幻獣/【アスラ】

Last-modified: 2023-05-20 (土) 00:56:04

概要

元ネタは恐らく日本の阿修羅

  • インド神話における「アスラ」という神属を当て字にしたものが阿修羅。
    後述のPSP版では和風の阿修羅像的な解釈・演出をされているが。
  • さらに遡れば、ゾロアスター教の善神アフラ・マズダと同一視される。
    元は光(アフラ・マズダ)でありながら闇(アスラ)に囚われ、後に改心して光(阿修羅)に戻ったという経歴が
    何となくゴルベーザカインに通じるものがある。
    • 少し違う。インド神話のアスラ神族は闇というわけではない。
      元々は神話の主役であるディーヴァ神族と同じ光に属すものたちであり、主義主張の違いから対立しているだけ。
      中にはディーヴァ側の高位神から加護を受けたアスラ族なんてのも存在する。
      • 更に起源を遡れば、元々はヒンドゥー教成立以前(まだディーヴァ神族が存在しなかった頃)の古代インドやペルシャで信仰されていた神々こそがアスラである。
      • 見る方向によっては恐ろしい(アスラ)だが、見方によっては頼もしくも(阿修羅)美しくも(アフラ・マズダ)ある…と考えれば、
        3つの面がそれぞれ別の顔を持っていることの裏付けにもなるかも。考えすぎだったらごめんなさい。
  • なお元ネタでは男性だが、FFでは女性になっている。
    • 本来は「アスラ神族」なので性別は関係ない。ついでに言えば「阿修羅」も特定の神だけを指した呼称ではない。
      有名な「阿修羅王」が男性ばかりというだけで、アスラ族にも阿修羅の眷属にも女性は存在する。

モンスター/【アスラ】モンスター/【アシュラ】特技/【アスラ】

FF4

三つの顔と六本の腕を持つ幻獣にして幻獣界の女王。夫はリヴァイアサン
召喚魔法は怒りの顔になった時はプロテス、慈愛の顔でケアルダ、笑いの顔でレイズを味方全員にかける。どの顔になるかは完全ランダム。
詠唱時間が1と非常に短い。
消費MPは50。


敵として戦う時は上記のランダム魔法を自分にかけることに加え、プレイヤー側が何らかの攻撃を仕掛けた時のみカウンター打撃をしてくる。
放っておくと自分の強化と回復を延々と続けて倒す事が出来ないので、アスラにリフレクをかけるとよい。


笑いの顔が何故かガングロ(死語)なのがキモい。

  • というか正常な人間の顔は慈愛のみ。
    天野氏のデザインでは、どの形態も貴婦人に描かれているのに。
    • 「怒り」と「笑い」はアシュラマンの影響じゃないかと思う。
  • PSP版ではリアルな阿修羅像のような姿をしている。

バクチ要素高めではあるが、ラスボス戦で意外と使える。
レイズ・ケアルダのどっちがきてもローザの負担が一気に減るため、被害を受けた直後の戦線が立て直しやすい。
プロテスはハズレと割り切ろう。

  • 雑魚戦で支援するならアスラよりもシルフに軍配が上がる。
  • 本当にピンチの時に限ってプロテスしか発動しないのはお約束。
    ケアルダが欲しい時にレイズやプロテス、レイズが欲しい時にプロテスがよく出る気がするのは気のせいだろうか。
  • ラスボス戦ではほぼ全滅の状態から復活できる。

ケアルダは「単体がけの効果を全員に」かけているようで、回復量だけなら並外れた有効性を誇る。
これを狙って使えれば強力だったろうが……。

  • データ的には「ケアルダの振りをした何か」であり、別物。
    ケアルダが「威力144の全体/単体」、アスラ(慈愛)が「威力160の全体」という設定。強いわけである。
  • 回復量の期待値で言えば全体がけケアルガとほぼ同等ではある。
    ラスボス戦でのリディアは(生き残っているなら)ひたすらこれだけを召喚してもいい。

エブラーナでは阿修羅という神様が戦いの神として信仰されている。
昔の人がアスラに会って信仰対象にしたのだろうか。

  • リヴァイアサンは海神様と呼ばれている。こちらも信仰対象のようだ。
  • 元ネタとなった阿修羅も、仏教においては大日如来、ゾロアスター教ではアフラ=マズダといった具合に
    様々な宗教や民族で姿形・名前を変え信仰対象にされているため、その流れを汲んだのではないだろうか。

大抵の召喚獣は「幻獣としての名前」と「召喚魔法の名前」をそれぞれ別個に持っている。
(例えば、チョコボチョコボキックイフリート地獄の火炎ナイツオブラウンドアルティメットエンドといった具合)
…だが、このアスラの場合、
召喚魔法の名前がそのまんま「アスラ」である
その効果の特殊さのため、うまいネーミングが思い付かなかったのかもしれない。

  • アスラはアスラ以外の何物でもない。ただアスラなのだ。

FF4イージータイプ

イージータイプでは魔法のプロテスが消滅している為、プロテスがケアル4(ケアルガ)に変更されている。
回復魔法の発動率が上がったことで使い勝手はよくなった。

  • ケアル4(ケアルガ)を使うのは戦闘中のみで、実際には通常版と同じ効果だった。
  • グラフィックもケアル3(ケアルダ)がケアル2(ケアルラ)に、プロテスがケアル3(ケアルダ)になっており分かりにくい。

FF4(DS版)

技名が「アスラの祝福」に変更されている。


消費MPが40に減ったが、代わりに発動時間が8に大幅スロー化してしまった。

  • カウンター(+ひきつける)にセットすれば、瞬間補助・回復用に活用出来なくはない。
    但し、リディアのHP等もかなり上げないといけない上に非物理攻撃には反応しないので、それでも活用は難しい。

FF4(PSP版)

阿修羅像のような外見になった。
呼び出した時画面中央に現れるようになり、また和風な鼓の音が鳴るようになった。
PSPのTAでも全く同じ。

FF4 Interlude

リディア?との1回目の戦闘を終了させると
習得した扱いになり、次の戦闘から使えるようになる。

FF4TA

序盤のイベントで、リディアが人間として生きる様、彼女を幻界から追放した事が伺える。


終章前編終盤、地下渓谷地下12階で戦う事になる。
この前にリヴァイアサンを取り戻していると、バトル中イベントが入り、アスラの攻撃の手が若干緩む。
パーティにリディアが居ないと取り戻せない点に注意。


先にリヴァイアサンを入手していると、バトル中のイベントでリヴァイアサンがアスラを説得し、アスラの攻撃の手がゆるむ…はずなのだが。
アスラが魔法を使わなくなり、通常攻撃だけを繰り返すようになる。
つまりアスラの魔法を反射させて自分たちを回復させる戦法を使っている場合、
通常打撃が痛い彼女との戦いではむしろ戦闘が激しくなるので、先にアスラを倒してからリヴァイアサンに挑む方が良い。

  • リフレクを知らない脳筋メンバーだったら、リヴァイアサンから倒した方がいい。

特定状況で倒すと、リヴァイアサンの分の経験値まで加算されるバグがある。
以下は推測。先にリディアを仲間に入れた状態でリヴァイアサンを撃破し、
リディアを仲間に入れた状態でアスラと戦うと、イベントでリヴァイアサンが登場する。
この際のリヴァイアサンの退場時に、リヴァイアサンの分の経験値が加算されてしまうのではないだろうか。

  • PSP板で試したらリヴァイアサンの討伐数が2匹になっていた。
    このため上記のとおり、退場時に消滅した時倒した扱いになっていると思われる。
    経験値もしっかり入っていた。

効果は相変わらず微妙。


アーシュラが召喚されるわけではない。

DFF

召喚石として登場。
召喚すると「王妃の加護」(英名-Queen's Aegis)を使用し、相手の持つ召喚石に対して、
「破壊」するか「封印」するか「強制使用」させるかのいずれかをランダムで発動させる。
当たり前だが、相手が召喚石を持っていない場合は何の効果も発揮しない。

  • 「破壊」は約41%、「封印」は約27%、「強制使用」は約32%の確率で発動する。

相変わらず運任せの強い性能だが、
何が出ても相手の目論見や作戦を崩す事は可能なので本家よりは高性能。


条件アクセサリに「自分が召喚発動済み」を入れてるときは開始直後にぶっ放せばずっと1.5倍、
相手は破壊ならこっちのもの、封印なら召喚を恐れることはなくなるし、
強制使用であっても最良のタイミングで発動される可能性を大きく下げることができる。

  • 2/3の確率で「相手召喚済み」も発動するので、それを合わせた開幕ぶっぱが主流。
    完全に召喚獣の読み合いを拒否する行為でもあるので若干嫌がられる傾向にある。

さすがに神竜は破壊できないようだ。特別扱いもいいところである。

  • 補足:破壊判定は出る(グラあり)が、実際には破壊できずカオスは使用できる。
    効果が切れれば使用前の状態に戻るという仕様が悪さをしているようだ。
    これぞまさしく「破壊耐性」だろうか。
    • 但し破壊判定が出て神竜の召喚石が残っても、データ上は破壊した扱いになっているらしく、
      「相手が召喚を未使用」は無効扱いになってしまう。

クイックバトルのCPUが使ってくることもある。たかだかCPU相手に召喚獣の使用回数を一回消費するため、非常に腹立たしい。
バトルリトライで「封印」が出るまで粘るのが精神衛生上、最も良い方法かもしれない。

DDFF

今作では比較的早い段階で手に入る(カイン編)。モーグリショップにて20KPで購入可能。
「12回目の戦い」「13回目の戦い」ではリュカーン地方、「知られざる物語」では港町プラボカ地方にあるモーグリショップで取り扱っている。


効果は以前と変わらず、「破壊」が41%、「75秒間のあいだ封印」が27%、「強制使用」が32%。
相手が召喚石を装備していないか、すでに使ったあとならミスになる。
効果選択の確率が変化したという声もあるが、気のせいのようだ。

チョコボの不思議なダンジョン2

何だか不思議キャラとして登場。女性というよりは男の子っぽい。
ハネで仲間として召喚した際は「謎の攻撃」かの中から一つ魔法を使ったりする。
魔石で召喚した際は4属性で全体の敵を攻撃し、チョコボのHPを回復してくれる。
攻守同時のためか魔石の値段も高く、バハムートを差し置いている気がする。
チタン系の武具を高+で壊すとハネが入手できる。


ベンさんイベントを進めているとクリア後、新たな石像が出る。
その石像に封じ込められている?のがアスラ。
バハムートの魔石を持っていくと出せて、召喚のハネをくれる。


「え? ふだんのわたし? あれはよをしのぶ、 かりのすがたですよ」


ちなみに幻獣の中で一番強く、そのためオーバーフローして弱体化するレベルが最も早い。

  • レベル73で攻撃力が255になるが、レベル74になると259になるはずが一周して3になってしまう。
    レベル101(99+召喚能力UP)だと攻撃力は97(オーバーフローしなければ353)まで上がり、いくらかダメージを与えられるようになるが、
    それぐらいなら通常の仲間(クルクルで126、シロマですら103)を使った方がまし。
    • 一応、防御力・特殊防御が通常の仲間よりはるかに高い(202)というメリットはあるが…。

チョコボGP

レーサーとして登場。但しストーリーを進めるだけでは使用できず、ショップでチケットと交換する必要がある。

  • 他の幻獣レーサーもそうだが、ストーリーを全く進めていない状態だとショップにも現れないのでストーリーを進めた上でチケット交換が必要。

ストーリー第3章で登場。FF4同様リヴァイアサンとは夫婦。
マシンが無いのでレースに参加出来ない事に困っていたが、リヴァイアサンを魔法でマシンに変えるという暴挙発想により夫共々レースに参加可能に。
アトラ曰く「これが尻に敷かれるってコトか」。

  • アスラといえばやはり複数の顔と複数の腕、なのだが 腕は普通の人間と同じ2本。
    ストーリー中で顔が切り替わる場面もあるにはあるのだが、せいぜい1~2回程度のギャグ演出に留まっており、”アスラらしさ”は全く感じない。
    殆どその辺にいる裕福そうなオバちゃお姉さまである。
    • 背中にも腕が4本ついてる。上位ゴール時に食べてるハンバーガーを渡す場面がある、

マシン《リヴァイアさん》

スピード4.5
グリップ2
加速2
ドリフト2
ダート×

リヴァイアさん本人が変身させられたもの。頭部を思わせる青いマシンで、顔のような模様があるが表情が変わることはない。
後部にはロケットのような噴射口があり、マシンセレクト次第で大きなヒレやジェットエンジンが追加搭載されたりと、割とやりたい放題。
でもって座席左部にはサイドボードが設けられ、ドリンクやハンバーガー、ケチャップにマスタードと、なぜかメニューまで完備。
しかもこれらは爆破されようが津波に晒されようが無傷でボードに残る。そんなもん口に入れて大丈夫なんだろうか。

アビリティ大海嘯
チャージ時間60秒
説明接触すると大クラッシュする
蛇行する巨大な波に乗って
ブースト状態で移動する。

リヴァイアさんが巨大な波を発生させ、アスラがマシンでサーフィンする。
津波ごとコースを左右に蛇行しながら、ブースト状態で一定時間自動走行。津波に触れたキャラは大クラッシュする。
初回発動までクリスタル無しだと1分かかり、ストーリー序盤のショートコースだと発動機会のないままレースが終わりがちだが、
チョコダッシュ以上の無敵時間があり、追い上げとしては破格の性能。
左右に大きくブレるためLスティックによる微調整は大事。とくに中央分離帯などの障害物には注意。