FFUSA
FFUSAのラスボス。
安直もといストレートなネーミングを敢えて地で行くそのセンスにアメリカン・スタイルが光る(え、違
クリスタルの力を奪い、世界を荒廃させた張本人。
特に事情もなく世界を滅ぼす、勧善懲悪の悪の部分のかたまり。
フォーカスタワーのてっぺんで主人公達を待ち構える。
金ピカの王冠とビロードのマントを身に付けた鉄仮面顔の緑色の怪人というあんまりな姿。
さらにダメージが蓄積されると腕が増えた形態、クモ形態、タコ形態とあんまりな変身を遂げる。
有名なバグとして、主人公がケアルをかけてやると万単位のダメージを受けてあっさり死ぬという弱点を持つ。
その上、タコ形態になった時の色がおかしくなることもある。
フェイのケアルでは普通に回復するので注意。
一応、本作全体の評価と同じく戦闘BGMは非常に好評。
会話シーンから戦闘開始までシームレスにBGMが流れる演出がカッコいい。
一応、ストーリーの設定上は
「4つのクリスタルを手中にせし者、中央の高き塔に魔界の王として君臨し、
世界を思うがままに支配できる…」
という古の伝説を知ったダークキングが手下達にクリスタルを奪わせ、
塔に立てこもって世界征服をたくらんだ、という裏事情の模様。
そのために世界が混乱しているわけで、とてつもなくはた迷惑である。
最期も予言の勇者に伝承通り倒されるというベタな結末。
そもそも世界を支配する方法を記した伝説なんぞ残すから…
- 高い塔のてっぺんに居る緑の怪人てドルアーガ…?
第二形態から第三形態に移り変わる際「ゴゲゲゲェ しつこいやつらめ!」というセリフを吐く。
さすがに歴代のものに比べればインパクトに欠けるが
ゴゲゲゲェって…。
第一形態(人型)
攻撃方法以下の通り。
- 「おうのつえ」(単500)
- 「アイアンネイル」(極小ダメージ+守備力低下)
- 「でんげき」(極小ダメージ+攻撃力低下)
- 「マヒにらみ」(単麻痺)
ステータス低下技を使うが、魔力低下の「でんりゅう」を使わないので
フレアやホーリーで攻める場合は結局あまり関係がない。
またこちらは2人とも麻痺耐性があるので「マヒにらみ」もただの死に技。
2ターンもあれば次の形態に変身させることができるだろう。
「おうのつえ」による攻撃は意外と強力でクリティカルヒットすると1000近いダメージを受ける。
このゲームはかなり頻繁にクリティカルヒットがでるのでこの攻撃だけは十分に注意しよう。
ダークキングは全てのST異常に耐性を持ち、各種属性攻撃にも耐性があるが炎属性にだけ耐性がない。
これにより、フレアで普通に2000ダメージを通すことが可能となっている。
第二形態(腕6本)
フォルムは人型のまま、腕が増え、それぞれに構えた武器で攻撃してくる。口からも牙を生やす。
武器の内訳は以下の通り。
- 「ミラーソード」(単体500ダメージ前後)
- 「アイスサーバー」(単600)
- 「ファイアソード」(単700)
- 「ダークサーバー」(単800)
- 「クェイクアクス」(全体500)
- 「エルフのゆみ」(単500+自分は1000回復)
- 名前にアイスやらファイアやら付いているが、実際は無属性で耐性で軽減は出来ない。
- ちなみにサーバーは恐らく刃を意味するセイバー(Saber)・サーベル(Sabel)のことである。
決してコンピューター(Server)をぶつけている訳ではない。
注目すべきは六本目の腕に「弓と矢」を一緒に携えていること。これじゃつがえられないだろ…
演出的には腕が増えたんじゃなくて、マントの下は元々6本腕なんだと思ってた。
- 最終形態が蜘蛛だからなあ。
- わざわざ袖が6つもあるガウンを着ているので、その解釈で正しいと思われる。
特注品なのだろうか…
第三形態(大蜘蛛)
完全に化け物な姿に。
攻撃は
- 「ダークホーリー」(全体600ダメージ)
- 「アシュラ」(見た目はフレアと同じ、炎属性、単900)
- 「こグモ」(単700)
- 「レーザーアイズ」(単800)
- 「きんのいと」(単500+石化)
- 「ぎんのいと」(単500+毒+混乱)
姿といい、行動といい、どうみても蜘蛛。
第2形態の腕が6本もあったのも頷ける真の姿である。
レベルがカンストしていても先手を取られることがあるのでダークホーリー連発には注意。
またフェイは石化や混乱に耐性がなく、金銀両方の糸の追加効果をモロに受けるのも覚えておこう。
こグモって……メスなん!?
- 多分、オスが子供を育てるような生態の蜘蛛なんだよ…きっと。
- ピッ○ロやヨッ○ーなどと同じく、性別がどちらかはっきりしないだけでは?
第四形態(脚が触手に)
なんだかわからない生き物に(蜘蛛+蛸?)。行動は第三形態と一緒。
運が悪いとザッシュがクリティカルで戦闘不能、フェイが金の糸で石化して全滅という事態もありえるが
FFUSAの仕様上、やり直し可能である。
同じくやり直し制のサ・ガ3ではラスボスのみやり直し不可。この差は何だ。
- ダークキングさまの温情、優しさ、器量。
- ちなみに脚が千切れて、そこから触手?が生えてきたようなフォルムになっている。または蜘蛛のような脚の中身があの触手だったのだろうか?微妙にグロい。
- ただし全滅やり直しの場合、当然ながら第一形態からである。
第四形態というよりは、最終形態である第三形態の残りHPが少なくなった(弱った)姿という方が正しい。
この形態になっても特に相手の攻撃パターンやその激しさ、ダークキングの素早さなどに変化は無い。
- 足が新しく生えてきたのも含め、いわば最後の悪あがきか。
- USAの敵は大体弱ると姿変わるからな。