地名・地形/【ザナルカンド遺跡】

Last-modified: 2021-04-16 (金) 19:49:24

FF10

1000年前に滅んだザナルカンドの廃墟で、一行の旅の最終目的地となるはずだった場所。
最深部のエボン=ドームではユウナレスカが待つ。
しかし、ユウナレスカに究極召喚の真実を聞かされたユウナは究極召喚を得ることを拒否し、ユウナレスカを打ち倒す。
スピラに本当の平和をもたらす方法を探すべく、一行の旅はまだ続く。


オープニングと同じ演出のイベントの時には「ザナルカンドにて」が流れる。
それ以降では「いつか終わる夢」が流れる。
廃墟にも関わらず、物語の終着点(とその時点では思われていた)に相応しい荘厳な雰囲気を演出している。
おまけに、ここではモンスターとエンカウントしてもBGMが変わらないというニクい仕様になっている。
更に戦闘を終了しても自粛して臨戦態勢のままである。


前半は、ガガゼト山の強敵が出現するが、ここの方が出やすい敵も多い。
後半は、霊体の僧兵や無機質な兵器が出現。
魔法ブースターを装備した武器を装備してフレアや弱点の属性攻撃でオーバーキルを叩き出すことも可能。

  • フリーウェイ跡ではダークプリンベヒーモスなど、ガガゼト山洞窟のモンスターが主に登場する。
    ガガゼト山洞窟内のモンスターの捕獲をする際は、ここを利用すると効率がいい。

世界地図を見る限り極北に位置しているように見えるがどう見てもそこまで寒くなさそうである。現実の地球での北極はスピラではガガゼト山のあたりなのだろう。

  • 北極(南極)が寒いのは太陽と地軸の関係で地球が舞台でない以上、北=寒いとは限らない。
    FFは寒い地域は北にあることが多いが。
  • ガガゼト山が寒そうなのは当然高い山の上だからである。

FF10-2

『シン』が倒れ平和になったスピラ。
召喚士たちの目標の地だったザナルカンド遺跡はすっかり観光地と化していた。
あろうことかガイドを勤めるのはあのイサール
思い出の地がこんな状態になってしまったことが気に入らないユウナは、
ドームの奥に住み着いていたサルに目をつける。
サルの繁殖に手を貸す「ないしょのミッション」をクリアすると遺跡はサルでいっぱいになり、
観光客の姿はなくなり、遺跡は元の静かな場所に戻る。

  • 何気に営業妨が(ry
  • ユウナのわがまま?
    • ユウナがどういう意図でこうしたかによるだろうな。
      ここはユウナ達だけでなく歴代大召喚士やガード達の覚悟の地でもあるため、
      彼らの意向を抜きにユウナの一存で行動したという見方をするとユウナの行為には賛否が分かれるかもしれない。
    • 一方エンディングの描写から、ザナルカンド遺跡が「ティーダとの」思い出の地という要素もあると思われるが、この要素を全面に押し出してしまうとこちらはユウナのエゴと取られかねない。
      • ザナルカンド遺跡は、ユウナの私有地や所有物件ではない。

ゲーム中では確かに静かそうになるが、サルでいっぱいってこれはこれでうるさいんではなかろうか。

  • それ以前に、保全等まで行われなくなるので完全に逆効果だと思われる。
  • ユウナにとっては観光如きで人々が訪れる事こそが不快だったからこちらの方がベターかと。
    • 千年間たまにくる召喚士一行以外誰も来てなくても大丈夫だったんだから今更保全したところでって話
      • 2年前まではいた祈り子ユウナレスカがいなくなっていること、逆に2年前にはいなかったサルが増えていることから、何らかの保全は行われていたとも考えられる。
        特にユウナレスカからすれば、エボン=ドームが崩落でもして召喚士すら来られないようになればまやかしの希望を与えられなくなってしまうため、最低限これは避けたいだろう。
  • サルで溢れかえったら聖地の威厳もクソもないから、忘れ去られるべき場所ぐらいの感覚だったのかもしれない
    • その意味では、ユウナもまたトレマの「過去を捨てる」から脱し切れていなかったと言える。聖地というよりは負の遺産として後世に知らしめ、語り継がせるべきだったのではないだろうか。

イサールがベベルに戻らない状況でサルを繁殖させた場合、イサールはほぼ失業になる。
思い出を踏みにじる行為がどれほど恐ろしい結果を招くかイサールは身を持って証明してくれた。

  • もっともこの遺跡はユウナにとってユウナレスカとの件もあり、「思い出の場所」と言うより「忘れたい場所」という思いの方が強いだろう。
    戦いの真相を知らない人たちに、観光名所として勝手にヒロイックファンタジーの意味合いでこの遺跡に触れて欲しくないのかも知れない。
    だからこそユウナの怒りは戦いの真相を少なからず知っているはずシドとイサールに向けられたのではないだろうか。
  • 実際、いくら頼まれ事を断れない性格であったとしても、
    なんだかんだ観光ガイドを楽しんでいるようにもとれるイサールのあの態度はユウナからしてみれば無神経の一言に尽きる。
    最終的にベベルに行くあたり、心の底から仕事が気に入っていたというわけでもないのだろうが...。
    シド? あのおっさんはそれこそ無神経以外の何物でもないだろう...。
  • サルでいっぱいになったら、あの遺跡で働いていたほかの人たちも失職だろうか。

サルだらけにすると最終的にはエボンドームの奥は封鎖されて入れなくなる。


ガガゼト遺跡攻略後すぐにアクティブリンクが発生するが、そのまま挑むと魔物の強さに門前払いを食らいやすい。
レベル上げやエピソードのことも考えて他の地域を全て周ってから訪れるのがいいだろう。


遺跡が観光地になるのも、時代の流れなのではないだろうか。 一般公開されることによって経済が回ったり、たくさんの人たちが楽しめるなら、悪いことではないはず。


そもそも、シンを倒す為に犠牲になったのはユウナ自身ではない
にもかかわらず、思い出の地を汚されたくないと
来訪者を排除したがるユウナからは
「自分が世界を救ってやった」という傲慢さが窺える

  • 「忘れたい場所」だったとしてもそれなら自分が近づかず関わらなければいいだけの話で、自分から関わろうとして迷惑だの何だのと怒るユウナは自分勝手と言わざるを得ない。
    第一ヒロイックだの何だの人々が妄想していたとしても反逆者には関係ない。
  • 全体の為に個人の感情は押し殺せ。それがこの作品のテーマだろうか。世界のために命まで投げ出そうとしていた少女が、年齢相応の我儘を通すようになった。彼女の変化を描く良いミッションではなかろうか。
  • S.Lv1でイサールに文句を言いかけてやめており、その後サルを繁殖させるという回りくどい方法で妨害することになる。
    これはユウナの発言が「大召喚士様のお言葉」となり誰も逆らえなくなってしまう恐れがあること、
    そしてあくまでユウナ個人のわがままであることを自覚しているためと思われる。
    特に後者が欠けていればイサールに文句を言うことを躊躇いもしなかっただろう。
    (選択肢次第で)シドには文句を言うが、これは大召喚士様ではなく単に姪として見てくれているだろうというある種の信頼によるものか。
    もっともその後の落ち込み具合は予想外だろうが

ザナルカンド遺跡を見て回るという事は当然エボン=ドームでかつて訪れた大召喚士一行を映像付きで見るという事。
前作でパーティが訪れた時のような悲愴な映像や、後から焼き付いたであろう生と死の狭間で見出した自分達自身の悲壮な決意を
不特定多数人間に何時でも何度でも見られてかつ無関係の人間の金儲けに利用されるなど我慢ならない怒りがこみ上げるのも無理は無いだろう。

メビウスFF

FF10イベント「DREAM WITHIN A DREAM 永遠の夢」第1話の舞台。