モンスター/【ブラックエレメント】

Last-modified: 2023-09-08 (金) 00:04:23

FF10

オメガ遺跡に出現するエレメンタル種のモンスター。
グラビデバーサクといった鬱陶しい魔法のほか、フレアも使用する。
物理防御は全敵中でもトップクラスに高く、バーサク状態にされると思うようにダメージを与えられないので注意しよう。
なお、ダークエレメントにもあった沈黙挑発にかかると何も行動しなくなるいじめられっ子体質は相変わらずである。


スピリットとセットで2体1組で出てくるが
出現パターンがこれしかないので中々出てこない。


即死耐性が無いので、即死攻撃があれば一撃で倒せる。
石化耐性はあるので注意。


風貌はダークエレメントの色をその名の通り黒にした感じ。
あと、サイズも何気に大きくなっている。


盗むと通常枠はハイポーション1個だが、レア枠は光の魔石をなんと4個も手に入れることが出来る。
召喚獣にフレアを覚えさせるならレアアイテムのみを付けて何度か盗んでを繰り返せば十分集まるだろう。
光の魔石は一部モンスターからもレア枠で盗めるが、コイツから調達するのが最も楽で且つ安全である。
また、倒すと稀にリターンスフィアを落とすのも大きい。

FF10-2

「ブラックエレメンタル」に改名されている。
聖ベベル廟地下40階のボス。
力以外の全てのステータスがMAX値に設定されている。
死人と化したジスカルがこれに変貌する。
HPは低いがフレアやアルテマといった強力な魔法を使うため、
ヘタをすればこちらが瞬殺されることも少なくない。
物理防御・魔法防御共に相当高いため、防御無視の攻撃を駆使してさっさと倒してしまおう。


OS状態になるとHPが少し増えて5桁になり
9999ダメージを与えても一撃で倒せなくなる。


魔法の威力に関してはあのトレマにも引けは取らない。
しかし、HPが9999しかないので殺られる前に殺る事が出来る
お手軽なのは

あたりか。HPが10万とか無くて本当に良かった。
(アヤメタケ同様、チャージタイムのある攻撃だと先に攻撃されると一発で全滅する可能性もある。)


下記のライブラでも説明されているが、ダークエレメンタルと違い「救い」のフレーズが無い。
何と魔力アップ!は通常時でも発動するのに、魔力ダウンが無いのである。
その上、フレアアルテマフルケアまで使ってくるので、
「ダーク」より闇が深いエレメンタルである(ILM版の魔物人生の内容も合間って)。

ライブラ

通常時のライブラ解説文

幻光虫に様々な魔力が宿った魔物。強力な魔法を操る。
弱点となる属性は特になく、物理攻撃も効きにくい最悪なエレメンタル。

オーバーソウル時のライブラ解説文

通常時と変化無しの説明

FF10-2(ILM版)

さらに改名されて「黒のエレメンタル」に変更されている。


魔物コロシアムではラージカップハードおよび異界カップに「あやしい2人」のチーム名で、あろうことかアヤメタケとペアで登場する(詳しい解説はアヤメタケのほうを参照)。


エレメンタル族でこいつだけ何故かMサイズである。

  • なのでクリーチャークリエイトで仲間にするにはベベルでMサイズポッドを設置しなければならない。
    • それプラス、聖ベベル廟で黒のエレメンタルに勝たないと出現しないので注意。

レベルを上げるなどをして魔物人生を見てみると・・・
物腰は礼儀正しく、性別は女性。彼女は生前はエボンの老師の娘だとの事。
エボンの老師は作中ではキノックケルクシーモアマイカの四老師が出たが・・・彼等に娘がいた事は語られていない。
次代の老師になるべく教育を受けていたが、高貴な身分(自分で言うのがまた・・・)が災いして暗殺されてしまったらしい。
彼女はここでエボン老師の暮らしぶりを語り始めた。
彼女曰くエボンの民の模範となるべく厳しい掟に縛られており、
日の出と共に祈りの歌を歌い、日中は寺院に籠りエボンの協議を学ぶ。
寺院・・・特にベベルの場合はとても広いので掃除は早くて半日はかかり、日の入りにはザナルカンドに祈りを捧げ、ユウナレスカへの運命を想う・・・と、少なくとも彼女はそうして暮らしていたようだ。
また、彼女には同性で同い年で背格好もよく似ていた親友がおり、とても仲良しだったとの事。
何をするにも二人一緒、学院でも隣同士、また彼女も老師の娘だったらしい。
二人は将来共にスピラの民を導くべく勉学に励んでいた。彼女はそんな友人に想いを巡らせていた。
魔物となった今の彼女の願いは「その友人が立派な老師となり幸せに生きていてほしい」ただそれだけとの事。
この時点でユウナ達は疑問に思った事だろう、彼女等は「女性の老師」に会った事が無い。
また彼女にも疑問に思う事があり、それは「自分が魔物になってしまった事」である。
自分はエボンの教えを守り、寺院で亡くなった自分が何故「異界送り」されていないのかが。
そして老師である父はどうなったのか、あの日の真実が知りたいと訴えたのだった。

シンラ君は真相を知る為に、彼女の意識と共に「黒のエレメンタル」の記憶の世界に降り立った。
そこでは、今正にあの日の暗殺事件が再現されようとしていた。
生前の彼女(種族は人族)が祈りを捧げている時に、反エボン組織の暗殺者が寺院に入ってきた。
暗殺者はアルベド族で、彼女はこのアルベド族の狙撃銃で射殺されたのだ。
父である老師は彼女の遺体に近づきもせず、冷ややかに見下ろしていた。
そしてその父の背後には友の死に悲しんでいる、話に出てきた彼女の友人の姿が・・・そこで全てを察してしまった。
「黒のエレメントの彼女」はその友人の身代りとして育てられた「次代の老師の影武者」だったのだ。
影武者としての役目を終えた彼女は、誰にも知られる事無く密葬されたのだった・・・。
しかも、その暗殺事件すらも記録から抹消され、彼女の存在自体もあやふやにされている。
真実を知った彼女は自分が何者かも認識できなくなり、無言で消滅していった・・・。
そして後の調査により、この老師とその娘は「ベベルに『シン』が落ちた日」に命を落としたという。


エンディング最後の「ベベルに『シン』が落ちた日」だが作中では二回存在する。
まず本編中で「ユウナ達に両腕をもがれた『シン』がベベルに墜落した日」と「『シン』がベベルを始めとする機械文明を壊滅させた日」だ。
前者は前作の「FF10」終盤に描かれていたイベントで、後者はユウナレスカが生きていた1000年前の出来事だ。
登場人物の服装やアルベド族の存在から前者の可能性が高いが・・・この「老師」は四老師のいずれとも当てはまらない。
おそらく早くに退場したキノックもしくはケルクの後任・・・次期老師の可能性が高いと思われる。

  • 確定しているのはその二回だが千年近くに及ぶ『シン』の歴史で他にもなかったとは言い切れないだろう。
    必死に守られているとは言えベベルは最も狙われやすいスピラ最大の都市である。