モンスター/【バルトアンデルス】

Last-modified: 2023-07-22 (土) 01:44:22

16世紀のドイツの物語に登場する創作上の怪物。伝承上のバルトアンデルス(Baldanders)は、決まった姿を持たず、さまざまな姿を取る時間の怪物とされる。
その名前はドイツ語の「バルト(すぐに)」と「アンデルス(別の物)」から取られている。
更にその元になったのは、ギリシア神話に登場する、変身術を得意とするプロテウス神。


FF5では英語風読みの【バルダンデルス】として登場。
FF以外にも多くのゲームや小説などに登場している。

  • ぷよぷよ!にもいたね。
  • 著名なところでは、某月の紋章の剣だろうか。
    • 「我は放つ光の白刃」
  • カルドセプトシリーズでは「バルダンダース」表記でおなじみのモンスター。

モンスター/【バルダンデルス】


FF13

コクーンファルシの王。
正式名称は「ファルシ=バルトアンデルス」。
聖府代表ガレンス・ダイスリーの正体にして、ファルシ=オーファンのボディの片割れ(もうひとつの片割れは妖鳥ミネルヴァ)。

  • サッズは名前が長くて覚えられないのか「バルトなんとか」と呼んでいる。

9章

ff13boss.jpg

9章のボス。
本体・左右外装・左右副次装の5つをターゲットにできる。
本体には他のパーツを破壊しないとほとんどダメージが入らない。
最初はファイアやブリザドなど弱い魔法を使い時間がたつごとにラ系・ガ系と攻撃が激しくなる。
本体だけになると滅びの洗礼やルインガで攻めてくる。
また一定時間チャージして攻撃するデストルドーはかなりのダメージを受けるがチャージ中に攻撃をしまくるとダメージは約半分になる(厳密には、攻撃名が出てから20秒以内に12000のダメージを受けると威力が約3/4になり、そこから約15秒以内に8000のダメージを受けるともう少し威力が下がる。2回威力を下げると即発動)。

本体だけになると案外楽だがちまちまやっているとライトニングに死の宣告をかけてくる
HPは本体462000・左右外装と副次装は50400
これまでのボスとは一味違う強さ

  • 『デストルドー』の原義は「死に向かおうとする欲動」らしい。
    • 反対語は『リビドー』。ATフィールドの…、いやなんでもない。

本体以外のパーツを一つ壊すとラ系魔法に、2つ壊すとガ形魔法にグレードアップする。
また、上記の通り時間経過によってもグレードアップするので、
モタモタしていると3~4体からガ系魔法をくらって撃沈するハメに。
(おそらくこの時点でのステータスでは3体にラ系魔法をくらうだけで回復が追いつかないだろうが)
デストルドーはダメージが半端ないため防御体制に入りがちだが、
準備態勢のときにガンガン攻撃してチェーンゲージを貯め続ければ、
半分くらい貯めたところで相手はうめいてバランスを崩し、その後のダメージを激減させることができる。
長期戦に入ると死の宣告でやられてしまうので、攻撃は最大の防御で攻め込むべき。
このボス戦は召喚獣戦を除けば1、2を争う難所なので、詰んで諦めてしまわないように。


最初にライブラスコープを使うことを忘れずに。


何故か、この形態のみ真っ黒な姿をしている。外装に付いている顔も全て逆さまとなっている。

11章

ff13boss2.png

11章でもボスとして登場。
HPは3300000。
9章の時とは形状や攻撃パターンが違う。


バトル開始時点では顔のない姿をしているが、時間経過または残りHPに応じてパーツを増やしていき、最終的には本体の顔が出現、9章の時と同じような形状になる。
ちなみに9章と違ってパーツを攻撃することは出来ず。攻撃可能な部位は本体のみとなっている。
9章のパーツを破壊して攻撃要員を減らしていく戦い方とは逆に、時間がたつごとに敵の数が増えて攻撃が激しくなる。長引くと死の宣告をするのは一緒、状態異常も交えてくる。
また、パーツの放つレーザーには低確率ながらペイン、フォーグの追加効果があり、本体もバイオガカーズガダルガによる悪性ステータスの付与や、アポトーシスによる良性ステータスの解除などを行ってくるため終始状態異常に悩まされることになるだろう。
特にダルガが厄介。くさい液をたくさん用意しておこう。
前回も使ってきた顔面砲が正面攻撃から拡散攻撃に変わっていてさらに命中回数も多くなっている。


クリスタリウム封印&改造禁止プレイにおいては絶対に撃破不可能な敵として立ちはだかる。
死の宣告によるタイムリミットがあるのは当然のこととして、レーザーによる高頻度の攻撃はブレイクさせても止むことがないためDEFの常駐は必須となり、さらにダルガなどによる行動中断(HLRやDEFがこれを受けてしまうと致命的である)と被ダメージ増加も相まって、攻撃も回復も追いつかないのである。

  • 2018年、死の宣告回避テクニックと7時間以上もの戦闘を経てとうとう撃破された模様。

13章

ff13boss3.png

11章の最終形態と似た姿。
HPは5227500。
攻撃は残りHPで変化したりはせず単調、あまり激しくないのでここまできたなら楽勝だろう。
倒すとラスボスへと連戦になるので、気は抜かないように。

  • 一応アルテマを使ってくるがダメージの幅が非常に大きく場合によっては大した威力ではない。しかしタナトスの哄笑には要注意。
  • ここでのタナトスの哄笑はガードなどの補正をしてないとほぼ確定で瀕死に。ブレイクしててもお構いなしに使うので受けた後のアルテマを危惧して早急に回復すべし。
  • 11章同様、顔以外のパーツは攻撃出来ない。

余談

FF8での召喚獣エデンは、内部データではバルトアンデルスという名になっている。
13の制作当初はエデン=バルトアンデルスだったのだろうか。
設定的には、ほぼイコールの存在と言えるが…。
そうなるとストーリー的にまずいから(エデンが倒されたらその時点でコクーンが崩壊しかねない)
分けられることになったのかもしれない。