地名・地形/【マダイン・サリ】

Last-modified: 2021-08-20 (金) 16:00:53

名前の出典はサウジアラビアの古代都市遺跡「Mada'in Saleh(マダイン・サレハ)」であろう。
世界遺産にも登録されているが、敬虔なイスラム教徒であるサウジ国民には親しまれていない。
それは、コーランに「この街の人々は神の教えに逆らい天罰を受けた」旨が記されているためである。

FF9

外側の大陸にある、かつて召喚士一族が住んでいた村。
召喚士の力を恐れたガーランドが、インビンシブルを用いて同地を壊滅させてしまった。
壊滅の時期は、ジタンクジャに捨てられバクーに拾われるよりも先の話で、
何故ジタンが滅んだときの記憶を持っているかは不明である。

  • ガーランドが、後の期待の新星に見学させるためインビンシブルに同乗させていたのだろう。バクーが何年前にジタンを拾ったという具体的な話はないので、矛盾ではない。ジタンは16歳で、惨劇は10年前だし。
  • いや、4歳の時にバクーに拾われたって話じゃなかったか?
    • つ「すべての存在には~(中略)~すべての記憶も含まれている
      要するにFF9の世界観では過去を含めて全ての人物の記憶は深層で繋がっている。
      そしてジタンはそれを理解していたからこそ他人の記憶映像を見ることが出来た。
      なぜジタンがそんなことを悟ったのかは想像になるが「独りじゃない」イベントが関係しているのではないだろうか。
      あれは「空の器にされたジタンが『仲間の中にあったジタンの記憶』によって自我を取り戻す」という内容だと思うので。
  • FF20thアニバーサリーアルティマニア:シナリオ編では「クジャの手によりマダイン・サリが壊滅」と記述されている。
    ガイア歴1790年の出来事で、その9年後にクジャはブラネに接触を始める。

現在は召喚士唯一の生き残りであったエーコモーグリ達とともに住んでいる。
マダインの指輪にその名を残す。


相当な実力を持った集団だったことは疑いないが、召喚獣を操る能力を持つインビンシブルとは相性が悪すぎた。
碌な抵抗もできずに粉砕されたのだろう。

  • ブラネのように自分達が召喚した召喚獣に殺されてしまったのだろうか。

ラニの再登場、サラマンダー出現と仲間加入など結構重要なイベントが起こる場所。
結構な数のモーグリが出るのでモーグリ好きにはたまらない村だろう。

  • ティナにとっては天国かもしれない。
    • 多分多くのプレイヤーにとっても天国。もふもふ…ボンボン…

多くのモーグリが住むにも関わらず、セーブができない。
外に出れば笛吹いてセーブできるが、少し面倒である。


ほとんどが廃墟になっているが、唯一残った家がエーコの居住空間になっている。
また召喚士一族の歴史や召喚獣の成り立ち、召喚獣達の壁画を綴った召喚壁とよばれる場所が存在する。
この召喚壁である行動をこなすと、壁画に記されていた文が読める。
ただし、発生条件が複雑でガーネットがいる状態でラニが逃亡しないとフラグが発生しない。
そこには幻獣に関する話やエーコやマディーンに関わる話の他に
ガーネット本名や生い立ちが記されている


召喚士たちはこの地を「地脈の集中する場所」と見て移住を決めたらしい。
地脈が何を意味するかは作中では語られないが近隣にイーファの樹が存在しそこでかつて召喚実験が行われたことと、召喚獣は元は星の核となるクリスタルを守る高エネルギー体であることを思うと、クリスタルの力が地表に表れやすい場所を意味しているのでは?と考えられる。