モンスター/【ザ・ソウルケージ】

Last-modified: 2023-08-30 (水) 16:28:56

FF9

イーファの樹の最深部にいるボス。
FF9の主たる世界であるガイアに争いの根元となるを造りだしている張本人。
ストーリー上ではコイツ以前のボスがアレクサンドリアの刺客であったり、その地域の親玉であったりと強さは別にして小物ばかりだったが、コイツは黒幕であるクジャ直属の部下で戦闘前の口調や雰囲気からして違う。
また、戦闘前にビビに対して「私を倒せば新たな仲間(黒魔道士)は産まれない」と脅しにかかるが、ビビはこれ以上悲劇を生み出さないことを決意して戦闘に入ることになる。


争いの根元である霧を造りだしている上に黒幕であるクジャ直属の部下。
そしてビビの決意と明らかにこれまでと違う大物感と緊張感を持って戦闘に突入するのだが、マトモに戦うとやはり強い。

聖属性の他見た目通り炎が弱点だが、実はこれが罠。
ファイア系を使うと「火がついた」というメッセージが出て、木の葉乱舞が強力な全体攻撃である炎葉乱舞に変化。
他にもマスタードボム衝撃波など小技にも長けておりマトモに戦うと強い…
のだが、なんとコイツ自身はアンデッドなのでレイズが効いてしまう!
よってたった1ターンで倒せてしまうのだ。

  • 暗黒回帰設定されていたためか、瀕死にするフェニックスの尾を使用しても一撃で倒せる。
  • 戦闘前にあんだけ引っ張っておいてこんだけかいっ!
    このように突っ込まずにはいられないのは気のせいだろうか。
  • ファイア系による強化は、ブリザド系魔法で打ち消すことができる。
  • 強力とはいうが、レベル5デスはレベル調整で、マスタードボムはアビリティで無効にすることができる。
  • 戦闘前に拾ったエリクサーで瞬殺したプレイヤーも少なくない。

正攻法で挑むと強敵だが、致命的な弱点さえ見抜けば雑魚というなかなか面白い敵。
弱点属性のダメージを受けると攻撃が強力になるという、リルマーダーを彷彿とさせる初見殺し要素も持っている。


ちなみにこいつが初登場したのはFFではなく、■社が1996年に出したSRPG「バハムートラグーン」で、こちらでは神竜の1体を守る魔物として登場した。
強力かつ長射程広範囲の特殊攻撃やランダムST異常攻撃を使ってきたりとかなり厄介なボスであったが、他の敵ユニットを倒してからだとあっという間に倒せてしまうボスだった。
復活魔法をかけても一撃で沈めることは不可能です。一応。


焔色の髪の男を除き、Disc2最後のボス。Disc3に入ってからも、当分「バトル2」を聞くことは無い。


FFシリーズ全体を通して、定冠詞(The)が頭につくモンスターはこいつだけではなかろうか。

海外版では「SoulCage」と、付いていない。*1


何気にヒルギガース同様に、平均年齢約10歳のパーティーに必ずやられるボスである。
ある意味、すごいことである。


モンスターとして立ち憚る際の名称はザ・ソウルディバイダーだが、ガイアの魂からテラの魂を精製する装置としての呼称はソウルディバイダーとなっている。(アルティマニアより)
その辺の細かな差異は不明。

DFFOO

第2部3章のボスとして登場。クジャが作り出したイーファの樹(によく似た場所)に、黒のワルツ3号やホーリードラゴンとともに呼び出されていた。
ジタンたちに敗れたクジャは、けじめをつけるために神竜の幼体を、そしてソウルケージや他のモンスターを排除しようとする。
ソウルケージは「我は異なる世界を繋ぐ者」「この世界に満ちた「意志の力」をガイアに送ることも不可能ではない」「我の力を使い運命をねじふせる そのために呼んだのではないのか」とクジャに対して話しており、そのクジャに自身を否定されてもなお、召喚された使命を全うするためにジタンたちと戦った。
聖属性のほか氷属性に弱く、風属性を吸収する。火属性には弱くない。
自分で自分に火をつけてパワーアップし、マスタードボムや衝撃波などで全体攻撃をしつつ、デバフもかけてくる。
レイズとかで即死させることはできないようだ。

モンスタードラゴン

土属性。コスト5。
防衛向きモンスターだが、コストの割には防御は最大でも3300と低め。
ただしスキル「炎葉乱舞」でクリティカル率-20%できるので、プロテスと併用すると地味に硬くなる。
火デッキと併せるといい。


*1 海外版では、Emperor(FF2)のように、本来はTheがついていて当たり前の名称でも、あえてつけないという一貫したルールがあるようだ。