蠅の王。ルシファー・サタンに並ぶ、悪魔の親玉。
元々は少し違った名前の神として崇められていたが、いろいろあって大悪魔扱いにされてしまった。
七つの大罪の一つ『暴食』を司る悪魔として定義されていることもある。
最初は「バアル・ゼブル(気高き王)」という名前で崇拝されていたが、
他所から流れ込んできたヘブライ人が、よく似た響きの「バアル・ゼブブ(蝿の王)」と呼び蔑んだ。
英語での発音はビールジバブ。
FF2で源氏の鎧を守っているボスはベルゼブル。
「ベルゼブブ」表記での登場はFF11が最初、なのだが…
FF11
獣神印章バトルフィールド「蝿の王」で出現する、「蜂族」のノートリアスモンスター。
お供の「Hell Fly(ヘルフライ)」8匹とともに現れ、ともに全滅させることで勝利となる。
ベルゼブブ自身の回復能力はすさまじいが、お供を切り離して全滅させた後、
総力をもって攻撃すれば撃破は容易。
「なんで蜂?」と思う人も多いかもしれないので一応説明しておくと、
このBFが実装された当時は、まだ「ナット族」が登場していなかったため。
もっとも、ナット族がいる現バージョンでも、モンスターを差し替えるのは仕様的に考えると
現実的ではないため、今後も蜂のままであろう。
詳細はこちら→Beelzebub
光の4戦士
闇の氾濫後に出現した悪魔の1体。ウルペスに死の病を流行らせていた。
王冠を被った片目のチャッキーの生首からタコの足が生えた感じのグロいデザイン。全属性半減。
2回行動し、「ファイラ」「ファイガ」も使う。
通常攻撃の追加効果にどく・ちんもく・マヒ・くらやみ・のろいがあり、複数発生する事もある。
時折宙に浮き、「エンジェルフォール」を使う。
必ず宙に浮く→何もしない→エンジェルフォール(着地)の順なので、「ためる」で耐えよう。
元は「七つの大罪」における「暴食(グラトニー)」を司る大悪魔。
ちなみにリヴァイアサンと同じく、大ダメージでエンジェルフォールを邪魔できる。
邪魔すると「メテオブブ」という技?で自身にダメージをくらう。
- もっとも、全属性に耐性のあるこいつに大ダメージをあたえるのは至難の業。
よほどの自信がないかぎりは、素直に「ためて」様子を見よう。
新たなトラウマモンスターの歴史を刻んだ。
全体的にほんわかしたタッチの世界観であり、ゴブリンやサッキュバスをはじめとしたモンスターたちも
それほど凶悪でないビジュアルをしている中で、こいつのグロさは群を抜いている。
FF10のあの人に匹敵するインパクトである。
- 3のメデューサ、4のフェイズもあわせれば、「顔だけモンスター四天王」と呼ぶにふさわしい。
- FF6のコジャ(&6版フェイズ)も忘れないでくれ。
- 醜いおっさん面、王冠、八本足という特徴から、同じバアル神をルーツに持つ悪魔「バエル(バアル)」のデザインに近い。あちらは王冠をかぶった男、猫、カエルの三つの頭を持つクモであるが。まあ、もしかしたらどこぞのタコモデルなのかもしれないが。
- モチーフとしてはブタらしい。
- 七つの大罪において豚は「暴食」の象徴とされることが多い。
開発スタッフ内でも受けていたデザインらしい。
後ろ頭に目が4つあるようだ…カメラ回せたらよかったなあ。
強さの秘訣は通常攻撃、エンジェルフォール共に無属性な事だろう。
属性盾+ミステリオに頼ってきたプレイヤーほど辛いと思われる。
一回目では盗んでもエクスポーションしか手に入らないが、
二回目(星の奈落)では低確率でネクロノミコンが入手できる。
コイツのキツさで戦うのも回避してしまうこともあるだろうが、武器はレアなので粘ってみる価値はある。
- こいつの強さ、リセット時の道のりの長さ、盗める体感10%以下等とものすごく疲れる。
塔で翼使ってねばった方がいいかもしれない。
いっそのこと地上にいる間は防御に専念し、空中に浮いた時だけ無属性攻撃を連発するのもアリ。
大抵は「まどう」一発で落とせるが、心配ならエール・ノクターンなどの補助をかければ問題ない。
星の奈落では通常攻撃が痛いのでこの戦法の方が安定する。
この頃なら「ミーティア」もあるので更に落としやすい。メテオブブおいしいです。
何とBDFFに参戦決定。
シリーズ外ではあるが、あのキモグラがより高画質でぬるぬる動くようになってしまった。
- 正確には完全版であるBDFSの配信ボス。初回はスタッフのミスで本来より強いベルゼブブαが配信されたりもした。