モンスター/【グランインセクト】

Last-modified: 2023-11-15 (水) 16:24:48

FF6

Lv54、HP4500、MP420、種族:なし。
攻撃力180、防御力145、命中100、素早さ45。
回避率0、魔力10、魔法防御100、魔法回避0。
弱点属性:火。吸収・無効化属性なし。
有効な状態異常:ストップ、スロウ、毒、沈黙、バーサク、混乱、プロテス、シェル、ヘイスト、リフレク、透明、ゾンビ。
行動:

  • 1ターン:たたかう/たたかう/何もしない
    2ターン:たたかう/たたかう/マインドシックル

操る:たたかう/マインドシックル/かまいたち。スケッチ:マインドシックル/かまいたち。あばれる:かまいたち。
盗み:通常枠なし/レア枠沙悟浄の槍。落とすアイテム:なし。
変化:成功率25%。テント/フェニックスの尾/テレポストーン/聖水。
EXP:4612。獲得ギル:501。


世界崩壊後のナルシェマランダ周辺、ジドールの町北部の森、恐竜の森周辺の草原などに出現する巨大なカマキリのモンスター。
キラーマンティストゥカッターの色違いで、キラーマンティスより黄色がかった黄緑色。

  • 鮮やかな緑のキラーマンティス、鮮やかな青のトゥカッターと比べて、黄緑と茶という色合いで地味である。戦闘力は圧倒的にこちらのほうが派手だが。

攻撃力が180と桁外れで、驚くなかれブラキオレイドスの55やケフカの80よりもずっと高い。
それゆえ、こっちがレベル50ぐらいでも一撃で葬られることがある。

  • 仲間一人が法外なダメージくらって瞬殺される様は「!?」と思うこと請け合いである。
  • 黄緑色のキラーマンティスに色も似ており出現地域も近いため、うっかり同じモンスターだと思って適当に戦うと痛い目をみるので気をつけよう。

FF6では敵も「与ダメージレベル補正」を受けるが、レベルのほうも54と高めの部類。攻撃力180も店売りの最高クラスの武器に並ぶ数値。
そりゃこんな数値で殴られたら、味方が与えるような大ダメージくらって倒されるわけである。

  • 大半のモンスターの攻撃力が10~20、高くて50~60前後であることから、コイツの攻撃力の異常さがわかるだろう。
  • 攻撃エフェクトは騎士剣のそれだったような。一体何を装備してるのやら。

挟み撃ちで襲ってきたらメチャクチャ危険。
ステータスと挟み撃ちの仕様上最悪カンストダメージもありうるので、出現地域ではアラームピアスを装備した方がいい。
素早さは45とほどほどなのは救い。

  • ほどほどと言っても、45というのは味方で一番素早いロックの基礎値よりも高い。
    確実に先手を取るためにエルメスの靴は装備しておきたい。

攻撃力は異常に高いが、HP量は普通で、周辺に出るスプリンターと同じ4500しかない。
コイツは炎属性に弱いのでファイガですぐに火葬すべし。

加えて、経験値はスプリンターの倍以上あり、2体出ればスラッグクロウラの経験値7524よりも高い。
森エリアでは2体で出てくるので、結構美味しいモンスターだと思われる。
後列に下がっていれば攻撃されても1撃で倒れる事はほとんどない(2体連続で攻撃される想定もしておくこと)。


ティラノサウルス単体の経験値8800の約半分だが、メテオなどの魔法は使わず物理攻撃のみなので、バニシュ透明状態になれば完封できる。
コイツ以外にも、崩壊後のナルシェ周辺では物理攻撃しかして来ない敵が大量にいるため、それでレベル上げも可能。
沙悟浄の槍が盗めるので、バニシュをかけて盗むといい。

  • 取り巻きの中には怪音波を使うクロウラ波紋を使うリーチフロッグがいるので、倒してから透明化してじっくり盗もう。
  • 恐竜の森周辺の草原はクロウラ等と会わず安全に稼げる。
  • プレランタールにも注意。1体になると魔法攻撃であるライフシェイバーを使ってくるので。全体攻撃で1体だけ倒し損ねることもありえるので、警戒はしておくといい。

槍目当てなどでグランインセクトに手早く出会いたいなら、出現確率が一番高くエリアの広さも確保されるのはジドール北の森。
96/256の確率で2体で出現し、残りは全てリーチフロッグ4体(冷気弱点)なので対策もしやすい。他のエリアはどこも出現数が森よりも減る。


マランダ南の砂漠で修行する際、町と砂漠は普通の陸を挟んでおり、そこで出くわしやすい。
砂漠周辺は「クロウラ×3」か「コイツ×1・スプリンター×1・リカオン×2」の出現パターンが多い。
町から出てすぐに、コイツのグループに出くわしたらたまったもんじゃない。

  • 修行の際は少しでも砂漠を外れなければ問題はない(境目でもコイツらがでる)。
  • 砂漠を出るにしても、飛空艇やマランダに戻ったりするときだけで、その時はクロウラやリーチフロッグに出会っても寄り道さえしなければよい。

物理攻撃なのでダメージ幅が大きく、対象の防御力にも左右されるが、ダメージの目安は次の通り;
通常物理攻撃では防御200ならで前列で1700程度、クリティカルヒットすると4000以上のダメージ。

防御230なら前列でも流石に800くらい。防御230というのはダメージを9割遮断しているようなものである。ヤバさがわかる。


普通の物理攻撃1発でこちらを唐突に屠ってくる初見殺しモンスター。
ブラキオレイドスやティラノサウルスと違って、単なる物理攻撃でここまで強力という素っ気無さがかえって怖い。

  • 恐竜二匹は見るからに強いが、コイツはカマキリである。RPGにある程度慣れたプレイヤーでもRPG初心者でもフィールド上に出てくるカマキリが鬼の様な攻撃をしてくるとは思うまい。
    スタッフの気まぐれなのか狙ってサプライズを用意したのか。
  • ゲーム内に事前情報が無い分、恐竜より凶悪かもしれない。いきなり1人が瞬殺されて半ばパニックになり、逃げようとしたり中途半端な回復をしたりであっという間に全滅させられた思い出。

ステータス異常は暗闇・カッパ・石化・即死・睡眠・死の宣告・スリップに耐性あり。
つまり混乱が効くのでブラストボイスケット・シーなどを利用して同士討ちさせることも可能。

  • かまいたち」やMP吸収物理攻撃の「マインドシックル」を使ってしまうこともあるが、
    重ねてバーサクもかけておけば、特技を使わず次々と味方と自分を葬り去る凶器になってくれるだろう。
  • 混乱→バーサク戦法で7000ダメージも出たりする。これは敵にとっても相当な恐怖だろう。
    プレイヤーにとっても「混乱した味方ほど怖いものはない」、と改めて痛感させられる現象でもある。

あばれる」で発動する技はかまいたち。
スケッチ」だとそれに加えてマインドシックル、「操る」だと更に凶悪威力の「たたかう」も使える。


竜の首コロシアムタイガーファングを賭けた時の対戦相手にもなっている(景品はバーニンナックル)。


攻撃力180という数値は実は18の打ち間違いではないか?という説もある。
同形モンスターの攻撃力以外のステータスの差を比較すると差分は小さい。
しかし、レベルの高さや経験値の多さ、GBA版以降も修正されていない事から打ち間違いではないという意見もあり、真相は不明。

  • 見た目が物理攻撃が強そうなカマキリなのもあって攻撃力が法外数値の180でも「こういうのがいてもいいよね」と納得できる。
  • 18は16進法で「12」。180は16進法で「B4」。正直打ち間違い様がない。ただし打ち込みの際にもらった資料の時点で書き間違えがあった(18のはずなのになぜか余計な0が後ろにくっついていた)といった事情があった可能性はあるかもしれない。

FF6(GBA版以降)

魂の祠では、第4グループの2戦目にスプリンター・リカオン×2と共に出現する。

  • この時点のパーティーならばこいつらを瞬殺できる程度の実力は身につけているだろうが、それでもグランインセクトの破壊力はまだまだ健在。
    雑魚モンスター集団だからと油断しないように。

旧スマホ版やピクセルリマスター版でも攻撃力180は修正されていない。

FFL

メモリスト編のチャレンジダンジョンやナイト編の港町バース周辺、忍者編のハガクレの里周辺、黄昏の章のルフェインの町周辺に出現する。
カマ」で2回攻撃してくる。
ブレイクで処理しよう。


時々他のモンスターを捕食し、一気にパワーアップする事がある。
こうなるとかなり厄介なので、なるべく後回しにしたくないモンスター。

  • 速やかに対処すべき敵であるという点は、FF6のそれと共通している。