地名・地形/【フィールドマップ】

Last-modified: 2022-02-25 (金) 17:32:09

町やダンジョン以外の場所。フィールドマップ上ではどこでもセーブができたり、
テントなどで回復ができる作品が多い。
町やダンジョン内とは縮尺が違うのもお約束。
フィールドマップ上ではキャラ一人分の町が、入るとそれなりに大きい。

また、現実の地球とは違い、球形ではなく四角いマップで、北に進むと南から出てくることが多い。
2Dマップの頃ならともかく、ポリゴンの3Dマップになってからは
技術的には球形の世界も再現可能なのに、四角い世界になっている。
ユーザーから見た分かりやすさを重視したためと思われる。


普通に歩いて移動するタイプの他に、ポイントを選択して移動するようなタイプもある。
後者のタイプの場合、基本的にフィールドでランダムエンカウントは発生しない。


FF1

北の大陸には港が無いため飛空船が無いと入れない。
各町にその大陸の形状に由来した異名(鷹の翼など)があるのも特徴。
GBA版のSOCではフィールド風のフロアも登場。


ゲーム中に名前として出てくるのは内海であるアルディ海とドラゴンたちの住むカルディア諸島くらいだが、
実はそれ以外の各大陸および海の名称もしっかりと設定されている(ファミコン版の取扱説明書3・4ページに記載)。
データ/地名・地形一覧/FF1も参照。

FF1(WSC版以降)

現在地を見ると、近くにある街などの名前が表示される。
例えばプラボカ近辺なら、フィールドでも「みなとまちプラボカ」と表示される。
それだけでなく、ヤーニクルム砂漠?など地名そのものが表示される場所もある。

  • 表示される地名は周囲のエンカウントテーブルとは関連はない模様。
    有名なプラボカ北東の岬の先端も、エンカウントテーブルはルフェイン人の町周辺のものだが表示は「みなとまちプラボカ」となる。

PSP版以降ではシンプルに「ワールドマップ」とだけ表示されるようになってしまった。ちょっと味気ない。

FF2

ほとんどの町が陸続きであり、船が無いと行けないのはディスト南の島くらい。
ストーリーを進めると幾つかの町に入れなくなる。

  • フィン城や闘技場など、最初から見えてるのに入れない場所もある。

序盤から終盤のエリアに行けてしまう為、初心者は進路を間違えて凶悪モンスターに八つ裂きにされ、熟練者はゲームバランスを八つ裂きにする。


マップ北西部(左上)~北東部(右上)~南東部(右下)、またミシディアの西(左)~パラメキア城の東(右)が陸続き。
球体ではなく平面マップ(ドーナツ形態惑星)なのは多くのRPGで共通だが、世界地図の端が陸上のものは意外と珍しい。

FF2(WSC版以降)

現在地を見ると、近くにある街の名前が表示される。
例えばアルテア近辺なら、フィールドでも「アルテア」と表示される。
これによって敵の分布を大まかに把握する事も可能であり、
アルテア南部の強敵出現エリアは「ミシディア」と表示されていることからもわかる。
一定の進行度を超えると諸事情により一部のマップに進入制限が課せられる。

FF2(GBA版以降)

SORには存在しない。そのため、移動中はテレポデジョンが使えない。

FF3

この作品から、複数のフィールドマップが出てくるようになる。
浮遊大陸」と「地上世界」と「水中」の3つ。
ただし水中は船から降りて歩く事は出来ない(当たり前だが)。


ストーリー進行によっては海上を渡る事は出来なくなる。
FC版では何ら問題はないと思われるが、
リメイク版ではモンスター図鑑があるので、それのコンプを目指してる人は
この事を見落としていると泣きを見る事になる。

FF4

「青き星」「地下世界」「月面」の3つのフィールドマップが存在する。
GBA版の追加ダンジョンにもフィールド風のフロアがある。

  • FF4TAでは更に「真月月面」があるがこれはフィールドに含まれるのか?
    テントやセーブが使えるのでシステム上はフィールドマップと言えるが…。)
    • Wii版ではセーブ等ができないので、フィールドマップ扱いではなくなっている。

FF5

通称「第1世界」「第2世界」「第3世界」と呼ばれる3つのフィールドマップが存在する。
これは通称なのだが、分かりやすいためかFFモバイル等の公式サイトでもこの名前で呼ばれている。


「第3世界」が本来の世界の姿であり、「」を封印するため「クリスタル」を2つに割り、
世界を「第1世界」「第2世界」に分け、その狭間に「無」を封印したという設定がある。


この他、第2第3世界には水中用のフィールドも存在する。
これらを合わせると合計5つもある事になる。

FF6

通称「崩壊前」「崩壊後」と呼ばれる2つのフィールドが存在する。
また、「崩壊前・後」共通でフィールドの一部に特殊なエリア(獣ヶ原)が存在。
FF5の「第1~第3世界」と同じく、FFモバイル等でもこの「崩壊前・後」という呼称が使用されている。

  • ここでいう「崩壊」とは「世界崩壊」のこと。

崩壊前のベクタマランダがある大陸は形が「北海道」に見えなくもない。


本作イベント魔大陸上昇のため、マップの一部がなくなるという、シリーズ内では珍しい現象が起こる。

FF7~9

3D作品になってからはフィールドマップは再び一作品につき一つという形に戻った。
ただし8・9では一定の進行度を超えると諸事情により一部のマップに進入制限が課せられる。

  • 7には水中もあるので厳密には二つある。
    ただし、移動範囲が3つの大陸に囲まれた内海だけのため、地上に比べると結構狭い。

7・8・9と続けて、地図の角のあたり(外洋のド!真ん中)に地図に載っていない絶海の孤島が存在し、
何らかの隠し要素が眠っている。


7から、今いる場所の地名がメニュー画面に表示されるようになった。
7では「○○エリア」または「○○アイランド」の2パターンしかないが、
8~9では平原・山脈・海岸・半島など周囲の地形の特徴を付けた地名となっている。


9では町やダンジョンに隣接してからボタンを入力して中に入る形式に変更された。
これにより、見た目に分かりにくい施設に入りやすくなったり、
町付近でお金や経験値稼ぎ中に、勢い余って町に入ってしまうことが無くなった。

FF10・FF10-2

これ以降フィールドマップの概念が消失、エリア同士がフィールドマップを介さず直接つながる形式になる。
それに伴い、飛空艇などの乗り物による移動は従来の直接操作ではなくポイント選択式となる。

FF12

フィールドというか、地方名「イヴァリース」で登場する。
FF12と12RW、TA2は連続した地形のため、フィールドマップがずれるように位置するので
地形を考えながらプレイすると面白い。

FF12RW

浮遊大陸レムレース」と「地上(イヴァリース)」の2つのフィールドマップが存在する。


12と同じくイヴァリースだが、ベルベニア地方が存在する。

FF15

ルシスの領土がフィールドマップに値する。
大きく分けてリード、ダスカ、クレインの3地方からなり、基本的にはレガリアで移動することとなる。
王都インソムニアには、空からでも入ることができない。

FFT

「フィールドマップ」は「イヴァリース」(オーダリア大陸)のみ。
他にも「大陸」とよばれ、隣国として「ロマンダ」と「オルダリーア」が名前だけ登場する。
マップを見る限りでも、世界の一部分だけである。

FFTA

ファイナルファンタジー」による世界改変なので閉鎖的。
元々は「St.イヴァリース」という町のためである。


ワールドマップは、南向きに突き出した半島のような形。
その上にシンボルを置ける空白が配置されており、道でつながっている。
拠点の配置はプレイヤー次第だが、シリルベルベニアなど一部は固定。

FFTA2

イヴァリースの南の「ユトランド地方」。「ロアル大陸」「オーダリア大陸」「禁域ゼレイア」から成る。
ポイントを選択して移動するタイプのフィールドマップ。
大陸間を移動するのにいちいち飛空艇を使うのがめんどくさい。

FFUSA

ポイント選択式のフィールドで、イベントを進めると移動可能な場所が増えていく。
フォレスタ」「アクエリア」「フェイリア」「ウインディア」の4地方に分かれていて、
4地方の中心にフォーカスタワーがある。
ゲーム開始時から全体マップを見ることができるが、まだ行けない地方は雲で覆われて見えないようになっている。
ただし、クリスタル眠るダンジョだけは存在を確認可能。

光の4戦士

この作品のフィールドはあまり大きくはない。
そして上画面の地図が非常に見づらい。


グルグ火山氷の洞窟などFF1を意識した地名もある。
あと、フィールド上を歩いてると地形が球形っぽく見えるようになっている…どんだけ小さい星なんだよ…。


今作では東西に陸地が横切っているため、海上を南に進んで北側から出ないと星の奈落、神木の塔に行けない。

FFL

光の世界」と「闇の世界」に分かれている。
クリスタルが割れてしまったため世界が2つに分かれたというのは
FF5の「第3世界のクリスタルを割って世界を第1と第2に分けた」という設定を彷彿させる。


どうやら闇にのまれた部分が別々の世界になっている様子。
メモリスト編の「闘技場」で「歓楽街が闇にのまれてしまった」という話が聞けるが、これはほぼ間違いなく「ガーデンガーデン」のこと。


終章・前編では光/闇の世界が統合され「黄昏の世界」に…。FF6の崩壊後に似ている。

DDFF

DDFFでは新たにフィールドマップが追加された。
地形はFF1をモチーフにしているが、グルグ火山が雪山になっていたりなど本家とは微妙に異なる。
また、「かつて町があった世界」なため、町や施設は存在しない。


しかし、草原や雪原を歩いているはずなのに、戦闘時には要塞の先っちょやら廃墟やらバトルマップに移動する。いったいどこを歩いているんだ。


フィールドBGMは各キャラクター毎に原作の曲のアレンジが用意されているが、パーティを組むシナリオではDDFFオリジナル曲になる。

  • 知られざる物語のデスペラードカオス解放後は、先頭キャラによってフィールドBGMが変わるようにしてほしかった。
    • DQ4かい…。

ひずみ内と同じようにイミテーションがウロチョロしている。
相手に攻撃するか、相手から攻撃を受けると勝負に突入する。
攻撃を受けた方のブレイブが0の状態で開始するので、できるだけ攻撃を受けないように注意しよう。
なお、フィールド上の勝負ではアシストが使えない(カスタマイズ画面でアイコンが灰色になる)が、
逆に相手(イミテーション)はアシストを引き連れている。何だこの不公平さは。

  • 敵の攻撃食らってもプレイヤー側のブレイブは0にならない筈なんだが。