映像作品/【リサ・パツィフィースト】

Last-modified: 2016-12-30 (金) 13:59:48

FF:U

自然界の「氣」を読み、「氣現術」という技を使うことができる女性。巨乳。CVは氷上恭子
アイユウ異界へと向かう魔列車で出会って以降、異界では二人の保護者に近い役割を担っていて、
危険が迫ったときにはとっさに二人をかばうなど献身的に守っている。
異界に来た目的はアイが勝手に「彼氏探し」だと判断、リサ自身も積極的に否定しないでそれで通しているが、
実際はリサはロシアの国際治安維持機構『C2機関』のエージェントであり、
アイとユウの両親であるハヤカワ博士夫妻を探すため異界にやってきたというのが真相。


山奥の村(中国)で育ち、自然界の「氣」を読む方法は幼少時代、母のもとで修行し伝授してもらった。
その後、母が村を守るために自分の「命の氣」を使って命を落とし、
リサは父に引き取られ、彼の祖国である見知らぬ隣国(ロシア)で日々を過ごすことになる。


アイとユウはもちろんのこと誰に対しても比較的温厚に接するが、
「何を考えているのかわからない」黒き風に対しては時として厳しい言葉をかけることも。
また、時折困っているときに見せる笑顔はアイに言わせれば「子供に媚びてるみたい」なぎこちないもので、
前述のような母を亡くしたこととそれに関連する辛い経験から生まれたものである。


なお、彼氏の話は異界に来た理由としてはまったくの出鱈目でもなく、
個人的な思惑として、諜報機関の先輩であり極秘の特別任務に就いたドルクを探していたが、
TV版では彼氏=ドルクは影も形も見せずに完結してしまった。

その後の物語では、混沌の一部と融合して肉体と自我を完全にのっとられた事で
混沌の下僕となってしまい、ソルジャッシーと名乗るドルクと戦う悲劇的な展開が待っている。

  • ドラマCDではそのクライマックスが描かれており、彼女が主役となっている。

エージェント云々の設定が判明したのはTV版最終話。それもかなり捲くし立てるようにベラベラと語ってくれた。
(伏線らしきものは精々台詞数言程度で、あとは殆ど公開設定資料・小説・OVAで補完されたもの)
それまでの単なるおっぱいお姉さんっぷりから察するに、本来はもっと後で正体が判明する予定だったのだろう。
打ち切りの影響を大きく受けたキャラクターの1人と言える。

  • 外界の章の序盤のシナリオから察するに、元の世界に戻ってから明かされる予定だったと思われる。

FFとしては比較的珍しい風水士なヒロイン。
戦闘時はどちらかというと気功や武術に近い振舞いだが、地形風水術じみた技も披露している。

使用時の独特の呼吸は、「お風呂に入っているような感じで」という注文からで、氷上さんは当初困惑したとかしないとか。


物語は全く覚えていなくてもリサの「魔乳」だけは覚えている視聴者はやたら多いかと。

  • いかなる時でも揺れるし、公式絵の中にはほぼ全裸みたいなことになっている絵もある、ある意味公式エロキャラ。

作中で明言はされないものの、リサの幼少時にいた母と暮らしていた村はどう見ても中国なのだが、
(リサ達の着ている人民服、「氣」という概念、佐渡島洋上の「闇の柱」を視認できる位置関係)
名前だけは欧米系なのは上記のような境遇によるもの。
 
父親のサー・パツィフィーストはアニメの後日談「外界の章」で少し描かれている。
混沌に滅ぼされてしまうよりはいいと、これからの世界を作る「選ばれた人間」の安全と引き換えに、
外界(この世界)の大部分を混沌への生け贄として引き渡そうとしていた外道。
娘のリサは絶句し、ナーヴが珍しく激昂するほどであった。