幻獣/【マディン】

Last-modified: 2023-10-26 (木) 10:16:56

幻獣/【マディーン】


FF1(GBA版以降)

幻獣ではないが、モンクデフォルト名のひとつとして登場。

FF6

幻獣/魔石の1つ。魔導研究所にて入手する。
ティナの父親。
戦闘中に召喚すると無属性の魔法『ケイオスウェイヴ』で敵全体を攻撃。基本攻撃力は55。
ギガース(巨人族)の幻獣であり、一時プレイヤーも操作する(戦闘はない)。
グラフィックはFF5の巨人族とよく似ている。


魔力を上げて召喚すれば、魔法防御力の低い敵相手なら9000前後のダメージを与えられる。
しかし魔防を無視できないのは痛く、魔防の高い敵にはダメージががた落ちしてしまう。
(参考:術者の魔力143、敵魔防200の場合のダメージは2500程度)
魔防を無視できる攻撃手段と比較すると差がありすぎるので、魔力を上げても主力としては厳しい立場だろう。
無属性のため、弱点を突いてダメージを上乗せすることもできない。
ティナに使わせたい人もいるであろうが、相手が格下で無い限り別の攻撃手段を用いたほうがいいだろう。


ファイラブリザラサンダラを一括で修得できるのが魅力。
倍率は3倍とイフリートシヴァには劣るものの、サンダラはラムウよりも高い。
また、レベルアップ時には魔力+1の装備ボーナスも付く。


かつて幻獣界に住んでいたとき、人間界から迷い込んだマドリーヌと出会い、互いに惹かれあう。
やがて二人の間に生まれた女児はティナと名付けられた。
 
その後の二年間を平穏に過ごしていたが、魔導の秘密と幻獣界について探り当てたガストラが軍を率いて襲撃してきたことから状況は一変。
ガストラ軍を手引きしたと疑われて飛び出したマドリーヌを追いかけて結界のゲートへと向かった時、幻獣界の長老による封魔壁の魔法が発動。
その衝撃でティナが外界に飛び出し、それを追いかけたマドリーヌとマディンも外界に放り出された。
 
その後ティナはガストラに奪われ、それを庇おうとしたマドリーヌも殺される。
彼自身は魔導研究所のビーカーに放り込まれ、10年以上も魔導の力を吸われ続けたが、研究所に潜入したロック達に力を託すため仲間達と共に魔石化し、彼らに身を委ねた。
その後ゾゾでティナと再会。彼女に出生の秘密を伝えることで、幻獣化していた彼女を落ち着かせた。
ケフカ討伐後、世界から幻獣と魔導の力が消えていく中で、娘に最期の言葉を伝えて消滅していった。


ドット絵と召喚時のグラを見る限り、全体的にシャープな姿&筋骨隆々のなかなかのイケメン、もといイケ獣である。
人間と人間界に嫌気が差していた上に彼に介抱して貰ったマドリーヌが好意を抱くのに時間はかからなかっただろう。
事実出会った翌日に受けたマディンの告白をあっさりと受け入れているし。


娘は魔導アーマーに乗った兵士50人を3分で消す実力者なのだが、その力の根源であるはずの父親は帝国に捕まったあげくビーカーの中で魔力を吸い出されていたという。

  • 物語中盤で魔石の存在がわかるまで、幻獣は魔導力タンク程度の存在であったし、帝国は幻獣に対してその魔力を無力化する技法を最初の封魔壁突破時に既に編み出していた。
    故に封魔壁開放時のイベントのような多数で強襲する等の方法が無い限り、ガストラ一人に対してさえ幻獣は勝てない。

彼はデータ内ではダッシューズしか装備してない。
イベントキャラである関係か、初期レベルではHPMPが10、それ以外のステータスは30である。
幻獣ユラとのイベントの中で、幻獣は幻獣界では力を抑制されていると言われていたし、実際にはパーティの平均までレベルが上がるのでHPやMPはそれなりの値になるとはいえ、これじゃガストラに簡単に捕まる筈である。

  • 対して序盤のティナがあのステータス。マドリーヌ恐るべし。
    • 地球人との混血は突然変異級の才能が生まれるサ〇ヤ人みたいなもんなんだろうか…
  • 内部データでのジョブはなんとモーグリである。まさかティナの趣味って…。

実際にゲーム中で戦闘出来るイフリート等の例を見てもそれなりの強さは持っていたと思われる。
それでも囚われてしまったのはやはり多勢に無勢ということだったのだろう。

  • 娘が敵の手に囚われていたら、手も出しづらかったのでは?もっといえば脅されたのかもしれんし。

幻獣界での様子ではそれなりに実力者という感じ。
イフリートがファイガも使うが魔石ではファイラまでしか覚えられないことからしても、魔石マディンではラ系までだがマディンがラ系魔法までしか使えなかったわけではないはず。
生前本調子の時は強力な魔法を使ってしかるべき。

  • 娘が自力でアルテマを覚えられるんだし、召喚魔法の属性を考えるとアルテマとか使えたのかもしれない。

倒れているマドリーヌを見て自宅へ連れ帰り、眠っている間に自分のペンダントをマドリーヌの首にかける。
目ざめてそれに気付いたマドリーヌにプレゼントしようと言う。一目ぼれの模様。
一度は人間界に戻ったほうがいいような態度をとるが、翌朝追いかけて「戻りたくなければここにいてもいい」
「俺達が(人間と幻獣は相容れぬものではないことを)示そう」
とプロポーズする。

FF6における幻獣はそもそも人間界の生物が魔力で姿を変えられた存在である。
マディンは容姿が人間に極めて近いため、恐らく人間がベースとなった幻獣だろう。だからティナは素の容姿が人間同然なんだと思う。
もしマドリーヌにホレたのが動物の姿に近い幻獣だったとしたら、娘のティナはもっと人間とかけ離れた姿で生まれていただろう。


二人が光に包まれ、やがて子供を授かるというシーンは、子供心に何かいけないものを見てしまったような気まずさがあった。
二人を包むキラキラ演出など、マディンとマドリーヌの一連のイベントは北瀬佳範氏が担当したもので、セリフを見た坂口博信氏は「北瀬はこういう口説きかたをするのかなあ」と思ったらしい。(出典)


エンディングでティナにお別れを言うが、魔石化は幻獣としては死を意味するはず。
魂は宿っているのか?それとも別の世界から自分の魔石を通してティナに語りかけたのか。

  • ラムウも魔石化後、話してる。マディンと違って、魔石化直後だったけど。
  • 死者は魔列車にのって冥界へ、幻獣も死後人間と同じ世界に行くのかは不明だが、根性でマドリーヌの待つ場所に行けたのだろうか。
  • 魂が宿っているのか、そうでなければ死んだ幻獣に現世と冥界を行き来させる門のような力が魔石にはあるのかもしれない。
    召喚される幻獣も、あの世から一時的にやってきて助けてくれているものなのかも。
  • FF3における召喚獣は「冥界から精霊を呼び出すオーブを使う」という設定だった。
    そこを考えると、なかなか面白い話に出来そうだ。

「研究所で1度に手に入る沢山の魔石の1つ」という登場の仕方だったが、実は1体だけ特別な存在でしたというキャラ。


発売前に紹介された写真(参考)では、氷漬けの幻獣は彼だった。

  • 三属性の魔法が覚えられるのはその名残かもしれない。意図的に特定の属性を得意とする幻獣にしたくなかっただけかもしれないが。

飛空艇バグを利用して、幻獣界イベント後に三分割シナリオでバナン編を始めるとキャラスロット15のバグで仲間になってくれる。
その時のパラメータは上記のHP、MP以外オール30でダッシューズは装備していない。ウェッジと同じパラメータ、装備品でオリジナルコマンドなし。
名前はバナン(ただし、バナンを一度も加入させてない場合はウェッジ)。

  • 移動時のグラはマディン本人だが、メニュー時の顔グラ、戦闘時のグラは完全バグってる。
    名前がバナンとなっていても、彼が死んでも強制ゲームオーバーになることはないので安心しよう。
  • バナンはともかくレオ将軍とデータを共有しているのがネック。
    そのため当然両立不可で、彼を仲間にするとレオ将軍はあきらめるしかない。
  • 戦力としてはさておき、封魔壁の洞窟の橋タイマーによる魔大陸浮上を利用して、レオ将軍死亡イベントをスキップした上で崩壊前ワープを使い、バナン編のデータを持ち込めば、崩壊後もマディンとティナの親子水入らずの旅が楽しめる。
    • GBA限定だが、強くてニューゲームバグを利用すれば魂の祠経由で崩壊後に連れ出すことも可能。
      魂の祠にも参戦できる。
      レオ将軍の戦闘シーンこそなくなるがどちらのやり方でもレオ将軍生存ルートでもある。

FF6(ピクセルリマスター版)

以下、某スレにてピクリマ版限定リサイズバグを使用した人の報告。但し、詰み確定。
「マディンを回想からゾゾに召喚できたが、メニューを開けず戦闘中はHP10で何も出来ない。敵から逃げながら進んでもビルを飛び越える箇所でフリーズする。」


以上を推測すると長くなるが、マディンが戦闘中何も出来ないのは、上記の従来の飛空艇バグをもってしても確認できなかったHP10でそれ以外オール30・装備ダッシューズのみの内部データと思われる。さらに詳しい情報求む。

  • 従来のバグ帝国兵マディンと違って何もできない=つまり「たたかう」・「アイテム」すらないのは、コマンドが設定されていないジョブだから。
    • ジョブ名は、上記のHP10でそれ以外オール30verの「モーグリ」でコマンド設定なし。
  • 逆に従来のバグ帝国兵マディンでも普通に戦えたのは、ジョブがウェッジと同じ「ていこくへい」(ウェッジver)だからである。

メニューを画面開けないのは、幻獣界フラグごとリサイズバグで持ち出したためと思われる。
ビルを飛び越える箇所でフリーズするのは、本来いない時期のキャラリアクションは作動しないようにプログラムを書き換えたためと思われる。

  • 従来なら飛空艇バグでバグ帝国兵マディンを先頭にしてもグラの外見がバグるだけでそのまま進行できた。

同様の例として、OPのリサイズバグでベクタの帝国城にビッグス&ウェッジを連れ回し、その状態でトイレを使うとフリーズするというものがある。
チョコボなら移動時グラがビッグス&ウェッジでもフリーズしない。


リサイズバグなどのさらなる応用手段が見つかったとして、仮に移動時のグラフィックをレオ将軍orバナンにできるようになったとしても、本来いない時期のキャラリアクションは取らせられない事になる。
そうなると残念だが、ピクリマ版FF6ではマディンとティナの親子水入らずの旅はもう諦めるしかない。

DFF

DFFにて、娘のために角を提供した模様。
…はて、彼に角はあったか?

  • 一応角のようなものはある…がわかりにくいのでこの疑問が出るのはある意味普通かもしれない。

PFF

敵全体に無属性の中ダメージを与える。
ティナが実装された当初に持っていた、1日限りの限定召喚石。
別に彼女専用の召喚ではないが、実装当時(2014年)の1日限りの召喚魔法だったためか、持ってる人は「当初からのプレイヤーかつ重課金の証明」とまで言われる。
当時のガチャは10連で、ピックアップキャラの出現率アップなど無かった為でもある。
威力自体はヴァリガルマンダ+3並に強いが属性強化が効かず、召喚魔法自体も何故か強化ができない(マディン+nが無い)ので、今や勲章みたいなものになっている。
当時以降は全く配布も復刻もしていないため、スロットランダム召喚で出てくるたびに、有ることに後発プレイヤーが驚くだけの代物になっている。
運営も忘れていそうなのでここで長々と書かせてもらいましたが、そろそろ配布&強化をよろしくお願いします。

FFRK

レア度4の召喚魔法アビリティ。ケイオスウェイヴで対象全体に無属性のダメージを与える。
またのほうも実装されている。


イベント「失われた絆の証明」のエクストラバトルではなんとボスとして登場。
原作ではその実力を疑問視されていたお父さんの真の実力が見られるだろう。

Gマディン

ティナのリミットブレイク・ガーディアン召喚。
ガーディアンアビリティは「Gビッグバン」「Gテラボルケーノ」。ガーディアン必殺技は「Gケイオスウェイブ」。
必殺技が付いている装備は「シャプロンの帽子【VI】」。
2021/10/31、イベント「ラビリンスダンジョン(炎属性)」装備召喚第1弾で追加された。

WOFF

タイタン系のLサイズのミラージュ
ココロクエストの五大魔震・フィガロ編にてミニゲーム「砂海編」(姉弟の部屋で行うものではダメ)を高成績(全員生存、10ターン以内?)でクリアしないと使用できず、地味に入手難易度の高いミラージュになっている。

  • 敵のHPは合計で6なので、無駄な行動は移動含めて4回しかできない。
    敵3体の居場所は見えず、攻撃の範囲も単体かつ周囲1マスしかない、さらにビビが一発殴られるとその時点で終了ということを考えると、異常にノルマが厳しく完全に運ゲーである。
    これを取得できないとトロフィー2つ(ミラージュコンプトロフィー、トロフィーコンプトロフィー)を失うことになるため、コレクターはポーションを溜めまくることになる。

チョコボGP

『名前は決めてあるんだ。 「ティナ」だ。』
共々レースに参戦。
一向には同行しない為解放にはチケットが必要。今回妻の出番が無いためどうしてるかは不明。
原作では赤子の時から引き離されてた関係か、今作ではかなりの親バカっぷりが目立つ。
強面でイカつい見た目とは裏腹に、物腰低く口調も丁寧だが、ラムウ曰く「元・走り屋」。


マシン《ディッグアーマー

スピード4.5
グリップ2
加速2
ドリフト2
ダート×

まさかのディッグアーマー。しかもマシンセレクトで「プロメテウス」まで登場。
ティナもそうだが、帝国製のマシンをどうやって調達したのだろうか?
本来は中に人が乗り込むような戦車の筈だが、バイクのようにまたがって乗れるようダウンサイジングされている。

アビリティケイオスウェイブ
チャージ時間50秒
説明ブースト状態で真っ直ぐ走行し
接触した他のキャラクターを
大クラッシュさせる。

発売当初からシーズン5までに、おそらく大幅にテコ入れされたアビリティ。
アビリティ発動中は曲がりにくくなるが、壁や障害物にぶつかるとすぐさま方向転換をして再びブーストかけて突っ走る。
ヘイスト並の速度で、効果時間はヘイスガよりちょっと長い程度。
かつては無敵時間が発動直後だけで、ちょっとしたダメージでもあっさり止められていた。
しかし12/22のシーズン5以降念願だった無敵時間を得て、効果中止められる事なく走り続けられるようになった。
走り屋の面目躍如といったところか。
ただし、ダートの影響を受けるのは相変わらず。