映像作品/【FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN】

Last-modified: 2022-12-07 (水) 18:16:22

本編

2005年、ゲーム発売から8年の時を経て発表された、FF7の後日談。
セフィロスとの戦いの決着から2年後の物語。
ゲームではなく、90分弱の全編3DCGによる映像作品。


DVDと同時にPSPでもリリースされたため、ゲーム作品と勘違いした人は多数いたという。
ゲーム関係のCGアニメにもかかわらずヴェネチア国際映画祭にノミネートされ
主演の櫻井孝宏がレッドカーペットの上を歩くという事態となった。
同じく全編CGのあのFF映画とは違い9割アクションの娯楽作となっている。


クラウドとマザコンの戦いを描いたFFVIIの続編である映像作品。


ファイナルファンタジーVIIアドベントピーシーズリミテッド」というやたら豪華な限定版が同時発売された。


発売当初は、「FFVII買ったんだけど…随分長いOPだな」
などと、ゲームと間違えて買ったプレイヤーが(大半はネタだが)実在した。


残像が見えるほどのハイスピードアクションが売りだが、
全員Lv100という裏設定があってこその動きらしい。


FFVIIの2年後を描いており、FFVIIのラストで500年後…となっているため、
冒頭で突然498年前…と出る。

  • レッドXIIIの回想という設定なのかもしれない、と思ったのは私だけ?
  • 回想だったらそのキャラクターの視点で描かれるでしょう。レッドXIIIなんて全部で3分もでてないのでは?

グラフィックはすごいけど、内容が薄い…という意見もちらりほらりと。
私は話よりもクラウドの武器とかバイクとかに目が行ってました。

  • 興味ないねが口癖で周りに壁を作っていたクラウドが本編と今作を経て
    最後には守った子供たちと仲間に囲まれ、
    守れなかった人達に見守られて笑顔を見せるという内容は実にいいと思う。

なお、劇中に登場するクラウドの携帯電話は実在する機種を使っている。
というより、その携帯「ドコモP900iVクラウドブラック」は、
本作で使われるということをウリに発売されていた。
そのため、着信音やiモーション、テレビ電話代替画像に至るまで本作一色であった。
本作の発売が大幅に遅れたためコラボレーションとしての意味はほとんどなくなってしまったが。
なお、劇中で水没したこの携帯が着信し続けるシーンがあるが、
製品そのものは特に防水というわけではない。


FFVIIの技が多数登場するが、技名は表示されないし、叫ばない。


主題歌は氷室京介のCALLING。20年くらい前にリリースされた曲である。
野村が氷室のファンで、製作中にずっとこの曲がイメージとして頭にあった為実現した。
はずなのだが、FF7に合ってない。いい曲なんだけどね。


とあるシーンで、カダージュとルーファウスががやり取りを交わす部分がある。
エッジの建設中の高層ビル、その壁面に《13》という数字があるシーンがあるが
これには深い意味があって
現在リリースされているFF本編は《FF12》まで。
《AC》の公開は《FF12》の発売より早かったが、その時点で野村が次回作、
つまり《FF13》を手がけることは決定事項だったらしい。
つまりこの《13》という数字はファンに向けられた《FF13》の製作をするよって言うメッセージだ。と何かの本でよんだなぁ。
知ったときはマジで驚いた。

  • 他にもKHのXIII機関など、野村氏が手がけている作品に13という数字はよく出てくる。
  • っレッドXIII

クレジットがあまりにも読みにくい。
何度も見直せるからといって、あそこまでやる必要は無いと思う。

後日談

仲間達の気遣いで休暇を取ることにしたクラウド
具体的な流れは以下の通り。


仕事中にユフィからバレットの所へ行けと伝言メッセージが

シドから電話が掛かりバレットの所へ以下と言われる

ヴィンセントから電話が掛かり同じくバレットの所へ行けと言われる

バレットの所へ行くとテンゼルとマリンへの贈り物の仕事を頼まれるのと
ユフィからの贈り物の箱の中に臨時休業の札が

ティファに電話を掛け家族で休暇をとる事に


最後のティファに電話を掛けるシーンは他の仲間達とは明らかにトーンが違い
易しい感じになってる。