モンスター/【フェアリーオーク】

Last-modified: 2023-07-17 (月) 12:00:12

FF5

Lv28、HP1000、MP1000、種族:なし。
攻撃力36、物理倍率7、素早さ25、魔力0。
防御力0、回避力0、魔法防御5、魔法回避0。
弱点属性なし。無効化属性:地。吸収属性:聖。カテゴリ弱点:遠距離。
有効な状態異常:蛙、小人以外有効。
行動:
通常時

  • 1ターン:たたかう/たたかう/やり

魔法「ケアル」を受けた

  • 1ターン:攻撃目標設定: キャラクタ全員。ケアルガ

戦闘不能のキャラクタの誰かの状態が "死" である

  • 1ターン: 攻撃目標設定: 戦闘不能のキャラクタの誰か。せいれい

操る:たたかう/ケアルラ/エスナ。はなつ:ケアルガ。
盗み:通常枠聖水/レア枠ハイポーション。落とすアイテム:ハイポーション(6.25%)。
EXP:385。獲得ギル:243。
ボス系耐性なし。
得意技>やり。


第二世界期間限定モンスター。GBA版ではモンスター図鑑登録に注意。
SFC版・GBA版通して色違いが存在せず、加えて第2世界でしか出現しない。ある意味珍しいモンスターの一角。
同じように印象的な見た目のルネンタゼファーゾーンの「召喚」という形で第3世界にも出てくる。


第二世界ルゴル周辺に出現する翼の生えたオーク
1.5倍物理攻撃の「やり(槍)」と、戦闘不能のキャラに「せいれい(聖霊)」を使用する。
遠距離カテゴリ弱点だが、聖属性を吸収し弱点属性はない。
こいつに「ケアル」をかけると、カウンターでPT全員に「ケアルガ」をかけてくれる。
ダメージを受けたら「回復」はこいつに任せよう。

  • 内部的にケアル専用に設定されたカウンターであるため、「ケアルラ」や「ポーション」等のアイテムではカウンターしてくれない。

操ると「ケアルラ」「エスナ」。放つと単体に「ケアルガ」を使用する。


邪魔したり回復してくれたりと、戦い方はまさに"フェアリー"と言った感じか。見た目はブサイクだけど…。

  • オークが豚だというイメージは海外では薄い。
    海外の方ではどの辺がフェアリーだとでも思ったのか、名前が「Ferry Walk(歩く連絡船?)」になった。
    • 英語版(SNES)では訳せなかったり、表示数制限の問題等から名前が変更されている事がかなり多い。
      例:ガルキマセラ→Harpy・コムサ ベラ→Serpentina・トンベリ→Dinglberry。
    • 英語できないスタッフと日本語できない翻訳担当の伝言ゲームでミスっただけでは?
      フェアリーオーク→フェリーウォーク→Ferry Walk…
  • GBA版ではFairy Orcとなっている。

高確率で聖水を盗める。ドロップはハイポーション。
聖水はルゴル到達前に盗めた場合初出となる。
つまり、こいつと初めて会った時にはゾンビの回復手段がほぼない(指輪は高価)ため、戦闘不能状態になることは避けたい。
運が良ければ治してくれるが運が悪いとゾンビ化する。


野村氏による当時の原案図を見ると、「妖精系」として普通のフェアリーやピクシー、火や氷の妖精など
いろいろ提案されていたにもかかわらず、なぜか全てボツとなってフェアリーオークのみが
採用されたことがわかる。当初はこの魔物に剣を持たせる案もあったようだ。

  • FF5の世界を考慮すれば、きわめて不可解な謎をはらんだ名前である。
    フェアリーもオークも存在しない世界の住人が、この名前を考え付くことがはたしてあるのだろうか。
    • 逆にこの名前から、ゲーム内で語られてないだけで「FF5の世界にもフェアリーやオークが存在する(実在か架空存在かは別として)」という可能性も想像できる、かも。
      • シルフの元ネタは風の妖精。ただFF5のゲーム内部ではどう扱われているかは語られない……
  • ラフの段階でフェアリーオークと書いてあり、命名も野村哲也の可能性が高い。

FF11

こちらではポークシー(Porxie)と名を変えて登場している。見た目は羽の生えた豚でモデルはそのままFF5のフェアリーオークを意識した外観となり、ネーミングも豚肉+ピクシーを合わせた安直な名前になっている。

  • ドロップ品に「ポークシーの肉」なんてものがあるが扱いは豚肉そのものでトンカツやらカツ丼やらの材料にされている。おいしそうだ。

FFRK

FF5の「フェアリーオーク【V】」がレア1の聖属性の魔石となっている。
魔石効果は「バライト」。
魔石スキルは「ケアルガ」「やり」「たたかう」。