乗り物/【偵察飛空艇【ユキカゼ級】】

Last-modified: 2018-04-20 (金) 20:11:01

FF零式

朱雀軍の保有する飛空艇の一つ。
標準形式のキサラギ級をより小型化し、偵察任務用にした機体。


名前の由来は大日本帝国海軍の駆逐艦、陽炎型8番艦「雪風」。
激化する太平洋戦争の中、数多の主要作戦に参加し、戦果を上げつつもほぼ無傷で終戦を迎えた希有な軍艦。
その類稀なる幸運から「奇跡の駆逐艦」と賞賛される反面、代わりとばかりに僚艦や護衛対象艦が次々沈んでいったため「死神」や「他の艦の船運を喰らう艦」などの異名で恐れられたという。


「死神」の異名に関してはデマらしく、文献を当たって行くと当時の記録にはその手の呼び名は残っていないそうです。実際、雪風と行動を共にしている間は幸運に守られていた僚艦が、雪風と離れた後で轟沈する事の方が多かったようです。

元ネタとしては、帝国海軍の陽炎型駆逐艦八番艦「雪風」ではなく、それを元ネタとした神林長平のSF小説『戦闘妖精・雪風』シリーズに登場する架空の偵察機「FFR-31MR スーパーシルフ」と「FFR-41 メイヴ」である可能性が高いと思われます。戦闘機械知性体雪風(人工知能)が搭載された生存特化の小型偵察機ということで、『偵察任務に使われる飛空艇』の元ネタとしてはこちらの方がより近いです。