性も付与されている。
カード変化のレートは10:1の比率で復活の指輪となっている。
また「カード」使用でキマイラブレインをカード化すると、稀にレアカードとして【ウルフラマイター】が手に入る事がある。

  • 復活の指輪はアレイズの材料であり、これを利用すれば序盤からアレイズを入手できなくもないが、ルブルムドラゴンエルノーイルのカード変化と同様に効率が良くないので、マニア以外にはおすすめできない。
    どうしてもカード変化したいのなら、バラムガーデン食堂にいるトゥリープFC会員01番とカードゲームを繰り返すといい。彼はレベル2と5のカードしか使用しないので、カード収集が幾分かは効率的になる。

FF10

ナギ平原キマイラの上位種として出現。
とはいえ、使ってくる技や行動パターンはキマイラとほぼ全く同じである。
変化したところといえば、能力値や耐性が全体的に増加していることと、
挑発時やヴァルファーレ召喚時にサンダガを使えるようになったぐらいである。
盗めるアイテムも下位種からパワーアップしており、通常枠で氷の魔石を1個、レア枠で雷の魔石を2個盗める。
水の魔石はベベルで先に手に入るが、水以外の魔石は漸くここで手に入り、フレイムプリンから盗める炎の魔石と合わせて4属性吸収の改造が晴れてここで解禁されることになる。


「わいろ」を使うとLv.4キースフィアを置いていってもらえるので、コイツにお金を貢ぐプレイヤーが後を絶たない。
わいろの必要額は通常版で196,000ギル。単価換算で1個98000ギルとなる。
インター版以降は確実に帰す場合、245,000ギル必要になる。
そんなに払えない場合は帰ってもらえる可能性がある58800ギル(=最大HPの6倍の額)払ってから以降1ギルずつ交渉し、その間の攻撃は雷無効か吸収の防具を付けたキャラが挑発しよう。
頑張って粘れば、通常版よりも安くLv.4キースフィアを1個もらえる。

FF12

デイダラコジャがいるフロアに大量に出現。
キマイラの首が大量に手に入る一方、上記のチェインを上げるときは邪魔になる。

  • 感知および追跡範囲がとても広く、上記の障害になる。チェインを維持するには石化も効かないため、攻撃されるを放置するか、逃げ続けなければならない。
    大抵の場合、追跡が途切れたすぐ先に次のキマイラブレインたちが呑気に転がっているので殺意が沸々と湧いてくる(ので我慢しよう)。
    • 毒は無効だが石化は有効。ドンムブで足止めも有り。
      ただし、活性で治療するため石化させたい場合は、暗闇+混乱等で行動阻害し続けなくてはならない。

邪悪な魔道士の意に背いたため、呪術によりモンスターへ姿を変えられた魔道士たちの総称。
知性の大半を呪術の力により奪われたものの、いまだ強い魔力をもっている。
彼らは魔道士の存在を異常なほど恐れており、仲間と肩を寄せあうように群行動をしている。

FF14

魔大陸アジス・ラーのF.A.T.Eで出現。
突然変異のキマイラ型合成獣。

PFFNE

FF12のものがAREA9-1の1戦目に1体登場する。
またFF5のものがAREA15-3の1戦目に1体、AREA16-3の2戦目に2体登場する。

FFRK

FF5の「キマイラブレイン【V】」がレア5の氷属性の魔石となっている。
魔石効果は「エンブリザド」「クリティカルチャンス」。
魔石スキルは「こごえるきば?」「アイスクロー?」「クリティカル」、超魔石スキルは「【契】ブレイズブレス?」。