モンスター/【混沌の闇】

Last-modified: 2022-12-27 (火) 07:51:49

FFBE

SOPFFO

本作のラスボス。コーネリア中の闇から生み出された、混沌の化身というべき強大な魔物。
一人称は「私」で、自らを「闇の自我 負の感情 カオス 世界の闇そのもの」と称している。CVはジャックと同じく津田健次郎が担当。
ステーション19にて、真のカオスになる事を望むジャックが自分という存在を宿す「器」に相応しいかどうか、その内に秘めた闇を試すべく彼に襲い掛かる。


本作のラスボスであるが、「コーネリアをルフェインの呪縛から解放するべく、ジャックをカオスにする」という計画により必然的に誕生した、謂わば「ジャックを真のカオスにする為の糧」とも言える存在。
ジャックの仲間であるアストスは、記憶を失う前のジャックから「光と闇の調和が崩れた特異点から生み出される”大いなる混沌”の力を、ジャックに会得させる」という計画の全貌を聞かされており、その実現の為に行動。
この計画に必要な前準備として「光と闇の均衡が取れた調和の存在」を作るべく、ジャックを通じて希望の象徴(光)であるセーラ姫に闇を集める黒水晶を持たせた。
これにより、物語終盤でセーラ姫が死亡したことで光と闇の調和が崩れ、大きなゆがみの特異点が発生。その特異点を中心にコーネリア中の闇が集まり、コーネリアの人々の負の感情と、ジャックの想いに呼応して顕現を果たした。
この誕生経緯からジャック達にとっては「唯一の希望の輝き」、ルフェイン人には「絶望の輝き」に例えられている。
最終的にジャックに敗れ消滅。その身体を構築していた闇はジャックに吸収されることとなった。


FF1におけるカオスに当たるモンスター。
頭部に歪んだ左右非対称のツノが生えている他、腕が4本ある点は天野喜孝のイメージイラストでのカオスを踏襲している。
本作独自のデザイン要素として全身が黒い体色で、FF1のカオスのような翼や尻尾は無く、腹部には顔の代わりに牙の生えた大きな口があるなどの差異も多く見られる。
また、首の周りをよく見るとアッシュジェドネオンソフィアの頭が埋め込まれている


混沌の闇との戦闘は、ジャック1人で戦うことになる(ミッションクリア後のエンディング以降は、仲間がいる状態で戦うことが可能)。
4本の腕には、倒された4体のカオスに由来する火(赤色の腕)土(黄色の腕)水(青色の腕)風(緑色の腕)の力が宿っており、各属性の力を自在に操る。
また、近距離では巨体でありながら素早い動きでパンチや蹴りなどの肉弾戦を仕掛ける他、こちらが距離を離しても高い跳躍で瞬く間に距離を詰めてくる。
近距離・中距離・遠距離と行動を使い分ける、ラスボスに相応しい隙の少ない強敵である。


1度目のソウルバーストを決めると、背中から闇が噴出した第2段階へと移行。攻撃がより激しくなり、ガード不能攻撃「混沌」を使用するようになる。