映像作品/【アキ・ロス】

Last-modified: 2016-06-22 (水) 18:15:32

Final Fantasy:The Spirits Within

FF映画に登場した主人公である女性科学者。顔立ちや名前から恐らく日系。
博士課程修了という設定で、年齢は27歳。
2065年、30年前に起こった獅子座流星群により生まれた精神エネルギー体「ファントム」により
世界は壊滅状態に追い込まれていた。アキはシド博士との研究の結果、特殊な「波動」を持つ
8つの生命体を集めて「融合」させ「融和波動発生装置」を使用すればファントムに
対抗できる事を知り、それらを集めに行く。その間にやはりファントムに襲われるが、
仲間に助けてもらっても礼の一つも言わないほど鼻っ柱が高い。
しかし、その仲間達もハイン将軍の暴走により次々と失われていく。
さらにハインがゼウス砲爆発直後に撃ったビームが融和波動装置を破壊してしまい、
最後の希望である波動生命体も失われてしまう。
しかしその時、アキの体内に封じられていたファントムが地球のガイア波動に接触して、
奇跡的に最後のスピリットへと変化し、アキ本人の体内で融和波動が完成。
その波動を伝えるため、恋人のグレイが自らを囮にしてファントムに襲われ、その命と引き替えに…
 
シド博士と一緒に「時間が無い」と煽ってグレイを無理矢理前線に立たせたり、
「オマエラ本当に恋人なの?」って思うシーンも結構目立った。
映画公開前にはビキニの水着のCGグラビアも作られていたようである。
映画では終始宇宙服のようなものを着ていたけど。
 
日本語版の声優はアンパンマンの声や女優としても活躍している戸田恵子氏。


名前の綴りは「Aki Ross」。サンフランシスコバリアシティ出身、2038年10月7日生まれの27歳。
美人だがかなり強気な、生体精神波研究センター研究員。
小説版では彼女の心情の内面が細かく語られている。
 

グレイ・エドワーズ大尉とはかつて恋人同士だったが、実験中の事故によりファントムに侵食されてしまい、
シド博士と研究中だった融和波動の理論を応用することで、本来は侵食で即死するはずの状況を、
体内に侵食したファントムを封じ込めて宿したまま、辛うじて一命を取り留める。
この際、彼女自身が融和波動のパーツとなる「第一の精神体(スピリット)」である事が判明。
彼女は自分の身体の治療のため、そしてファントムを倒すため、残りの7つの精神体を集める事になる。
そして、秘密を知られないために何も告げずグレイの元を去った。
体内のファントムのせいか、彼女は謎の悪夢を何度も見る事になる。
 
物語開始時点では、第6の精神体である植物を探してファントムの蠢く廃墟を探していた所を、
かつての恋人であるグレイ率いる対ファントム小隊が救出するところからスタート。
最初はぎくしゃくしていた二人だが、ある事件でアキの秘密が公にされた事をきっかけに、深く協力し合う事になる。
 
後に、融和波動を造るための最後の精神体がなんと「爆心地に潜むファントムの1体」と判明し、
危険を冒して接触を試みるが、ハイン将軍の放ったゼウス砲によりそのファントムは消滅。
しかし、彼女の中にいたファントムが地球のガイア波動に触れることで奇跡的に「第8の精神体」に変化し、
グレイの捨て身の接触により、彼を媒介として完成した融和波動をファントムのガイア波動へぶつけ、
グレイの死と引き替えに全てのファントムは融和して消え去った。
 
……と、小説版はこのような流れを詳しく説明しながら進行してるのだが、
映画本編だとほとんど説明なしでどんどん話が進むので正直訳が分からない。