FF5
土のクリスタルが安置されている古代ロンカ文明の遺跡。BGMはムジカ・マキーナ。
遠い昔にはクリスタルのエネルギーを吸い取ることで飛行していたが、クリスタルが砕け散ってしまうことに当時の人々が気づいたため、飛行機能を停止した。
しかしエクスデスに操られたタイクーン王が、クリスタルを砕くために再び飛行機能を起動させた。
第1世界のラストダンジョンのような難しさを誇るダンジョン。遺跡浮上後は滅びの町ゴーンが消え入れなくなる。
この遺跡に侵入するためにはまず左右の火炎砲とロケット砲を計4体ずつ破壊する必要があり、最後に登場する主砲ソル カノンを叩くことでようやく突入可能になる。
内部は落とし穴や隠し通路が多く仕掛けられている。宝物庫では落とし穴回避か風水士を用意したい。
それとは別に、ダッシュ移動しているとうっかりはまりそうな場所に落とし穴があったりするので要注意。
最深部でボスのアルケオエイビスと戦うことになる。
クリアするとエクスデスが復活、ガラフが一時離脱する。
脱出中に未開封の宝箱が見えるが、開封してても未開封(位置的にハイポーション)になっている。取り逃したか!と思わなくていい。
- アルケオエイビスを倒しても引き返せばガラフは離脱しない。ストーリーを進めるには離脱させる必要がある。
ラミア(針千本)や旋風魔神(エアロラ、ホワイトウインド)といった、操ることで強力な青魔法を覚えられる敵や、ヒュドラやハイドラ等の強敵も出現する。
アビリティ「ちけい」が極めて有効。
高確率で威力の高い「かまいたち」が出て、旋風魔神、ハイドラ以外の敵全体に大ダメージを与えられる。
操られていたタイクーン王は、駆けつけたクルルの「弱いサンダー」を受け正気を取り戻す。
しかしファリスとの再会を喜ぶのもつかの間、蘇ったエクスデスによって邪悪化したクリスタルを浄化するため命を落としてしまう。
このイベント後、侍・竜騎士・踊り子・薬師にジョブチェンジすることが可能になる。
クリスタルの力を失った遺跡はそのまま落下し消滅する。
その大きさは飛空艇とは比べ物にならないほど大きく、まるでシューティングゲームのボスキャラのような外観をしている。
ロンカ文明の誇る巨大戦艦として、建造当時は世界の空を席巻していたのだろうか。
- 外観部の砲台から明らかなように火力も備え、飛空艇でも改造しないと辿りつけない高空からの制空権も持ち、さらにパラメキアの大戦艦のように燃料等の補給のために停泊せねばならないという弱点もないため、さぞかし当時ならば絶対的な戦闘力として君臨した事だろう。
出現敵からは強力な装備も盗める。
ラミアはレア枠でラミアのティアラ、旋風魔神はレア枠でエリクサー、ヒュドラは通常枠でエーテル、
ハイドラはレア枠でキラーボウ、ロンカナイトは通常枠でハイポーション、ラメイジは通常枠で詩人の服。
ラミアのティアラは優れた性能を誇る上にここを逃すと第三世界まで入手できない。
キラーボウは狩人を使うならぜひ欲しいところ。ただし、ハイドラが強いので無理は禁物。
- ドロップアイテムも中々良いものが揃っており、ヒュドラは竜の牙、ロンカナイトはミスリルシールド、ラメイジはエリクサー、旋風魔神は暗闇の弓矢を落としてくれる(確率はいずれも6.25%)。
ついでにハイドラは100%の確率でフェニックスの尾を落とす。
制限プレイ等でなければ出来るだけ盗んで倒しておきたい。
外壁のいたるところで爆発を起こしているのは砲台による砲撃の表現。ロケット砲・火炎砲をすべて壊すと爆発もストップする。
飛空艇を強化したのち、飛んでいるときにAボタン→上方向選択でたどり着ける。
シューティングゲーム様の画面に切り替わり、自機を前後左右に動かすことができる。砲台の位置が少々わかりづらいが、探し当てて正面に位置取ると戦闘になる。
遺跡から離れるように移動すると撤退できる。
- 外観で飛空艇を操作する際、ダッシュを持ったキャラがいると高速移動が可能になる。
停泊してる飛空艇が見れたりスーパーコンピューターよろしくそこら中が明滅を繰り返しているなど、外観部での戦闘の背景が凝っている。
第1階層→第2階層→第3階層→第4階層とどんどん広くなり、主に第4階層と第5階層を行ったり来たりして進むことになる。
第4階層と第5階層は2種類あり、後半(第4階層→階段のスイッチがあるエリア、第5階層→宝箱があるエリアとボスエリア(どちらもタイクーン王とアルケオエイビスが見える)は出現モンスターパーティが異なる。
ハイドラはその後半部分にのみ出現する。
遺跡クリア後は飛空艇に乗ったままゲームが再開される。
飛空艇のデッキ上でガラフを追って第二世界に行く決意イベントがあるが、次に乗り物が「地上またはカタパルトに」降りた時点で発生するため、海に着水することでデッキ上の会話イベントを最大第二世界の飛竜まで持ち越すことが出来る。
いわゆる飛竜の背中が飛空艇デッキになるバグ。
- このバグは第一世界の飛竜でも起こせる。ウォルスの隕石近くに普通はいるはずなので近くに着水→上陸→飛竜で離陸→着陸で見られる。
黒チョコボはシド達が乗って行ってしまっているため使用不可。
FF5(GBA版)
GBA版の追加ダンジョン、封印の神殿もロンカ文明と関連があり、「ロンカの心臓」フロアはもう一つのロンカの遺跡と呼べるものとなっている。
奥にはピラミッドと同じ建築様式のマップもあり、オメガが量産されている。
FF5(iOS/Android版)
外部エリア戦闘背景の演出が止め絵になっている。
ガラフ離脱イベント終了時、遺跡に落ちた隕石近くの地上スタートになったため、飛空艇デッキ上での会話イベントを飛竜に持ち越す不具合は修正された。
- 近くに着陸している「飛空艇に乗る」とイベントが発生する。ロンカ遺跡クリア後はカルナックの隕石含めワープエネルギーが弱まっているため、飛空艇なしで行動可能な範囲はカルナックの町・古代図書館のあるエリアのみ(シド達と会うまでタイタン等は発生しない)。
そのため飛空艇に乗らずに飛竜に乗ることは不可能。
SFC版・PS版・GBA版では侵入時の戦闘でロケット砲が出るか火炎砲が出るかはランダム。
旧スマホ版では外側火炎砲・内側ロケット砲の固定エンカウントに変更された。
ハイドラのエンカウントがない前半部分の第5階層でもタイクーン王が見えるようになった。
- GBA版までは、こだいのつるぎの見える部屋から第5階層に行くと、いるはずの部分にシンボルがなかった。
後半のエーテルのある部屋あたりまで進めばシンボルが出現する。そこから前半部分まで戻るとまた見えなくなる。 - メタ的に別エリアということがわかりやすかったのと同時に、「タイクーン王がまだ到着していない」ように見えてよかったかも?
旧スマホ版の方がアルケオエイビスにてこずりまくっているということで…。
爆発する遺跡からの脱出時、取得した宝箱はちゃんと空き箱になって表示されるようになった。
GBA版までは取得したものも未開封で表示されていた。
FF5(ピクセルリマスター版)
侵入戦時の背景に点滅や動くプロペラなどの演出が戻った。
FF14
第一世界のラケティカ大森林に存在するロンカ帝国の遺跡群の事。
クムル星遺跡群、四つの明星、ユキス・ネルのピラミッド、大トゥパサの祟神所、キタンナ神影洞、ガトル神の祭壇などがある。
FFT
超文明時代、最大の国土を誇ったロンカ王朝は、天空から世界を支配していた。 しかし、謎の伝染病にてロンカ中枢は全滅。 今では無人の天空城が静かに漂うだけとなってしまった…。
FF5とは内容が微妙に違う上に、蜃気楼の塔と関わりがあるらしいので
別物と考えた方がよさそうだ。