FF8
FF8に登場する乗り物。現実世界そのままのレンタル自動車である。
バラム、ドール、デリングシティ、エスタの4都市にあるレンタカーショップで、
3500ギルを払うことで借りることが出来る。
車種は各地で異なり、バラムでは空色のバンと赤いクラシックカー、ドールでは茶色のクラシックカー、
デリングシティでは赤いスポーツカー、エスタでは近未来的な空飛ぶ自動車を借りられるが、
特に性能に差異はない。
いずれも徒歩よりも遥かに速いスピードで地上を移動出来る上、エンカウント率はゼロになる。
要はチョコボの都市版である。
- ドールで乗ってうっかりバックして500ギル損するのは良くある話
- エスタのは空を飛ぶというより地上スレスレを滑走している感じ。それだけでも十分凄いが。
唯一2車種から車を選べるバラムだが、狭い孤島であるバラムでわざわざレンタカーを借りる意味はない。
実際にレンタカーが有用となるのは、
広いガルバティア大陸とエスタ大陸を踏破するために活用出来る他3都市のカーショップ。
ティンバー脱出後にドールへ寄り道したとき、デリングシティから名もなき王の墓へ向かうとき、
各所に施設が点在するエスタ大陸を巡るときなどに借りておくと移動が楽になる。
勿論ファンタジーであるので、ワールドマップで乗り捨ていってもレンタカー会社から電話が掛かってきたり、警察が来たりはしない。
- 別の街で車を借りると、前に借りた車は勝手に回収される。
残念ながらレンタカーを集めることは出来ない。
ただし、注意すべきは、乗っていると一定時間ごとにアイテムの燃料を消費すること。
燃料がゼロになると、動かなくはならないものの、尋常じゃなく遅いスピードしか出なくなってしまう。
レンタカーを借りる際にも1個サービスで貰えるが、それでも燃料のストックは準備しておくように。
- 燃料代(3000ギル)から換算して、レンタカーの料金の大半はそこで占められてるものと思われる。
- 速度が異様に遅くなるのは、やっぱり後ろからみんなで押して動かしているのか。
ちなみに8では、レンタカーを借りる以外に、
イベント進行上でガーデン公用車、ガルバディア軍用車両の2種類の自動車に乗るシーンがある。
これらの車を運転するときも、やはり燃料は消費するので注意。
捨て置いた車は時間圧縮世界では消えてしまう。
序盤からフィールド上のエンカウントをなしにできる訳で、
FF8は通常エンカウントをこなしながら進めていくゲームではないですよ、という
表現の一つなのかも知れない。
エスタでは、外に出る時と戻る時に、短いながらムービーが挿入される。車を載せたリフトが機械都市を高速で移動するという、エスタの技術を垣間見ることができる。
- 近未来はロマンである。中の人にすごいGがかかりそうとか、野暮なことを言ってはいけない。
どこの町でもRent-A-Carの看板を確認できる